2級土木施工管理技士補、技士とは?受験内容と合格するための対策を徹底解説

2021年7月6日土木施工管理,資格講習土木施工管理,施工管理技士,資格講習

この記事では、2級土木施工管理技士試験に合格するための対策と試験内容について解説していきます。

試験に合格するためには、まず過去問題をこなすことが重要ですが果たして過去問題だけで合格できるかといったら不安ではないかと思います。

「2級土木施工管理技士に合格するにはどうしたらいいのか」「2級土木施工管理技士になるとどういった仕事ができるか」など、資格に関する分からないことを中心に解説していきます。

尚、過去問題をダウンロードする場合は、こちらの記事からダウンロードください。

この記事のもくじ

2級土木施工管理技士、技士補とは?

土木工事の施工計画を作成し、現場での工程管理や品質管理、安全管理などを適切に実施する為に必要な資格です。 2級土木施工管理技士は、建設業法で定められた一般建設業の許可を受けている建設業者の営業所における「専任技術者」及び工事現場における「主任技術者」となることが認められています。

資格・試験ガイド「2級土木施工管理技士」|日建学院

と、あるように簡単にいえば2級土木施工管理技士とは、土木現場における管理全般を任された重要な仕事を担うことができる資格ということです。

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1級と2級の違い

1級土木施工管理技士との違いは、大まかにいえば請け負う工事の金額によっての違いで分かれています。

施工管理技士条件技術者
1級土木施工管理技士元請の特定事業者が、総額4,000万(建築一式の場合6,000万)以上監理技術者
2級土木施工管理技士それ以外の工事現場全般主任技術者

ちなみに、1級土木施工管理技士の資格を取得すると主任技術者になることもできます。

そうなると「2級土木施工管理技士の資格は取っても意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、2級土木施工管理技士の資格を取得すると学歴や実務経験に関係なく1級土木施工管理技士の試験を受験することができます。 
早く、1級の資格を取得したい場合には、2級をなるべく早くといいですね。私も実際にそうやって1級取得しました。

将来性はあるの?

「主任技術者って現場で需要があるのかな?」と不安になるかもしれませんが、ズバリ言えば今後も需要がある資格ではないかと思います。

後々解説していきますが、施工管理技士全般の資格では実務経験をある程度積まなければ受験することができず、科目によっては難関の資格ではないかともいわれています。

そのため、資格を取得できる技術者や保有している技術者が少ないことから、今後も需要のある資格だといえます。

2級土木施工管理技士の資格を取るメリット

先述したように、将来性のある資格だと述べましたが、他にも資格をとることで得られるメリットはいくつかあります。

資格手当・給与がアップする

2級土木施工管理技士は資格手当をもらうことができる資格となっています。

そのため、給与面も手厚くサポートが受けられるようになるので待遇面が改善されるようになります。

下の記事では、土木施工管理技士の給与などを解説していますので是非、今の所得と見比べてみると参考になるかと思います。

ままた、こうした施工管理技士のための転職サイトからより条件のよい企業へ転職することもできるので就職の幅も広がる資格ではないかと思います。

是非、どのような仕事があるのか参考に見てみてください。

現場監督になれる

先述したように2級土木施工管理技士は、主任技術者になることができる資格となっています。

現場監督になると、様々な待遇が改善されます。

また、現場監督として様々な仕事の管理を任されるようになるので下の記事を読んで是非どんな仕事をするのか参考にしてみてください。

実務経験を積むうえでも役に立つ情報ではないかと思います。

参考記事:地下鉄やトンネルの構築の方法と土木施工管理技士知りたい知識

参考記事:JRの作業資格と現場管理を目指すには専門の資格が多数ある

2級土木施工管理技士試験の受験は難しい?

ズバリ、2級土木施工管理技士の資格は比較的難易度の高い試験だと言われています。

難易度はやや高めだけど独学でも合格可能

施工管理技士に試験は全体的に難易度が高めなので、やや難しく感じるのは事実です。

しかし、出題傾向として過去問題から出題されたり、1次試験はマークシート方式なので完全に分からなくても当たる可能性は高くなります。

また、仕事との両立が難しいので独学で勉強をすることは大変ですが、効率よく勉強をすれば独学でも合格することは可能です。

60%以上の正答率で合格

正答率が全体の60%以上取れれば、合格になるので完璧に点を取らなくてもいい試験になっています。

全然覚えられなくても、過去問題や参考書から問題の傾向を読み取り、ポイントを絞って試験対策をすれば合格することができます。

1級と2級はどちらが難しい?

ズバリ、1級の方が難しいといえます。

その違いは、試験内容で難易度が変わるのではないかと言われています。

1級土木施工管理技士は出題範囲が広く、十分に対策をとらなければ合格することが難しくなります。

一方、2級土木施工管理技士は科目によって出題範囲が違いますが、出題範囲が狭いので対策が取りやすくなっています。

そのため、対策を十分とって勉強すれば合格できる資格であるといえます。

特に下の記事は、2級土木施工管理技士の試験でポイントとなる部分を押さえてあるので是非試験勉強のためにも目を通しておくと良いでしょう。

監理技術者の配置と専任条件を施工管理技士補対策でまとめてみた。

監理技術者と主任技術者配置を2021年施工管理技士補想定問題としてまとめ

建設業法と建設業許可2021年施工管理技士過去問題(想定問題)令和3年

2級土木施工管理技士試験概要

2級土木施工管理技士の試験内容について解説していきます。

受験資格

1次試験は17歳以上の者は受験することができます。

2次試験の受験資格は以下の条件となっています。

(1次試験を合格した者のなかで)

学歴指定学科指定学科以外
大学/専門学校(高度専門士)卒1年以上1年6カ月以上
短大/高専/専門学校(専門士)2年以上3年以上
高校/中学/専門学校(専門士以外)3年以上4年6カ月以上
その他8年以上(指定学科関係なく)
全国建築センター

※指定学科についてはこちらより確認ください。

1次試験免除条件

「イ」については、同じ年度の1次試験を合格している人に限ります。

「ロ」については、旧制度の学科試験を合格している人に限ります。

当年度の2級土木施工管理技術検定・第一次検定の受験者(「第一次検定のみ受験者」を除く)
ロ(1)令和2年度2級土木施工管理技術検定 学科・実地試験の学科試験合格者
(2)平成28年度の学科試験のみ合格者で、2級土木施工管理技術検定 第二次検定の受検資格を有する者
(3)技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門、上下水道部門、農業部門(選択科目を農業土木とするものに限る)、森林部門(選択科目を森林土木とするものに限る)、水産部門(選択科目を水産土木とするものに限る)又は総合技術監理部門(選択科目を建設部門若しくは上下水道部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限る)に合格した者で2級土木施工管理技術検定 第二次検定の受検資格を有する者
(4)学校教育法による大学を卒業した者で在学中に施工技術検定規則(以下「規則」という)第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後1年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格(在学中の合格も含む。以下同じ。)し、卒業した後4年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
(5)学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後2年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後5年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者
(6)学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(短期大学又は高等専門学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、短期大学又は高等専門学校を卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
(7)学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後3年以内に平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し3年以上の実務経験を有する者
(8)学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び短期大学又は高等専門学校在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後7年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者
(9)学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、平成27年度までの2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後8年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験(第二次検定)を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
全国建築センター

この条件を満たしている人は、1次試験が免除され、2次試験から受験することができます。

受験内容

受験内容は以下の通りです。

試験試験方式
1次試験マークシート方式
2次試験記述式

出題範囲

2級土木施工管理技士はそれぞれの部門ごとに範囲が違います。

土木部門

1次試験土木工学等1.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な土木工事、電気工事、電気通信工事、機械工学及び建築学に関する概略の知識を有すること。
2.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書を正確に読みとるための知識を有すること。
施工管理法1.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工務管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する基礎的な知識を有すること。
2.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な基礎的な能力を有すること。
2次試験法規建築工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する概略の知識を有すること。
施工管理法1.主任技術者として、土木一式工事の管理を適確に行うために必要な知識を有すること。
2.主任技術者として、土質試験及び土木材料の強度等の試験を適確に行うことができ、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所要の強度を得る等のために必要な措置を行うことができる応用能力を有すること。
3.主任技術者として、設計図書に基づいて工事現場における施工計画を適切に作成すること、又は施工計画を実施することができる応用能力を有すること。
全国建築センター『2級土木施工管理技士試験内容』

鋼構造物塗装

1次試験土木工学等1.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な土木工事、電気工事、電気通信工事、機械工学及び建築学に関する概略の知識を有すること。
2.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書を正確に読みとるための知識を有すること。
鋼構造物塗装施工管理法1.土木一式工事のうち鋼構造物塗装に係る工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する概略の知識を有すること。
2.土木一式工事のうち鋼構造物塗装に係る工事の施工の管理を適確に行うために必要な一応の応用能力を有すること。
2次試験法規建築工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する概略の知識を有すること。
施工管理法1.主任技術者として、土木一式工事の管理を適確に行うために必要な知識を有すること。
2.主任技術者として、土質試験及び土木材料の強度等の試験を適確に行うことができ、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所要の強度を得る等のために必要な措置を行うことができる応用能力を有すること。
3.主任技術者として、設計図書に基づいて工事現場における施工計画を適切に作成すること、又は施工計画を実施することができる応用能力を有すること。
全国建築センター『2級土木施工管理技士試験内容』

薬液注入

1次試験土木工学等1.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な土木工事、電気工事、電気通信工事、機械工学及び建築学に関する概略の知識を有すること。
2.土木一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書を正確に読みとるための知識を有すること。
薬液注入施工管理法1.土木一式工事のうち薬液注入に係る工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する概略の知識を有すること。
2.土木一式工事のうち薬液注入に係る工事の施工の管理を適確に行うために必要な一応の応用能力を有すること。
2次試験法規建築工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する概略の知識を有すること。
施工管理法1.主任技術者として、土木一式工事の管理を適確に行うために必要な知識を有すること。
2.主任技術者として、土質試験及び土木材料の強度等の試験を適確に行うことができ、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所要の強度を得る等のために必要な措置を行うことができる応用能力を有すること。
3.主任技術者として、設計図書に基づいて工事現場における施工計画を適切に作成すること、又は施工計画を実施することができる応用能力を有すること。
全国建築センター『2級土木施工管理技士試験内容』

2級土木施工管理技士試験に合格するための対策

では、2級土木施工管理技士に合格するための対策を解説していきます。

過去問題を解く

何よりまず、取り組んでもらいたいことが過去問題を解くことです。

過去問題から似た問題などが出題されることもありますし、試験の傾向をつかむことができます。

まず試験対策を始めるのであれば、過去問題から取り組むようにしましょう。

過去問題をダウンロードする場合は、こちらの記事にまとめてあるので是非ダウンロードして利用してみてください。

参考書やテキストを活用する

過去問題を解いていくことは重要ですが、どうしても途中で分からない用語や問題が出てくることがあるかと思います。

そこで、過去問題と併用して使ってもらいたいのが参考書やテキストです。

参考書やテキストを選ぶポイントは、最新の試験傾向をまとめているものを選ぶようにしましょう。

またご自身の勉強の仕方に合わせて、問題の多いテキストにするか、解説が細かくまとめてある参考書にするのか掲載内容をよく把握したうえで選ぶようにしましょう。

こちらは、最新の参考書がまとめてあるので用語などの解説が欲しい方はこちらをチェックしてみてください。

こちらは、過去問題がまとめてあるとともに分かりやすい解説もついているので問題をひたすら解いて、簡単に解説を見たいという方はチェックしてみてください。

こちらは、施工管理技士試験の山場である2次試験を重点的に対策をしている参考書がまとめてありますので、2次試験の対策がしたい!という方はチェックしてみてください。

通信講座を利用する

「独学ではなかなか勉強が進まない…」「過去問は解いてるけどこれで本当にあってるのか相談したい」といった場合は通信講座を利用してみてもよいかと思います。

通信講座では、オリジナルテキスト付の講座があったり、分からないことを相談できるサービスなどもあります。

講座によっては模擬試験を受けられたり、理解度に合わせてレポートに添削をしてくれる講座もあるので勉強スケジュール管理がしっかりと組み立てられます。

独学に限界を感じた…と思ったら利用してみてもよいかと思います。

2級土木施工管理技士補学科実地の通信教育のおすすめ

大手通信教育講座「ユーキャン」でも、2級土木施工管理技士の講座が開講されています。

ユーキャンのいいところは、理解度に合わせてレポートを添削してくれるサービスがあります。

また、テキストも準備0から始められるほどはじめてでも分かりやすいテキストが用意されています。



あらゆる土木建設の場で、作業工程の責任者である「主任技術者」として活躍できる2級土木施工管理技士です。

専門的な知識と経験を持つ存在として、有資格者は企業から求められる存在に。就職・転職やキャリアアップも有利にもなります。
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通信教育で学ぶ2級土木施工管理技士補学科実地対策



一次(学科)・一次・二次(学科・実地)・二次(実地)の各コースがあり、推薦教材の案内から始まり

受験対策10ファイル/質問回答サポートサービス/添削サービス/『実践!セコカン 確実に合格を勝ち取るための 11のポイント』/模擬試験&過去10年問題解答など多彩な情報提供がある通信教育です。

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まとめ

今回は、2級土木施工管理技士試験を突破するための対策と試験内容について解説していきました。

令和3年度から、受験資格のハードルも低くなり、また技士補と技士の試験別々になっていたものが1次試験を突破すれば技士補になることができるようになりました。

受験しやすくなったため、これを機に自身のスキルアップのためにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。