ガラス(硝子)施工技能士の試験/国家試験の内容
ガラス(硝子)施工技能士とは、技能のレベルを一定の基準によって検定する技能検定に合格して得られる国家資格です。
この制度は、職業能力開発促進法に基づき、地位の向上を図ることを目的として実施されているものです。
この試験は検定職種ごとに「実技試験」及び「学科試験」が行われます。 技能検定に合格された方には、特級、1級 及び単一等級は厚生労働大臣より、2級及び 3級は都道府県知事より合格証書が交付され 「技能士」と称することができます。
ガラス技能士の試験の受験資格と内容
- 1級の受験資格は7年以上の実務経験か2級合格後2年以上の実務経験が必要になります。
- ※学歴により異なります
- 2級に関しては実務経験2年以上
- ※学歴により異なります
試験内容は学科と実技試験になります。
学科試験は多岐にわたり、施工の分野から施工に関する知識を問われます。
1級と2級で出題範囲が変わりますが、実技試験が難しいので学科試験対策とは別に実技試験対策が必要となります。
硝子技能士としての資格の詳細はこちらからチェックすることができるので、ご覧ください。
建設キャリアアップシステム:硝子/ガラス職人の能力評価基準レベル2
就業日数
レベル2になるには、就業日数3年(645日)の経験が必要になります。
保有資格は、いずれかの保有することでレベル2になることができます。
- 2級ガラス施工技能士
- 高所作業車運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
- 玉掛け技能講習
足場組立に関する技能講習については以下のリンク先からご覧ください。
この記事では、足場組立作業主任者という資格について解説していきたいと思います。また、その技能講習の内容と足場組立に関する特別教育の内容についても合わせて解説していきたいと思います。足場組立作業主任者ってどんな資格なんだろう[…]
建設キャリアアップシステム:硝子/ガラス職人の能力評価基準レベル1
建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者で、まだ経験をこれから積む人や、判定を受けて無い人はレベル1になります。
自分のスキルアップと生活をアップさせるには?
建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切ですそのために必要な5つ
その①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり
現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもあり
その②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね
その③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。
ガラス工事の工具といえば?
ガラスカッターは工事では必須ですが、切断をまっすぐに行うのは切断作業では一番慎重に行う作業ですね。
そこでプロは定規を使います。丸のこでも切断するのも定規を使いますが、ガラス切りも定規を使います。
900mm・1200mmなどの大きさで販売されていますが、ゴムが付いているので滑り止めでブレずに切断出来ます
手を切らないように耐切創手袋を使ってもいいかと思いますね
建設キャリアアップ 硝子工事 :申請先の料金や申し込み
建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。
ガラス工事:建設キャリアアップシステム/申請方法
ガラス工事:建設キャリアアップシステム/事業者登録
建設キャリアアップシステム:ガラス工/技能者登録
申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。
まとめ
今回は、建設キャリアアップシステムを通して、硝子工事職人としての能力評価基準を解説していきました。
今回のまとめはこちらになります。
- レベル4
- 就業日数:10年(2150日)、さらに職長として3年(645日)の経験
- 必要資格:以下のいずれかの資格を保有
- 登録硝子工事基幹技能者
- 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)
- 安全優良職長厚生労働大臣顕彰
- 1級建築施工管理技士
- 卓越した技能者(現代の名工)
- 技能グランプリ(金賞・銀賞・銅賞・敢闘賞)
- レベル3
- 就業日数:5年(1075日)・職長として 3年(645日)の経験
- 必要資格:以下のいずれかの資格を保有
- 1級ガラス施工技能士
- 青年優秀施工者 土地・建設産業局長顕彰
- 2級建築施工管理技士
- レベル2
- 就業日数:3年(645日)
- 必要資格:以下のいずれかの資格を保有
- 2級ガラス施工技能士
- 高所作業車運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
- 玉掛け技能講習
- 登録基幹技能者
- 就業日数
- 板硝子工事の施工現場において10年以上の実務経験を有する者
- 職長・安全衛生責任者講習修了者で、板硝子工事の施工現場において3年以上の職長経験を有する者
- 必要資格
- 1級建築施工管理技士または2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 優秀施工者国土交通大臣表彰者(建設マスター)
- 1級ガラス施工技能士
- 就業日数
- ガラス技能士
- 就業日数
- 1級の受験資格は7年以上の実務経験か2級合格後2年以上の実務経験が必要になります。
- ※学歴により異なります
- 2級に関しては実務経験2年以上※学歴により異なります
- 就業日数
それぞれ、いずれかの資格を保有すればよいのですが、レベルが上がるごとに上記の資格以外にも必要とするので、道のりは長く険しいといえます。
ですが、レベルが上がるごとに規模の大きな仕事に就くこともできるので夢は広がる能力評価ではないかといえます。
是非、レベルを上げていきましょう!
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