カッターナイフはどんどん進化しております。またその分切れ味もよくなり危ないですね。そこで今回はそんなカッターナイフを使うときの注意点とカッターナイフを選ぶポイントを今回まとめてみました。
カッターナイフは、現場で頻繁に様々職種の人が作業に応じてさまざまな用途に使われます。しかし誤った使い方をするとこれが結構な事故や労災になってます。
また合わせて保護具などもまとめて行きたいと思います
- 1 カッターナイフの使い方・選び方?
- 2 カッターナイフのまとめ
カッターナイフの使い方・選び方?
カッターナイフは皆さん知ってるように折れ目がついており、切れ味が悪くなったり、刃が欠けてしまったりしたときに、刃の切れ味が悪くなったり、使えなくなったとき折れ目で折るだけで再び使える刃が交換できる刃物です。
家で使うカッターナイフ、歯が細くコンパクトですが実際に現場でプロが使うカッターナイフは切れ味あり、硬いものを切ったりするので結構大きいのが特徴です。
カッターナイフは現場ではこんな感じで使います。あくまで例ですので
- 現場監督さん
- 細かい養生剥がしとか、納品の材料の梱包切ったり
- クロス屋さん
- クロスをカットしたり、カッターナイフ刃ではみ出たボンド取ったり
- 内装大工さん
- ボードや薄い材料などカッターナイフで切ったりします
- 木工
- カッターナイフで木材等のバリ取りとか
もう、こんなように用途は、様々な職人・監督で多様にして使っていますね
カッターナイフの使い方・選び方:現場で有名なメーカーは
- オルファ
- タジマ
- スリーエム
の3つのメーカーが現場では良く使われてますね。
カッターナイフの使い方・選び方:現場でプロが使うサイズ
- 小型カッター刃幅9mm
- 一般的に図工とか紙を切ったり工作用になります。
- 大型カッター刃幅18mm
- ダンボール切ったり、工作などの製品になります
- 大型カッター刃幅22mm
- コーキング、石膏ボードなどを切る厚さがあるもの向き
- 特大型カッター刃幅25mm
- ボードや断熱材など現場向きのカッターナイフです。
大型カッター刃幅18ミリ以上が現場作業で良く用いられてますね。
カッターナイフの使い方・選び方:刃の角度は?
一般的に使われているのは60度のタイプですが、細かいカットをする場合は30度になっているタイプもあります。
30度のカッターナイフへ刃先が細いので、通常のカッターナイフより作業がしやすいのが特徴ですね。
カッターナイフは、刃の色が銀色ですから「白刃」と呼ばれることがあります。
今まではこのカッターナイフの刃しか売って無かった。
水回りとか雨で使った場合には、カッターナイフの刃を雑巾などで拭いて無かったら錆ついたりしてました。
今は気が付いたら、黒い刃が主流になってます。
カッターナイフの使い方・選び方:黒刃は良く切れる
黒刃(クロバ)は、刃が黒色をしているカッターのことで銀色の刃にブルーイング加工(表面に酸化防止加工)されています。
また普通のカッターに比べると鋭利な歯をしており、切れ味がかなり鋭いので注意が必要になります。
カッターナイフの使い方・選び方:タジマのオススメの黒刃
カッターナイフの使い方・選び方:オルファのオススメの黒刃
カッターナイフは現場で事故が多数
取扱する際の注意点としては
- 先ほど説明したように用途に合ったカッターナイフを使用する事が重要ですが、安易な事故がカッターナイフの刃を出したまま工具箱、腰袋に入れて気づかず手を切ると言う事が実は頻繁にあります。
皆さん黙ってる人が沢山いると思いますが、、
- 刃の進む方向に押さえる手を置かない。刃が滑ったときに自分の手が刃の進む方向にあると手を裂傷しやすいと言うことですです。
手前に向かって引くように切るのがカッターナイフの使い方です。
- 刃は、必要最低限の長さで使用して作業するのがポイント。
刃を出し過ぎてると刃に力を掛けた際に刃が折れて刃が跳ねる事があります。
- 次に刃の切れが悪くなったら、新しい刃に折って取り替えます。刃を折る時も刃を極力短くして折るのがポイントですね。
カッターナイフの使い方・選び方:耐切創手袋の使用(ケブラー手袋)
耐切創手袋とはケブラー®で知られるアラミド繊維でできた手袋になります。
一時期は良く名前を聞きました。警察などの防弾チョッキなどの素材や建設では橋脚などの補強材などで広く使われてます。
ショーワグローブ株式会社のウェブサイトです。ショーワグローブでは家庭用から業務用に至るあらゆるシーンで活躍する2000種…
ケブラー手袋には、耐切創レベルがあります。
用途に応じて保護具を活用するとより安全です。ケブラー手袋は小さな子供用もあります。図工や工作などでも安心して使えます。
その中で刃にもさまざまな種類があります
カッターナイフは作業内容や用途に応じて選ぶことで、作業や施工がスムーズになります。
カッターナイフの使い方・選び方:最新の人気は?
最近の人気があるカッターナイフは?
やはりドライバーカッターがオススメになります
プロ仕様/ドライバーカッターの特徴
ホルダー全体に焼入したステンレス鋼されてます。
この部分が、ドライバーと同等の硬度なので、ねじを締めたり、つく、こじる作業が出来るのが便利です。
カッターナイフの使い方・選び方:円を切り出し出来る
NT 厚物円切りカッター C-2500P
紙だけじゃない、ベニヤなどの薄板などを丸で切るのは本当に難しいです。
円盤型のサークルカッターと言うのがあります。
センターピンでグサっと刺して、ハンドル ぐるぐると回すと円を切り出しする事ができます。
プラダンや薄ベニヤでも切り出し可能です。
コカッターナイフの使い方・選び方:コーキングカッター
コーキングはカッターナイフを差し込み両手ぢ奥歯を噛み締めてグッと切り込みするので、刃が滑ると
カッターが斜めに向いているので、思わず裂傷する場合があります。
そこで両手で力を入れても真っ直ぐ切れるカッターナイフは握り手がついているので力を入れやすいのがポイントになります。
また、作業が安定するので安全に作業が出来るますね。
OLFA WORKS(オルファワークス)のアウトドア向きカッターナイフ
OLFA WORKS(オルファワークス)が誕生させたアウトドア向きのナイフは現場から私生活でも使える優れものです
アウトドアは私はしませんが、思わず欲しくなるようなアイテムが3種類ほどあります。
カッターナイフの知識を元に誕生したアイテムは3種類。
ブッシュクラフトナイフ
小振りですが、刃渡りが短い分だけ力加減がしやすい。細い枝を削っての箸作りや焚き付け用のフェザースティック作り、さらには野菜や果物の皮むきなど、繊細な作業にうってつけ。
フィールドナイフ
刃を研磨して波状にすることで、鋭い切れ味を誇るフィールドナイフです。フィールドでの作業からざっくりした調理までこなす汎用性の高い中型のカッターナイフ。
フィールドノコギリ
ノコギリにしては小振りだが、一般的なサイズと遜色ない切れ味を誇る。刃渡りが約10cmとノコギリにしてはかなり小ぶりなサイズだが侮るなかれ。ブラックな鈍い光を放つ刃には秘密があり、ブレードの耐久性を上げるために衝撃焼入が施されているので、切れ味の持ちも良くなっている。
カッターナイフで真っ直ぐに切るコツ・定規選び方
真っ直ぐに切断するには、切断定規がオススメ。
アルミ製の定規が現場ではボード加工などでは、良く利用されています。
- タジマツール カッターガイドPRO 1200mm(メートル目盛)
CTG-SP1200M
定規は厚手のものを使う、まっすぐ切断したい時は、定規が便利になります。
定規は、厚みのあるものを使用がいいですね。
プロが使うカッターナイフで使う切断定規はタジマのこの商品です。
ポイントとしては
①軽くて丈夫な高精度アルミ採用
②刃の乗り上げから手指を護る高さ25mmのガード付き
③電動丸鋸のモーターの当たりを避けた高さによりスムーズに直進させられます
④底面に2列の滑り止めゴムを埋め込み配置
⑤硬度の高いステンレス鋼をカット面に埋め込み
⑥衝撃から精度を守るエンドキャップ採用
現場向きのアルミ素材で軽くて持ち運びも楽、定規がある事で正確にキレイに作成できます。
カッターナイフの使い方・選び方:安全な握り方・作業方法
カッターナイフは作業している人をみてますと、2通りの持ち方で作業されてる人がいます。
薄い材料や細かい作業での握り方
細かい作業する時や素材が柔らかい時には、鉛筆を持つようにカッターナイフを握る人がいます。
鉛筆を持つような作業姿勢になります。
厚手の材料や硬いものを切る握り方
厚手のものを切るときには、しっかり握る持ち方です。刃を食い込ますので人差し指をカッターナイフの背の部分に当てて、力を入れて切る方法です。
ということで今回はカッターナイフについてまとめてみました
カッターナイフのまとめ
カッターナイフのメーカーには、オルファ・タジマ・スリーエムなどのメーカーがありましたが、現場で人気なのは18mm以上の刃の大きさが施工に向いているということになります。その中で黒刃が人気です。
ただ切れ味が鋭いので切断方向に対して手の位置を確認し、カッターナイフに刃に対しては耐切創手袋などを使用して、正確に切り出す為にプロが使う定規を使うのがいいですね。
カッターナイフは日々進化しており、アウトドア向きのオルファのモデルもありますので、是非現場で使用する際には正しい知識で行いましょう。