外壁仕上1級技能士とは?受験資格と試験内容
外壁仕上一級技能者は作業員へ適切な作業配置や作業手順をが求められ、施工に関する指導教育や使用する材料・工具との調整が必要になり、安全教衛生法や関係する法令に基づき指導力が必要になります。
外壁仕上1級技能者に要求される能力としては、 外壁仕上工事に十分(10 年以上)な経験を有し、技能に熟達した能力があり、作業員部下への指導調整や機械工具の取り扱い等の建築知識等が必要になります。
- 講習の内容として
- 実技試験 リシン系吹付工法・タイル系吹付工法・無機厚吹付工法・特殊吹付工法の中から3工法を受験する。
- 2時間・100点満点の80点以上合格
- 講義 外壁仕上の専門知識、建築の一般知識、労働安全衛生法に関する内容
- 学科試験 正・誤の二者択一問題1時間・100問 100点満点の 80 点以上合格
受験資格としては
- 外壁仕上技能者として10 年以上の実務経験を有するもの
- 上記と同等以上の技能を有すると検定委員会が認めたもの
上記の内容を合格した人が外壁仕上1級技能士になれます。
実施している団体サイトはこちらになりますので、是非チェックしてみてください。
建設キャリアアップシステム:外壁仕上げ職人/能力評価基準評価レベル2
就業日数
就業日数3年(645日)の経験が必要です。
必要資格
下記の中から1つ資格を保有することでレベル2能力評価基準を得ることが出来ますが、溶剤系を多く使うため、必要資格も化学物質の知識や適切な取り扱いが必要とされています。
- 甲種危険物取扱者
- 乙種危険物取扱者
- 有機溶剤作業主任者技能講習
- 高所作業車運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- 小型移動式クレーン運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
- 酸素欠乏危険作業主任者技能講習
- 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習
- 特定化学物質等作業主任者技能講習
- 鉛作業主任者技能講習
- 四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 石綿作業主任者技能講習
建設キャリアアップシステム:外壁仕上げ職人/能力評価基準評価レベル1
建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者で、まだ経験をこれから積む人や、判定を受けて無い人はレベル1になります。
自分のスキルアップと生活をアップさせるには?
建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切ですそのために必要な5つ
その①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり
現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもあり
その②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね
その③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。
外壁仕上げ工事のサイデイング工事は?
お家のサイデイング工事は実は今後も仕事は安定してあります。外壁はメンテナンスが必要です。修繕の期間は塗装の場合には10年~15年と言われており塗り替えも必要です。サイデイングでも同じく色褪せて耐水・防水効果が薄れてきます。その場合には新築から10年~30年と商品によって違いますが修繕メンテナンスが必要になります。
つまり、家がある限り外装工事は仕事が途切れることはありません。その中で今後は長期修繕などに置いてのリフォームなどにターゲット絞ってもいいですね。 新築工事の着工棟数は減ってきてますので
そこでこんな道具は外装工事の特有の道具だと思いますね
建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。
CCUS:外壁仕上げ:建設キャリアアップシステム申し込みリンク先
CCUS:外壁仕上げ建設キャリアアップシステム/事業者登録
CCUS:外壁仕上げ建設キャリアアップシステム/技能者登録
申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。
まとめ
今回は、建設キャリアアップシステムを通して、外壁仕上げ職人としての能力評価基準を解説していきました。
今回のまとめはこちらになります。
- レベル4
- 就業日数:10年(2150日)、さらに職長として3年(645日)の経験
- 必要資格:下記の資格から1つ取得している必要
- 登録外壁仕上基幹技能者
- 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)
- 1級建築施工管理技士
- 1級土木施工管理技士
- 建築仕上げ改修施工管理技術者
- 卓越した技能者(現代の名工)
- レベル3
- 就業日数:7年(1505日)、職長3年(645日)の経験
- 必要資格:下記の資格のいずれかが必要
- 外壁仕上1級技能士
- 2級建築施工管理技士
- 2級土木施工管理技士
- レベル2
- 就業日数:就業日数3年(645日)
- 必要資格:下記の中から1つ資格を保有(溶剤系を多く使うため、必要資格も化学物質の知識や適切な取り扱いが必要)
- 甲種危険物取扱者
- 乙種危険物取扱者
- 有機溶剤作業主任者技能講習
- 高所作業車運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- 小型移動式クレーン運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
- 酸素欠乏危険作業主任者技能講習
- 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習
- 特定化学物質等作業主任者技能講習
- 鉛作業主任者技能講習
- 四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習
- 石綿作業主任者技能講習
- 登録基幹技能者
- 就業日数:外壁仕上工事(建設吹付工事等)の業務について10年以上の実務経験(その内3年以上の職長業務経験)を有する者
- 必要資格:次のいずれかに該当する者
- 日本外壁仕上技能検定委員会が行う「外壁仕上一級技能者」に認定された者
- 優秀施工者建設大臣顕彰(建設マスター)受賞者
- 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)
- 受講条件
- 技術·技能が優秀であること
- 工事施工の合理化等に貢献していること
- 後進の指導育成に努めていること
- 安全·衛生の向上に貢献していること
- 他の建設現場従業者の模範となっていること
- 年齢40歳以上60歳以下の者 ・現場業務の従事期間が20年以上の者 ・無事故期間が3年以上である者
- 受講条件
- 外壁仕上1級技能士
- 外壁仕上技能者として10 年以上の実務経験を有するもの
- 上記と同等以上の技能を有すると検定委員会が認めたもの
外壁仕上げは建築物の顔となる部分です。
高い技術力が求められるので、保有するべき資格も必然的に多くなります。
中には難しい資格もありますが、是非レベルアップを目指して取得してみてください。
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