選び方から使い勝手まで解説!雨の日の現場仕事に最適な雨具

この記事では、雨天や梅雨の時期でも快適に作業ができるように、現場監督経験者である筆者がおススメの雨具を紹介していきます

躯体構築業者の方は雨天でも作業しなければならないので、晴れ間の作業よりも労力を消費します。

ましてや、雨天の度に水替え作業をしなければならないのでいつもより工程数が多くなってしまうのもツライですよね。

「少しでも作業を効率よく進めたい」「耐久性のある雨具が知りたい」

そんなお悩みに対して、現場監督経験者である筆者がおススメの雨具を紹介していきます。

現場で使うならカジメイクの現場用カッパ・レインウェアがおススメ?人気理由に迫る!

 
千尋さん保険屋

雨でも現場ってやるの?
 
ネコマル
はい・・やりたくないですが

現場作業用のカッパとレインウェアは必須

現場監督経験者がおススメする雨具・カッパ

ズバリ、業種や作業内容によっては雨具は必需品となるでしょう。特に土木工事や建築でも根切の時点では梅雨・台風のときには必須になります。

特に必要となる業種と作業内容について解説していきます。

 
千尋さん保険屋
雨で何の作業するの?
 
ネコマル
どちらかと言うと土木の方が雨でも作業しますね

①躯体業者は雨天でも作業しなければならない日がある

躯体業者は雨天でも作業をせざるを得ないことはよくあります。雨の中で工期的に進めないとならない場合もあります、

躯体業者って型枠・鉄筋とか鳶とかは小雨なら本当に大変・・・

  • 鳶は足場材が滑るし、型枠大工はコンパネが持ちにくいし、あとで木材反るし・・鉄筋ならすぐに錆が出てくるし・・服はドロドロです。 生コン打設なら中止にするかも迷います。

雨ならコンクリートは中止にならないの・・・

通常、雨天での作業は雨量が1時間で4㎜以上降ったら、コンクリート打設を中止しなければなりません。

なぜなら、コンクリートの水分量よりも雨量が多くなってしまうと強度が弱まったり、コンクリートが打設できなくなるからです。

しかし、打設するコンクリートのm3数が多くなると生コンは手配するのが難しく、中止するのか?多少の雨でも作業を強行せざるするか監督はいつも迷います。

現場ではいつも雨に悩まさせられます。

雨天でも作業せざるを得ない躯体業者だけでなく、現場で作業する人にとっては、この梅雨・台風時期には雨具は必須のアイテムになります。

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では、そんな雨天でも快適に作業ができる雨具を後程おすすめしていきたいと思います。

ただ、打ち込みだけでなく現場で悩ますのはこちらになります。

②水替え作業をしなければならない

水替え作業をしなければならない
 
千尋さん保険屋
水替え?
 
ネコマル
私も何回もやりましたよ。

梅雨の時期や台風の季節での作業では、いつも頭を悩ますのが、「水替え作業」になります。

どうしても、スラブや底盤に水が溜まったり、掘削箇所の水処理など水替え作業は大変になります。

仕上げ工事」や「床付け」間際に雨が降って基礎やコンクリートの上に雨水が溜まってしまったなんてことがしばしばあります。

「水替え」がしっかり行われていないと、後の工程や強度に影響が出てくるのでとても重要な作業になります。

台風の日に掘削箇所の水中ポンプの点検や少し油断してるとポンプが焼き付いてびしょ濡れになって水替えした経験をした事がある監督はいっぱいいると思います。

そのため、豪雨の中で安い合羽で雨の中でも水替えをする状況がしばしばありましたが、今の雨具は昔より進化してます。

では、こうした雨天時や台風の作業でも快適にできる雨具を紹介していきます。

現場作業用のカッパとレインウェア!おススメ3選

 
千尋さん保険屋
雨の日はカッパで作業?
 
ネコマル
蒸れて大変でした。

昔はカッパ着て作業してますが、素材が良くないの汗・雨で蒸れて環境は最悪でした。今は素材もよくなり改善されてきてますね。

では、建設業でも使える耐久性のある「カッパ」を3点紹介していきます。

特に今回紹介するカッパは透湿性に優れたものばかりなので、湿気の多い梅雨時や気温が高いときも快適に作業ができるものを集めてみました。

是非、これからの梅雨時の作業でカッパを着用するときに参考にしてみてはいかがでしょうか。

[MAEGAKI] AP2000 ゴアテックス® :現場作業用のカッパとレインウェア

ゴアテックス (GORE-TEX) は、アメリカWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。

1976年にアメリカの Early Winters 社のテントに採用されて以降、主にアウトドア用品、特にレインウェアなどを中心に多く採用されている。レインウェアは、雨だけではなく風も通さないため、ウインドブレーカーとしても着用できる。

wikipedia.

最高峰の防水性・耐久性・撥水性に優れた作業用のカッパです。

また、透湿性にも優れているので湿気の強い梅雨時や気温が高い時でも快適に作業をすることができます。

洗濯機で洗えるのも、衛生的に管理できるので嬉しい機能ですね。

ズボンの裾にアジャスターがついているので、靴を履いたまま楽に着脱ができます。

現場作業用のカッパとレインウェアDiAPLEXディアプレックス:

ディアプレックスは「温度によって透湿度を変化させる機能」が最大の特長。ディアプレックス膜自体がウェア内の温度を感知。暑い時には透湿を促して蒸れにくくし、寒い時には透湿を抑えて体温の低下を防ぎ、衣類内をコントロール。常に快適な環境に保ちます。

また、防水・透湿・低結露・軽量・撥水・耐久などの高機能レインウェアに必要な機能性にとどまらず、最前線で起こりうる、飛沫・体液・血液などの浸透を高レベルで防御するバリア性能も保持しています。基本的に無孔質のためウイルスも透過させません。

なんとこちらは、オールシーズン対応できるカッパです。

ディアプレックス独自の3層構造が防水性・透湿性・防風性に対応していることで、風の強いときでも快適に使用することができます。

また、コート内の温度を一定に保つことができるので、真冬の寒い雨でも体温を保温してくれます。

逆に暑いときは、湿気を除去し、体内の温度を下げる働きをしてくれます。

このカッパが一枚あるだけで、雨天時でも快適に作業ができますね。

現場作業用のカッパとレインウェア: 3Dブリーズレイン

大正14年(1925年)創業で当時は、庶民の雨具である番傘作りから始まり、昭和25年(1950年)有限会社鍛治商店を設立し、番傘作りからレインウェア作りへと時代の変化に対応し、成長してまいりました。

https://www.kajimeiku.co.jp/about/message/

カッパの表面に樹脂加工が施されているので、撥水性に優れた機能を持っています。

また、コート内の水蒸気を積極的に外に押し出す機能もあるので、湿気にも強い素材となっています。

軽量に優れ、カッパ独特のごわつきの不快感を軽減してくれるので、快適に作業をすることができます。

現場作業用のカッパとレインウェアと安全長靴のおススメ!

カッパで雨を防ぐことができても、足元が普通の靴だとどうしても濡れてしまうことは避けられませんよね。

現場では昔の安全長靴は重たくて、ぶかぶかで使いにくいモノがありますよね。そんな長靴履いてヘルメット被って渋谷のセンター街を汚い作業着で歩いてましたが、、

最近の長靴いろいろ種類の長靴になります。

まとめ

今回は、雨天や梅雨の時期でも快適に作業ができるように、現場監督経験者である筆者がおススメの雨具を紹介していきました。

まとめますと

  • 躯体構築業者や水替え作業をするなら雨具は必須
  • カッパを選ぶなら、耐久性・透湿性・防風性に優れたカッパを選ぶ
  • カッパと長靴はセットで揃えるべき

ですね。

今回は、躯体構築業者と水替え作業者に例を絞って解説していきましたが、もちろん雨天時でも作業をしなければならない作業は多くあると思います。

雨天時はただでさえ作業をするのが憂鬱になるので少しでも快適に作業ができるように紹介した雨具を活用してみて下さい。