監理技術者と主任技術者配置を2021年施工管理技士補想定問題としてまとめ

2021年5月16日現場豆知識建設知識,資格

建設業法、建設業法施行令及び建設業法施行規則における用語はわかりにくい中で、主任技術者や監理技術者の配置任命も非常にわかりづらくなかなか、監理技術者や主任技術者の内容を現役の施工管理でも把握出来てない場合もあります。

ここでは、監理技術者の役割と専任業務、主任技術者の配置義務などをまとめてます。ハウスメーカーの悪口ではありませんが、監理技術者の実態をまとめてます。

今回は施工管理技士や施工管理技士補に新たに要件として加わった主任技術者や監理技術者に対しての想定問題を作成してみました。

それに合わせて解説してみたいと思います。(この内容をまとめるにあたってにそれぞれ「法」、「令」、「規則」という表記でまとめています)

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

施工管理技士、技士補に配置技術者を過去問で説明

建設業法は難しいのでクイズ式でまとめてみました

建設業法で監理技術者と主任技術者の想定問題を作ってみました。まずはこの問題5問が解けるか現役の施工管理技師で現場監督の私が皆さんに対して選択問題を作ってみましたので回答できるかどうかチャレンジしてみてください。

土木施工管理、建設施工管理、管工事施工管理、造園施工管理、電気施工管理、電気通信施工管理、建設機械施工管理に対して幅広く対応できるかと思います。

令和3年から施工管理技師、施工管理技技師補ともに出題範囲と主任技術者、監理技術者の分野が新たに追加されました。そこに関わる建設業法は特に覚えておく必要があるかと思います。

答えは最後に記載します 

施工管理技士補/技士の想定問題 問題1

施工管理技士/技士補の想定問題 問題1

次の4つの設問の中で正解を1つ選択し回答してください。
①監理技術者は現場の品質だけを管理する役割がある
②監理技術者は現場に原則1名を配置することが望ましい
③監理技術者は現場代理人と兼任はできない
④監理技術者は経験を基準に配置任命を行う。

施工管理技士補/技士の想定問題 問題2

施工管理技士/技士補の想定問題 問題2

①主任技術者は500万以上の工事を請負場合には配置をしないとならない。
②監理技術者は下請契約の請負代金の額の合計が2500万円以上となる場合には配置しないとならない
③発注者の追加変更等が見込まれ4000万以上の請負になる場合には主任技術者から監理技術者に変更必要である
④ 下請契約の請負代金の額の合計が4,000万円には一般建設業と監理技術者を配置しないとならない。

施工管理技士補/技士の想定問題 問題3

施工管理技士/技士補の想定問題 問題3

次の4つの設問の中で正解を1つ選択し回答してください。
①監理技術者を配置後、会社の都合で監理技術者を変更した。
② 工程上一定の区切りと認められる時点で監理技術者の変更を当初計画協議し経験が同等の監理技術者に変更した。
③橋梁のプレキャストの工場から現地へ工事の現場が移行する際でも品質が確保出来ない為、監理技術者は交代させてはならない
④ 請負代金の額の合計が3500万で主任技術者を配置していたが、発注者変更により4000万になった場合には主任技術者から監理技術者への変更は出来ず2名配置する必要がある。

施工管理技士補/技士の想定問題 問題4

施工管理技士/技士補の想定問題 問題4

次の4つの設問の中で正解を1つ選択し回答してください。
①営業所における専任の技術者は監理技術者に任命出来ない。
② 監理技術者から特例監理技術者への変更は出来ない。
③ 特例監理技術者場合には派遣社員や短期雇用でも支障がない。
④ 監理技術者が専任から兼務に変わり、監理技術者補佐(技士補)を新たに専任した。

施工管理技士補/技士の想定問題 問題5

施工管理技士/技士補の想定問題 問題5

次の4つの設問の中で正解を1つ選択し回答してください。
① 監理技術者等の職務として全体の統括的施工管理は現場代理の職務に該当するので職務に含まれない。
② 下請の主任技術者は現場作業に係る実地の技術指導は元請の責任の為、関与しなくてよい
③ 受注者が発注者の指定した余裕期間内で工事開始日を選択する工事)においては、工事開始日をもって契約工期の開始日とみなし、契約締結日から工事開始日までの期間は、監理技術者等を設置することを不要である。
④ 工場製品を工場へ注文した下請 (又は元請)やその上位の下請、元請の主任技術者等については、工場での工程についても合理的な方法で品質管理を工場に一任する。

なかなか見つからないのが施工管理技士の通信教育です。

  • 電気施工管理技士対策
  • 管工事施工管理技士対策
  • 土木施工管理技士対策



  • 土木施工管理技士対策



  • 土木(建築・電気工事・管工事・造園・舗装・建設機械)施工管理技士



通学で10万単位でお金を払うのであれば、去年はコロナで通学等もなかなかできず勉強に集中できなかった方もいるかもしれません、今年もどうなるか分からないので通信教育でコツコツと行うのもポイントかもしれませんね。

監理技術者の役割とは?施工管理技士、技士補対策問題

監理技術者の配置の要件はどのような内容?

建設業の許可を受けて建設業を営む者(以下「建設業者」という。)は、建設工事の適正な施工を確保するために、請け負った建設工事を施工する工事現場に、建設工事について一定の資格を有する者(主任技術者、監理技術者、特例監理技術者又は監理技術者補佐)「監理技術者等」を配置して工事の施工の技術上の管理を行う必要があります。

なお、監理技術者等の配置は、原則として1名が望ましいとされています。 (法第26条第1項・第2項、『監理技術者制度運用マニュアル』二ー二(1))

その業務は後から記載します。

監理技術者の配置は金額とは?


発注者から直接請け負った建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額の合計が4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上となる場合には、特定建設業の許可が必要となるともに、主任技術者に代えて監理技術者を配置しなければなりません。
(法第26条第2項)

施工管理技士として知っておくポイント

請負代金の合計が4000万以上の場合には特定建設業許可と監理技術者がポイントになります。

主任技術者の役割とは?施工管理技士、技士補対策問題


建設業法(以下「法」という。)においては、 建設業の許可を受けたものが建設工事を施工する場合には、請負金額に係わらず工事現場における工事の施工の技術上の管理をつかさどる者として、主任技術者を配置しなければなりません。 (法第26条第1項)

施工管理技師として知っておくポイント

請負金額にかかわらず工事現場における施工の技術上の管理を司る者として主任技術者を配置しないとならない。

主任技術者と監理技術者の請負金額とは?

ここの金額による配置の基準は理解しておこう

請負金額に関係なく元請、下請に関係なく当初は主任技術者を設置した工事で、大幅な工事内容の変更等により、工事途中で下請契約の請負代金の額の合計が4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上となったような場合には、発注者から直接建設工事を請け負った特定建設業者は、主任技術者に代えて、所定の資格を有する監理技術者を配置しなければなりません

ただし、工事施工当初においてこのような変更があらかじめ予想される場合には、当初から監理技術者になり得る資格を持つ技術者を配置しなければなりません。
(『監理技術者制度運用マニュアル』二ー二(3))

監理技術者等の途中交代があった場合には

建設工事の適正な施工の確保を阻害する恐れがあることから、監理技術者等の工期途中での交代は、原則認められていません。

これが認められる場合としては、監理技術者等の死亡、傷病、出産、育児、介護又は退職等のやも得ない場合のほか、下記の場合などがあります。
(『監理技術者制度運用マニュアル』二ー二(4))

  • 受注者の責によらない理由により工事中止又は工事内容の大幅な変更が発生し、工期が延長された場合
  • 橋梁、ポンプ、ゲート、エレベーター、発電機・配電盤等の電気機品等の工場製作を含む工事であって、工場から現地へ工事の現場が移行する時点
  • 一つの契約工期が多年に及ぶ場合

いずれの場合であっても、発注者と元請との協議により、交代の時期は工程上一定の区切りと認められる時点とする。

交代前後における監理技術者等の技術力が同等以上に確保されるとともに、工事の規模、難易度等に応じ一定期間重複して工事現場に設置するなどの措置をとることにより、工事の継続性、品質確保等に支障がないと認められることが必要です。

協議においては、発注者からの求めに応じて、直接建設工事を請け負った建設業者が工事現場に設置する監理技術者等及びその他の技術者の職務分担、本支店等の支援体制等に関する情報を発注者に説明することが重要です。



監理技術者配置方法とは?施工管理技士、技士補対策

監理技術者から特例監理技術者への変更は、工期途中での途中交代には該当しませんが、監理技術者が専任から兼務に変わり、監理技術者補佐を新たに専任で設置するなど、施工体制が変更となることから、事前に発注者に説明し理解を得ることが望ましいとされています。

ここで監理技術者の補佐がありますが施工管理技士補の合格者が必要になります。

施工管理技士が知るべきポイント!

発注者から直接請け負った特定建設業者が、監理技術者を専任で置くことが必要となる建設工事において、監理技術者補佐を工事現場ごとに専任で置き、監理技術者を複数の工事現場で兼務させる場合、この監理技術者のことを「特例監理技術者」といいます。

専任技術者と配置技術者とは?

会社の事務所ごとに専任技術者を設ける

営業所における専任の技術者と監理技術者等との関係について

営業所における専任の技術者は、営業所に常勤してその職務に従事することが求められています。

例えば会社(支店や営業所では、一級土木施工管理技師や一級建築施工管理技師などの事務所(営業所に対して)専任の技術者を設けないとなりません。

ただ、工務店や建設会社では資格を保有している人が不足することもあります。そのため営業所で専任している技術者を現場に監理技術者として配置しないといけない場合もあります。

人数が足りないのですから当然そうしないとならないですが例えば、東京の事務所で、仙台とかの工事現場に管理技術者と配置してしまうと営業所の専任の技術者が不在となってしまうため下記の要件を満たす場合には監理技術者として配置が可能になります。

特例として、下記の要件を全て満たす場合は、営業所における専任の技術者は、工事の専任を要しない監理技術者等となることができます。
(平成15年4月21日付 国総建第18号『営業所における専任の技術者の取扱いについて』)

  • 当該営業所において請負契約が締結された建設工事であること
  • 工事現場と営業所が近接し、当該営業所との間で常時連絡を取りうる体制にあること
  • (工事現場の職務に従事しながら実質的に営業所の職務にも従事しうる程度であること)
  • 所属建設業者と直接的かつ恒常的な雇用関係にあること
  • 当該工事の専任を要しない監理技術者等であること

解りにくいのが、国の法律や規則ですが簡単に説明すると自社で契約した工事で、現場と会社や支店が近いので、連絡や行ききが楽で現場と会社や支店で仕事が両方出来るけど、どちらかと言うと会社や支店の方で仕事出来て、正社員の雇用がある他の工事で監理技術者になっていない。

監理技術者のやらなければならない仕事とは?

監理技術者にはたくさんの仕事と責任がある

監理技術者等は、当該建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理その他の技術上の管理及び当該建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を誠実に行わなければなりません。 (法第26条の4第1項)

監理技術者等の職務の明確化
元請の主任技術者、監理技術者又は特例監理技術者の職務とは?

ゼネコンでは監理技術者はプライドと責任の中で現役の社員の兼任で現場管理は上手くいってます。

  1. 請負の建設工事全体の統括的施工管理
  2. 請負の建設工事全体の施工 計画書等の作成
  3. 下請の作成した施工要領書等の確認
  4. 設計変更等に応じた施工計画書等の修正
  5. 請け負った建設工事全体の進捗 確認
  6. 下請間の工程調整
  7. 工程会議等の開催、参加、巡回
  8. 請負の建設工事全体に関する下請からの施工報告の確認、 必要に応じた立ち会い確認、事後確認等の実地の確認
  9. 請け負った建設工事全体における主任技術者の配置等法令遵守 や職務遂行の確認
  10. 現場作業に係る実地の総括的技術指導

ハウスメーカーの監理技術者の実態

ハウスメーカーの監理技術者はゼネコンと違いとりあえず資格を持ってる人を再雇用や中途採用ばかりで中には天下りや資格だけで現場経験もないシルバーセンターの集まりみたい会社が多く積水ハウスや旭化成ホームズではノーヘルや咥えタバコの配置技術者は多数見かけたことがあります。

管理監督者が一番マナーが無い状態で、職人や施工管理から質問を受けるとこのようにハウスメーカーの監理技術者は返信すると言われる、

  • 請負の建設工事全体の統括的施工管理
    • 私には金の権限がない
  • 請負の建設工事全体の施工計画書等の作成
    • やった事がないから任せる。
  • 下請の作成した施工要領書等の確認
    • とりあえず事故するな
  • 設計変更等に応じた施工計画書等の修正
    • 私は昔偉かったんだよ。だから経験あるけど、自慢話
  • 請け負った建設工事全体の進捗確認
    • 引渡しはココだから私に聞くな
  • 下請間の工程調整
    • とりあえずサインを要求、なんかあったら監督責任で放置
  • 工程会議等の開催、参加、巡回
    • 下請誰も参加してくれない。
  • 請負の建設工事全体に関する下請からの施工報告の確認、 必要に応じた立ち会い確認、事後確認等の実地の確認
    • 是正指示しても、話しも聞いてくれない。
  • 請け負った建設工事全体における主任技術者の配置等法令遵守 や職務遂行の確認
    • とりあえず書類だけ回収、下請の事務にだけキツイ言い方
  • 現場作業に係る実地の総括的技術指導
    • なるべく職人と合わないようにする

配置技術者は監理技術者としてハウスメーカーにいますが、実際にはこんな業務をしており建設指導ではなく、自己を守る人たちばかりです。

言い方わるいが、何を自分の保身で資格一つでぶら下がるのでしょうか?そんな人は早く引退した方がいいですよ。→下請の事務からはハウスメーカーの配置技術者や監理技術者はいらないと言われています。

現場の施工管理や職人からは、正直言って答え出せない人は現場にはいらない!と言う声もあります。

下請けの主任技術者の業務とは何でしょうか

下請の主任技術者のうち複数工種のマネージメントを行う建設業者の主任技術者は、元請との関係においては下請の主任技術者の役割を担い、下位の下請との関係においては、元請の主任技術者、監理技術者又は特例監理技術者の指導監督の下、元請が策定する施工管理に関する方針等(施工計画書等)を理解した上で、元請のみの役割を除き、元請の主任技術者、監理技術者又は特例監理技術者に近い役割を担うことになります

  • 請け負った範囲の建設工事の施工管理
  • 元請が作成した施工計画書等に基づき、請け負った範囲の建設工事に関する施工要領書等の作成
  • 元請等からの指示に応じた施工要領書等の修正
  • 請け負った範囲の建設工事の進捗確認
  • 工程会議等への参加
  • 請け負った範囲の建設工事に関する立ち会い確認(原 則)
  • 元請(上位下請)への施工報告
  • 請け負った範囲の建設工事に関する作業員の配置等法令遵守の確認
  • 現場作業に係る実地の技術指導

工場製品の合理的な品質管理も監理技術者の責任

仕事の幅が広いだけに責任ある仕事

建設工事の目的物の一部を構成する工場製品の品質管理について、当該工場製品を工場へ注文した下請 (又は元請)やその上位の下請、元請の主任技術者等については、工場での工程についても合理的な方法で品質管理を行うことが基本であり、主要な工程の立会い確認や規格品及び認定品に関する品質証明書類の確認などの適宜合理的な方法による品質管理を行う必要があります。
(『監理技術者制度運用マニュアル』二-三)

大規模工事の監理技術者を支援は会社一丸で

大規模な工事現場等については、監理技術者に求められる役割を一人の監理技術者が直接こなすことは困難であり、良好な施工を確保するためにも、監理技術者を支援する他の技術者を同じ建設業者に所属する技術者の中から配置することが望ましいとされています。

ただし、そのような場合も、これらの技術者はあくまでも監理技術者を支援する立場の者であり、一つの工事現場において総括的な立場として一人の監理技術者に情報集約(共同企業体で複数の監理技術者の配置が必要な場合は、それぞれ担当の監理技術者に情報集約)し、監理技術者はこれらの他の技術者の職務を総合的に掌握するとともに指導監督する必要があります。


この場合において、適正な施工を確保する観点から、個々の技術者の職務分担を明確にしておく必要があり、発注者から請求があった場合は、その職務分担等について、発注者に説明することが重要です。
(『監理技術者制度運用マニュアル』二-三)

現場代理人との関係

現場代理人は、請負契約の的確な履行を確保するため、工事現場の取締りのほか、工事の施工及び契約関係事務に関する一切の事項を処理するものとして工事現場に置かれる請負者の代理人であり、監理技術者等の密接な連携が適正な施工を確保する上で必要不可欠です
なお、監理技術者等と現場代理人はこれを兼ねることができます。(公共工事標準請負契約約款第10条) (『監理技術者制度運用マニュアル』二-三)

「フレックス工期」又は「余裕期間」を設定した工事における監理技術者等の設置

フレックス工期(建設業者が一定の期間内で工事開始日を選択することができます。

これが書面により手続上明確になっている契約方式に係る工期)を採用した工事又は余裕期間を設定した工事(発注者が発注書類において6ヶ月を超えない等の範囲で設定する必要があります

工事着手前の期間の範囲で工事開始日を指定する工事または受注者が発注者の指定した余裕期間内で工事開始日を選択する工事)においては、工事開始日をもって契約工期の開始日とみなし、契約締結日から工事開始日までの期間は、監理技術者等を設置することを必要ありません
(『監理技術者制度運用マニュアル』三(2))

令和3年施工管理技士補対策問題の答え

答えは最後まで公表しませんでしたが、記載してきた内容を理解してもらえれば答えはおのずとわかると思います。例題の回答としては以下が正解になります。

問題1の答は②
問題2の答は④
問題3の答は②
問題4の答は④
問題5の答は③

施工管理技士補対策まとめ

いかがでしたでしょうか?監理技術者の配置を検討と主任技術者の配置の条件等はご理解できたでしょうか、専任の配置や兼任の場合の条件等いろいろありますが今後監理技術者はさらに重要性がある仕事になってきますぜひ内容を覚えてみてください。

2021年5月16日現場豆知識建設知識,資格現場豆知識,資格

Posted by nekomaru