ずい道覆工作業主任者の資格とは? 再度確認
このような覆工施工の作業関して作業指示を明確にしないとなりません。当然安全に作業できるように事故の無いようにするには、ずい道等の型枠支保工の組立て、移動、解体、コンクリート打設等の作業には作業主任者が必要になります。
この作業主任者は、ずい道等の覆工等作業主任者技能講習を修了した者のなかから、事業主により選任されます。(参考条文:安衛則第383条の4)
ずい道型わく支保工(ずい道等におけるアーチコンクリート及び側壁コンクリートの打設に用いる型わく並びにこれを支持するための支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材により構成される仮説の設備をいう)の組立て、移動若しくは解体又は当該組立て若しくは移動に伴うコンクリート打設の作業
ということで、インバートや設備関連の施工を除きましたが簡単にトンネル構築の方法をまとめてみました。
合わせて知っておきたい「NTAM工法」を映像で分かりやすく解説
現在の山岳トンネルのほとんどはNATMで作られています。
株式会社マシノのサイトにNTAM工法の詳しい解説が掲載されていますので、参考にしてみてください。
もう一つの工法、矢坂工法とは?
では、NATM以外の山岳トンネルではどのようなものがあるのでしょうか?
それは「矢板工法」と呼ばれ、NATMが日本で普及し始める頃まではメインの工法でした。「従来工法」と言う呼ばれ方もします。
吹付けコンクリートとロックボルトで掘削後の地山を支保するのに対し、矢板工法では、矢板を掘削面にあてがって、支保工により支え、これらをコンクリートで巻きたてることにより構築するトンネルです。
土圧が覆工に均等に作用しにくいこと、地山が緩みやすいこと、矢板と地山の間に空間ができるため止水性に問題があることなどから、NATMの方が断然品質が確保しやすく、現在の山岳トンネルではほとんどNATMが使われています。
トンネル工事のプロになるには?外国人にもできる?
トンネル工事をマスターするための方法は以下の記事で解説しているので合わせて確認してもらえればと思います。建設キャリアアップシステムは今もう主流になっており、どのような資格を取得していけばいいか?自信のスキルアップの目安にしてみてくださいね
また、外国人採用でトンネル工事をさせる方法について解説しているので参考にしてもらえればと思います。外国人採用も当然可能なので特定技能合格者を採用することが出来ますので内容はこちらから確認してみてください
トンネル内での作業を快適に!おススメグッズを紹介
トンネル内で作業をすると作業服が汚れてしまうのでカッパを着用することが多くなります。
しかし、トンネル内は風通しも悪く、湿気が多くあります。
そこで、トンネル内でも熱中症にならないためにも通気性や冬は寒さに耐えれるようなカッパの着用をおすすめするので参考にしてみてください。
現場で使うならカジメイクのレインウェア(カッパ)がおススメ?カッパの人気理由に迫る!
雨天時の作業を快適に!現場監督経験者がおススメする雨具・カッパ3選
また、トンネル内は当然暗くなっています。照明器具は必須ですいろいろなタイプのヘッドライトメーカーまとめているので合わせてチックしてみてください。
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暗い中でも作業ができるようにこんな商品を集めてみましたので参考にしてみてください。
まとめ
今回は、トンネルの構築方法とトンネルで作業する際のおすすめグッズを紹介していきました。
普段何気なく使っているトンネルは、複雑な工程数を踏んでようやく出来上がったものなのです。
その作業の裏では、悪条件のトンネル内で作業にあたっている従業員がいるからです。
少しでも、そうして頑張っている方の参考になればと思います。
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