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1級建築施工管理技士補・技士とは?受験内容と合格するための対策を徹底解説

2021年7月10日建築施工管理,資格講習

この記事では、1級建築施工管理技士とはどんな資格なのかということと、1級建築施工管理技士になるための試験対策について解説していきたいと思います。

建築業に携わるのであれば、一度は目指したい建築業の現場監督になることができる資格です。

特に1級となると規模に大きな現場の監督にも携わることができるので自身をキャリアアップさせることができます。

そこで、今回は1級施工管理技士について様々な点から解説していきたいと思います

尚、1級建築施工管理技術試験の過去問題については、こちらにすべてまとめてありますので是非利用してみてください。

1級建築施工管理技士補・技士とは?

1級建築施工管理技士とは、国家資格の一つで主に大規模な建築現場の施工管理を任される資格となります。

一時期CMなどで話題になった「地図に残る仕事を」というフレーズを訊いたことがあるのではないでしょうか。

まさに、地図に残る建設現場に携わることができ、さらに工事資料や記念碑といった部分に名前を残すこともできる大きな仕事に携わることができます。

現場をやってるときは、【あわてない!】って連呼して地図に残るとかは正直意識はしてませんでしたが、実際に私が施工に携わった新駅の駅舎も地図に当然あります。

資格試験には実技試験がなく、筆記のみとなるので勉強をしっかりすれば資格を取得することも夢ではないといえます。

1級と2級の違い

1級建築施工管理技士と2級建築施工管理技士の違いは請け負う建築現場の規模で使う資格が違います。

1級建築施工管理技士・下請け請負金額が合計4000万以上の現場
(建築一式の場合は6,000万以上)
・中小規模の現場
監理技術者
主任技術者
2級建築施工管理技士中小規模の現場主任技術者

つまり、1級建築施工管理技士になると「監理技術者」となり、建築規模が6000万以上の大規模な現場に携わることができます。

また、1級建築施工管理技士になると「登録基幹技能者」になるための条件の一つをクリアすることができるうえ、建築キャリアアップシステムにおいてもゴールドカードになる条件の一つをクリアすることができます。

そのため、その職種においてのプロフェッショナルとして認められ、処遇の改善や保証にもつながります。

是非、建築業界に携わるのであれば是非取得しておきたい資格となります。

将来性はあるの?

先述したように、大規模な建築現場に携わることができるので将来性は確実にある仕事だといえます。

特に公共事業においては、無くなることのない現場のため資格を取得しておけば需要のある仕事に継続的につくことができるのではないかといえます。

また、下の転職サイトにように施工管理技士の資格を持つ人のための専用の転職サイトで条件の良い企業へ転職することも可能になるので、就職の幅が広がるのも将来性のある資格だといえます。

1級建築施工管理技士の資格を取るメリット

1級建築施工管理技士の資格を取得することは、将来性だけではありません。

他にも様々なメリットが多くあります。

資格手当・給与がアップする

1級建築施工管理技士は、国家資格のため、資格手当をつけることができる対象の資格になります。

また、企業によっては、合格した際に報奨金が出る企業があるので、自身の勤める企業の就業規則を読んでチャレンジするか決めてみるのもよいかと思います。

現場監督になれる

先述したように、監理技術者になることもできますし、主任技術者として施工管理をすることもできます。

つまり、どのような現場規模においても現場監督になることができる資格ということです。

ただ、現場監督として働くということは様々な現場知識を持っておく必要があります。

そうした場合に備えて、今回は試験範囲に沿いつつも、実務でも役立つ記事をまとめてみました。

是非、合わせてチェックするようにしましょう。

1級建築施工管理技士試験の受験は難しい?

難易度はやや高めだけど独学でも合格可能

1級建築施工管理技士は、特に難易度が高く難しい試験と揶揄されています。

ただ、過去に出題された内容が出てきたり、1次試験がマークシート方式であるなど、対策をしっかりとれば独学でも合格することができる試験となります。

また、実技試験がなく学科のみとなるのでしっかり勉強をしていけば合格する可能性があります。

60%以上の正答率で合格

高い正答率を目指すのではなく、合格点である60%の正答率をクリアすることができれば、試験に合格することができます。

2次試験の記述が苦手…という方も、60%を目指して勉強に励むことができたら2次試験も容易に合格することができる試験だといえます。

1級と2級はどちらが難しい?

1級建築施工管理技士は、2級建築施工管理技士に比べて範囲が広く、十分な勉強時間を確保できなければ、合格する可能性が低くなります。

参考記事を読んだり、1級建築施工管理技士として必要な情報をしっかり入手するなど、試験対策を惜しみなくしましょう。

1級建築施工管理技士試験概要

1級建築施工管理技術試験について解説していきます。

受験資格

第1次試験を受験するための資格は以下の通りです。

・下表の受検資格の区分イ~ニのいずれかに該当する方は、第一次検定を受検可能です。

・区分イ~ハに該当する方は、第一次検定合格後、第二次検定受検手数料の支払いにより同じ年度の第二次検定を受検できます。

・区分ニに該当する方は、第一次検定のみ受検可能です。この区分で第一次検定に合格した場合、そのままでは、第二次検定の受検資格を満たしていないため、今年度の第二次検定は受検できません。翌年度以降、区分イ~ハのいずれかの受検資格に該当するときには、第二次検定への新規受検申込が可能です。

・令和3年度以降の第一次検定合格は、生涯有効な資格となりましたので、第二次検定の受検にあたって、有効期間や受検回数の制約はありません。

一般社団法人建築復興基金『1級建築施工管理技術試験』
一般社団法人建築復興基金『1級建築施工管理技術試験』

第2次試験の受験資格は以下の通りです。

[1] 本年度第一次検定の合格者【上記の区分イ~ハの受検資格で受検した者に限る】

[2] 令和2年度学科試験のみ合格者(令和3年度限り)

[3] 建築士法による一級建築士試験合格者で、なおかつ1級建築施工管理技術検定第一次検定の受検資格のうち、上記の区分イ~ハのいずれかの受検資格を有する者

一般社団法人建築復興基金『1級建築施工管理技術試験』

このように、受験する際は様々な条件を満たしたうえで受験可能となります。

ただ、第1次試験を合格すると1級建築施工管理技士補になることができるので技士補としての仕事に従事することができます。

ですが、第2次試験まで合格することができれば1級建築施工管理技士になることができるので、是非最後までチャレンジしてみましょう。

受験内容と出題範囲

第一次検定建築学等1 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な建築学、土木工学、電気工学、電気通信工学及び機械工学に関する一般的な知識を有すること。
2 建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書に関する一般的な知識を有すること。
知 識四肢一択
施工管理法1 監理技術者補佐として、建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する知識を有すること。知 識四肢一択
2 監理技術者補佐として、建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な応用能力を有すること。能力五肢二択
法   規建設工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する一般的な知識を有すること。知 識四肢一択
第二次検定施工管理法1 監理技術者として、建築一式工事の施工の管理を適確に行うために必要な知識を有すること。知 識五肢一択
(マークシート方式)
2 監理技術者として、建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度、外観等を得るために必要な措置を適切に行うことができる応用能力を有すること。
3 監理技術者として、設計図書に基づいて、工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる応用能力を有すること。
能 力記 述
一般社団法人建築復興基金『1級建築施工管理技術試験』

出題範囲で注目したいのが令和3年度から追加された建築業法について問われる問題です。

今までの施工管理技士試験では問われなかった内容なのでどう対策をしていけばいいのか分からないかと思います。

そこで、下の記事では建築業法について解説していますので是非合わせて読んでおくようお勧めします。

1級建築施工管理技士試験に合格するための対策

では、1級建築施工管理技術試験に合格するための対策と解説していきます。

過去問題を解く

試験対策を始めるのであれば、まず取り組んでいただきたいのが過去問題を解くことです。

過去問題を解くことで、試験の出題傾向がつかめたり、自分の苦手分野を洗いだすことができます。

是非、下の記事に過去問題をまとめてありますので活用してみてください。

参考書やテキストを活用する

過去問題を解いていくと、どうしても分からない用語や理解できない内容がでてくるかと思います。

そこで、活用したいのが参考書やテキストを利用することです。

特に最新の参考書やテキストを利用することで間近に開催された試験の出題傾向を掴むことができますし、過去問題だけではカバーしきれない用語などを解説してくれる便利なツールとなります。

苦手な用語を洗い出して、参考書で調べて覚えるといった勉強方法をしていけば独学でも合格する可能性はあるのではないかと思います。

通信講座を利用する

試験の勉強をする方々の多くは普段の業務をこなしながら進めなければならない方が多いと思います。

そこで、独学で勉強するのが難しい方に利用していただきたいのが通信講座です。

下で紹介する通信教育は独学をする人に向けた通信講座で、がっちり勉強スケジュールを管理されるのではなくあくまで自分のペースで進めることができるものです。

独学がメインではありますが、しっかりサポートしてくれる点が盛りだくさんなので是非合わせてチェックしてみてください。

1級建築施工管理技士おすすめ通信教育



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注目すべきポイントは以下の通りになります。

  • 厳選教材(テキスト・問題集・実地教材)
  • 受験対策10資料(出題傾向を分析した資料及び独学学習の指標となる情報配信)
  • サポートサービス(質問回答サービス・新規試験情報配信)
  • 過去問題ファイル(直近10年間にわたる過去出題問題と解答[一次・二次(学科・実地)]
  • 本試験直前に実力確認と弱点補強のための模擬問題を配布・配信
  • 作文作成代行DX(受講者に合わせた工事経験記述論文の作成指導)
  • 添削サービス(応用課題としての演習問題の添削チェック)※添削依頼回数は原則として5回迄、質問回答は無制限

1級建築施工管理技士試験を独学で突破するために必要不可欠な教材や資料及びサービスの全てを用意されています。

特に二次(実地)試験に必須の工事経験記述指導対ついており、必要に応じて簡単に質問が出来る丁寧で安心のサポートがあります。

まとめ

今回は、1級建築施工管理技になるために知っておきたいことや試験を突破するための対策を解説していきました。

まとめますと、

  • 1級建築施工管理技士になると監理技術者となれる
  • 監理技術者となると、建築規模4000万以上の現場に携わることができる
  • 他の条件が揃えば、登録基幹技能者になることもできる
  • 1級建築施工管理技士の試験は難しいけど、独学でも合格する可能性はある
  • 賃金/職場での処遇改善など、1級建築施工管理技士になるとメリットがたくさん!

ですね。

試験対策は、学生の頃に受けた試験対策のような勉強方法を進めることが一番合格するための効率よい方法です。

普段の業務をしながらの試験対策は大変かと思いますが、是非チャレンジしていただければと思います。