建設キャリアアップシステム:鉄筋圧接工/能力評価基準レベル2
就業日数
鉄筋圧接工事でレベル2になるには就業日数3年(645日)の経験が必要になります。
必要資格
こちらの両方の資格保有がレベル2の登竜門になります。
ガス溶接に必要な資格は以下の記事からご覧になれます。
この記事では、ガス溶接の資格取得方法とその作業主任者になるための資格を取得する方法について解説していきたいと思います。ガス溶接作業にあまり馴染みがない方にとっては、どんな資格がいるのか、またその作業内容についても良く分からないかと[…]
建設キャリアアップシステム:鉄筋圧接工/能力評価基準レベル1
建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者で、まだ経験をこれから積む人や、判定を受けて無い人はレベル1になります。
圧接工事では革手袋が必須?
私も現場では手袋には若い時から薄皮手袋を必ず使います。ゴム手袋・軍手などいろいろありますが何故か革手袋の薄いのを使ってます。
この革手袋は、足場組立や簡単な溶接作業でも耐えれますので、私はこの手袋を使いますが雨の日は革なのでブヨブヨってした手触り。
手袋はめている中で濡れてくると嫌な感触はしますが・・・
圧接工事・鉄筋工事では厚手の革手袋を使っている人が結構います。
鉄筋工事の場合には鉄筋を引っ張る持ち上げる作業していると軍手などはすぐに破けてしまいます。また圧接工事でも厚手袋を使用されています。 細かい作業をするのに厚手の革手袋をはめてでも器用に作業されるので圧巻です
建設キャリアアップシステム:鉄筋圧接工の申込先と料金
圧接工事の建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。
圧接工:建設キャリアアップシステムの詳細は
圧接工事:建設キャリアアップシステム/事業者登録
建設キャリアアップシステム:圧接工/技能者登録
申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。
まとめ
今回は、建設キャリアアップシステムを利用して鉄筋圧接工としてキャリアアップするための能力評価基準について解説していきました。
今回のまとめはこちらになります。
- レベル4
- 就業日数:建設業での就業日数10年(2150日)さらに、職長として3年(645日)の経験
- 必要資格:下記のうちいずれかの資格を保有
- 登録圧接基幹技能者
- 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)
- レベル3
- 就業日数:7年(1505日)と職長又は班長として1年(215日)
- 必要資格
- レベル2
- 就業日数:就業日数3年(645日)
- 必要資格
- 登録基幹技能者
- 就業日数
- 鉄筋ガス圧接工事の施工現場において10年以上の実務経験のある人
- 鉄筋ガス圧接工事の施工現場において3年以上の職長経験のある人
- 必要資格
- (公社)日本鉄筋継手協会 手動ガス圧接技量(従来の圧接)資格3種又は4種の資格を保有する者
- (公社)日本鉄筋継手協会 高分子天然ガス圧接(写真のようなリング使用)技量資格3種又は4種の資格を保有する者
- 就業日数
レベル4以外の資格は、定められている資格をいずれも保有しなければなりません。
また、定められている資格数は少なくとも、その資格を取るための資格が必要となるものもあります。
レベル4までの道のりは長いですが、客観的な能力評価基準を満たすことができれば、自身のキャリアアップにもなりますし、処遇改善といったメリットもあります。
是非、レベルアップを目指してみてください。
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