林業架線作業主任者ってどんな仕事?技能講習 取得を仕事内容から資格まで分かりやすく解説

近年、世界的に木材価格が高騰してきたことが日本でも影響を及ぼしているニュースが取り上げられました。

一方で林業に携わる就労者が減少傾向であることも現実問題として取り上げられています。

そこで、様々な面から注目される林業、なかでも重要となる「林業架線作業主任者」について仕事内容から資格まで分かりやすく解説していきます。

このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。

建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました

 
千尋さん保険屋
林業資格ですか?
 
ネコマル
そうですね。今回は林業資格です

林業架線作業主任者ってどんな仕事をする人?

林業架線作業主任者ってどんな仕事をする人?

皆さんは、「林業」という仕事を思い浮かべるとしたらどんなことを想像しますか?

チェーンソーで松や杉の木などを切るイメージがあるのではないかなと思います。

林業とは、皆さんのイメージの通り杉や松といった木を伐採し、伐採した木を加工場などに運搬する(運材)といった仕事をする職業です。

こうした林業に関わる業務の責任を担うのが「林業架線作業主任者という方です。

 
千尋さん保険屋
架線の意味は?
 
ネコマル
もう少しお待ちください

林業架線作業主任者とは、労働安全衛生法に基づく作業主任者の一つです。

機械集材装置若しくは運材索道の組立て、解体、変更若しくは修理の作業又はこれらの設備による集材若しくは運材の作業を行う場合は、林業架線作業主任者免許を受けた者のうちから、作業主任者を選任しなければなりません。

この「林業架線作業主任者」になるための方法や資格取得について後ほど解説していきます。

木材の伐採で危険を伴うチェーンソーの扱い

林業でメインの作業となる木の伐採にはチェーンソーを取り扱います。

造園屋では高い樹木に駆け上がり空中を舞うように枝払いをしていく職人を【ソラシ】【空士】とか言っていますね。

チェーンソーは取り扱いによる事故が特に多い危険な道具であるということを認識しておかなければなりません。

こうした危険なチェーンソーを安全に取り扱うためにも「特別講習」を受けなければならないという義務があります。

チェーンソーを取り扱う際の特別教育の内容については、下の記事に詳しく掲載されています。

また、チェーンソーを取り扱うときは「ズボン」や「チャップス」というものを身につけなければなりません。

チェーンソーを扱うなら必須!チャップスの必要性

 
千尋さん保険屋
チュッパチャプス
 
ネコマル
はい、終わり

チャップスとはチェーンソーを扱うときにチェーンソーによるけがを防止するための防刃機能がついた主に下半身に着けるものです。

チェーンソーは刃が高速回転するため傷口がズタズタになりやすく、刃が入り込みやすいためケガをした場合に治りにくいという危険性があります。

そこで、こうしたケガから守るためにチャップスを着用するということです。

下記におすすめしているチャップスは、軽量化に優れ、チェーンソーによる油汚れも防止してくれる機能があります。

危険性を伴うチェーンソーを取り扱うのであれば、チャップスは必ず着用すべきで、特別教育でその着用の重要性も説明してくれます。



林業架線作業主任者:知っておきたい林業重機(機械)

林業架線作業主任者になるなら知っておきたい林業機械
フォワダーイメージ

林業の仕事に一つである「運材」について解説していきます。

チェーンソーで伐採した木材を運びだすためにも様々な資格を有します。

 
千尋さん保険屋
作業主任者は・・・
 
ネコマル
林業について説明してから

国の指針において、

平成26年6月1日から、伐木等機械、走行集材機械、架線集材機械(以下「車両系木材伐出機械」という)、簡易架線集材装置は、労働安全衛生法令(安衛法令)上の木材伐出機械等として、新たに規制の対象となりました。

これまでは、木材伐出機械等のうち、機械集材装置、運材索道について安衛法令が適用されていましたが、車両系木材伐出機械による休業4日以上の死傷災害が増加傾向にあり、死亡災害など重篤な災害の割合が高くなっていることから、新たに規制の対象としました。

厚生労働省「車両系木材伐出機械安衛則等改正ハ゜ンフレット」

と、定められています。

つまり、チェーンソーだけでなく木材の運搬に関わる機械に対しても安全教育をしたり、資格を有しなければならないということです。

例えば、フォワダーで資材を運ばなければいけないときは、キャリアダンプの操作ができる「不整地運搬車」の技能講習(特別教育)など講習終了を有する必要があります。

※下の記事では「不整地運搬車」の技能講習について解説しているので参考にしてみてください。

また、ユンボやパワーショベル(バックホー)の運転をする場合は、「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)」の資格を有しなければ操作をすることができません。解体機械でハサミみたいになっている解体用のアタッチメントを使うなら車両系建設機械の解体になりますよね。

※下の記事では、「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)」の技能講習について解説していますので合わせて読んでみてください。

と、こうした運搬などに関わる機械は

「走行集機械」の特別教育と合わせて技能講習(車両系、不整地、クレーンなど)を受講・取得しなければならないという規則が定められているということです。

林業架線作業主任者:「高性能林業機械」とは?フェラーバンチャー

林業架線作業主任者になるなら知っておきたい「高性能林業機械」
フェラーバンチャー

先述したようにチェーンソーでの伐採作業は危険が伴うことを解説しました。

しかし、現場によってはチェーンソーでは伐採することができない危険な現場でやらなければならないこともあります。

 
千尋さん保険屋
見たことない機械
 
ネコマル
山の中で使う機械なんで

そこで伐採した木材を伐採し、運搬してくれる自走式機械を「フェラーバンチャー」と呼びます。

このような安全性・作業効率性・作業者の身体負担を軽減することを前提とした機械のことを総称して「高性能林業機械」と呼ばれています。

高性能林業機械には、先ほど紹介したフォワダー、フェラーバンチャー、ハーベスタ、プロセッサ、スキッダ、タワーヤーダ、スイングヤーダの7機種を指します。

高性能林業機械を操作するには特別教育とプラスα技能講習が必要となります。

伐木等機械の特別教育と合わせて技能講習(車両系、不整地、クレーンなど)を受講・取得しなければならないという規則が定められているということです。

では林業の機械を操作する為の資格講習についてまとめていきたいと思いますので、気になる必要な資格は?林業架線作業主任者の取得と合わせてチェックしてみてください。