足場組作業主任者技能講習資格取得方法と特別教育受講とは?

2021年5月16日安全教育,資格講習建設知識、資格

今日はこの資格を紹介してみます。足場と聞くと鳶職人や足場工事を行う高い場所をイメージする人もいると思います。足場工事の親方を目指すならこの資格を取得するには必須の資格になります。

足場組立作業主任者とは?どのような資格で技能講習と特別教育の内容をまとめています

家の建築やマンションの周りを囲うなど日常的に見るケースが多い足場です。

そんな足場でも資格が必要なのはご存知ですか?

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

建設業で人気の鳶職の足場組み立てとは

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足場の種類や組み立てにはいろいろなものがあります。それも一緒にまとめてみたいと思います

足場にはいろいろな種類があります。

使う用途や使う部材も変わってきます。

建設業では足場からの墜落転落による労働災害や死亡災害が起きるケースはニュースで見ることもあります。台風等で足場が崩壊するケースもあります。

だからこそ適切な足場の組み方や作業の方法を知らないといけないためこのような足場の資格があります。

足場にはマンション等の高い場所で使う枠組み足場や住宅等の低層住宅で使用するクサビ足場や橋や橋梁等で使う吊り足場等あります。

以前は足場は木材(丸太)で番線で縛る足場がたくさんありましたが、やはり丸太と鉄線で縛るため強度は含む人によって違うため現在は鉄製の鋼製足場がほとんどです。

鋼製足場は単管パイプやクランプを利用して建物の形状に合った形で、施工に応じて枠組みやクサビ式足場を使って組み上げていきます。

足場組み立て等の作業主任者の技能講習資格取得

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ポイントとして

つり足場(ゴンドラのつり足場を除く)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行うには、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者を作業主任者としはて選任し、その者の指揮のもとに作業を行わせなければなりません。

重要なのは5メートル以上の足場の高さの場合には専門の人を設けないとならない。

作業主任者は足場組立の責任者

足場の組立て等作業主任者の資格を取得するには学科の講習を受けることが必要になります。その講習には決められた時間があり計2日で行われます。最後にはテストもあります。

足場作業主任者の受講内容と取得方法は?

  • 作業方法に関する知識7時間
  • 工事用の設備や機械器具、作業環境等に関する知識3時間
  • 作業者に対する教育等に関する知識1.5時間
  • 関係法令1.5時間
  • 最後に学科試験確認テストが1時間あります。

保有する資格によっては一部講習の時間の免除もあります。鳶技能士や職業訓練指導員の免許を保有している人が対象なのでほとんどの人は以下の条件に当てはまるかによって講習を受けれます。

満21歳以上で、足場作業に3年以上従事した経験を有する者

満20歳以上で、大学、高専、高校、中学において土木、建築又は造船に関する学科を専攻した者で、その後2年以上足場作業に従事した経験を有するもの

こちらの条件に当てはまる人が足場の作業主任者の受講の条件になります。



足場組立作業主任者の役割と資格の内容

職長と作業主任者は関わる業務の内容が違います。作業主任者は元請や事業主がその作業に対して任命しないとならない国家資です。作業主任者は以下の3つの任務があります。

  • 作業方法を決定し作業を直接指揮すること
  • 材料の欠点の有無、器具工具の点検不良品を取り除くこと
  • 作業中、安全帯の使用及び保護具の使用状況を監視すること。

足場作業主任者任命せず労働災害事例

兵庫・伊丹労働基準監督署は、作業主任者を選定せず吊り足場の解体作業をさせたとして、土木工事業の㈲YAMATO(大阪府堺市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の疑いで神戸地検に書類送検した。

平成28年10月、同社は兵庫県川辺郡における高速道路の高架橋の工事現場で、足場組立て等作業主任者を選任せず、吊り足場を解体していた。同社労働者が足場の側面にある防護棚を外すための玉掛け作業を行っていたところ、防護棚が外側に曲がり20メートル下の土手に墜落し死亡する労働災害が発生している。

 作業主任者を選定しなかった理由として、同社は「作業当初にいた作業主任者がいなくなった後、選任することを怠っていた」としている。

【平成29年3月22日送検】

労働新聞社引用

足場の組立て等の業務特別教育とは

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平成27年7月1日に改定された新たな特別教育は、足場からの墜落転落や労災事故を減らすため足場作業に関わる人は必ず受講をしないとならない特別教育になります。

足場組立作業に関わる人は受講が必須になってます。

作業の指揮命令をするのが作業主任者です。

特別教育は安全衛生法第59条に基づき事業主が作業に従事する人に教育をしないといけない内容です。

足場の高さに係りなく、足場の組立、 解体又は変更の作業に係わる業務(地上又は堅固な床上における 補助作業は除く)に携わる作業者に求められます。

足場の組み立て解体には特別教育が必要ですが、地上での作業と言うことで材料の運びで足場へ登らない場合には資格は不要になります。 

足場組立で特別教育の資格は必要性は?

足場に関わるものなので枠組足場、張り出し足場、クサビ足場はやはり必要になりますローリングタワーでも同じく特別教育は必要になります。

特別教育は脚立やはしごの姿をする作業でも必要なのかと言うとはしごや脚立を使う場合には不要になります。

ただし脚立を二台立てて板を渡す場合には、脚立足場となるので特別教育の受講は必要になります。

足場組立特別教育の受講方法とは

足場組立作業に関わるなら早めに受講しておかないと作業出来ない。

受講に関して受講資格は、18歳未満でも受講は可能ですが、実際には足場の上に18歳未満を登らす事は労働基準法で定められている内容では作業を行わす事はできません

足場の講習は特に制限はなく誰でも受講が可能になります。

受講時間は、経験者と未経験者で講習時間が変わります。平成27年7月以前で足場の作業を携わっていた方は3時間の講習時間となります.

全くの未経験者は6時間の受講資格になります。

足場の組み立て等作業主任者の資格を既に持っている方はこの特別教育の受講は不要です。

足場組立作業特別教育未受講で労働災害事例

高知・安芸労働基準監督署は、足場組立てに関する特別教育をしていなかったとして、建設業の㈱石川建工(高知県高知市)と同社取締役現場責任者を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで高知地検に書類送検した。

平成29年9月、高知県香南市の体育館で吊り天井の改修工事をしていたところ、足場の組立て作業に従事していた関係請負事業者の労働者(21歳男性)が墜落、死亡する労働災害が発生した。同社は、安衛法で義務付けられている足場の組立て作業に関する特別教育を実施していなかった。

また、実態として被災者を派遣労働者として使用していたと認められたため、労働者派遣法第45条(労働安全衛生法の適用に関する特例等)にも違反していたとした。

【平成30年5月29日送検】

労働新聞社引用

足場組立作業技能講習と特別教育のまとめ

足場の組み立て作業主任者の資格があれば鳶職人として作業指揮者として活躍できます。その中で作業を指揮するには経験と知識が必要です。

玉掛技能講習フルハーネスの特別教育等のスキルを磨くのも1つです。一緒に取得しておきたいのが型枠支保工鉄骨作業主任者等の資格などチャレンジしてみてはどうでしょうか。