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マニアックな資格・研削砥石(といし)の特別教育は受講するべき?その講習内容について解説!

2020年12月6日安全教育,特別教育・技能講習,資格講習

この記事では、グラインダーと呼ばれる電動工具の自由研削砥石についての特別教育について解説していきたいと思います。

グラインダーってDIYとかでも使う工具なのに特別教育を受ける必要があるのかな?

と、このように建設業に従事していない人でも扱える工具なので特別教育の必要性についてよく分からない方がいるのではないかと思います。

ですが、実は意外とグラインダーでの事故が多発している危険な工具でもあります。

そこで、今回は特別教育と共に、研削といしの刃の交換と試運転の時間など安全に使用する方法について解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

研削といしの取替え等(自由研削)の業務に係る工具とは?

マニアックな資格・研削砥石(といし)の特別教育は受講するべき?その講習内容について解説!

まず、研削する工具の主な役割は以下のようになります。

  • 金属をケズリ、なめらかに研磨する
  • 研削する砥石は磨くケズる為の石を使用している

ちなみに砥石だけでいうと、包丁を研ぐ場合も砥石を使っています。

工場や製造業では当たり前のように使われますが、建設業の現場でも日常的に使われる資格になります。

製造業や建設業で使用する場面が多い資格になります

研削砥石には仕上げた製品を金属を削ったり切断したりする工具であり、名称としてはベビーサンダーやグラインダーなどと呼ばれています。

実は研削砥石工具のことを「ベビーサンダー」呼ぶのは間違っています。

次にその「ベビーサンダー」について解説していきます。

グラインダーとサンダーの違い

グラインダーとサンダーの違いが分からなくて恥かいてしまった…

ベビーサンダーといわれると、現場では写真のような機械は日常的に見る場合がありますが、実はサンダーという名前ではありません。

正式にはディスクグラインダーといいます。

普段現場でサンダーと呼んでいますが、サンダーという機械は木材を研磨するような機械を指します。

このように、用途に明確な違いがあるのでグラインダーとサンダーが同じ現場で置かれていたら混同しないよう注意しましょう。

他にも、サンダーと呼ばれる工具は以下の工具があります。

「ベルトサンダー」と呼ばれる、サンディングベルトを巻いて高速回転して使用する工具です。

ベルトサンダーは、部品の細かな角取りから、広範囲の研磨まで使用できるとても小回りの利く工具なので、用途に応じて使用すると良いかと思います。

研削砥石には2種類の資格がある

研削加工には、自由研削砥石機械研削砥石の2種類がありますので受講する際には注意してください。

現場で使う資格はどっちなんだろう?

自由研削ではおもに携帯用グラインダーなどが該当します。

自由研削砥石の「自由」とは

簡単にいえば、自分が切断や研磨したい深さなどが自分の手で好きなように調整出来る、ということから「自由」とついています。

機械研削では工作機械などを用いて、固定された場所で常に一定の厚みや仕上げを均一に出来るようになります。

建設業で使われるのは、自由研削砥石の資格となります。

製造業で使われるのは、機械研削砥石となります。

このように、自由研削でも機械を使いますが、意味と用途が違います。

研削砥石を使う作業の資格講習について

砥石の取替えと試運転業務に従事する仕事では以下の教育を受ける必要があります。

  • 自由研削砥石の取替え等業務特別教育
  • 機械研削砥石の取替え等業務特別教育

どちらかを受講しなければなりませんが、建設業では自由研削製造では機械研削がいいと思います。

下の記事では、研削砥石とは違い、切削する工具である「丸ノコ」の特別教育について書かれています。

大工に関わる工具となるので、研削砥石とともに使い方など参考にしてみると良いでしょう。

研削砥石の特別教育受講の内容(自由研削砥石の場合)

特別教育には学科と実技講習がある。
ケーブルヨシ!カバーヨシ!試運転ヨシ!

自由研削砥石座学講習の具体的な内容

  • 自由研削用研削盤、自由研削用といし、取付け具等に関連する知識…2時間
  • 自由研削用といしの取付け技術及び試運転の方法に関連する知識…1時
  • 安全衛生関係法令…1時

研削砥石特別教育実技の受講時間

自由研削用砥石の取付け手法及び試運転の方法…2時間

機械研削の場合には全部で10時間になります

資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。

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研削砥石ならマキタのグラインダーがおすすめ!

研削砥石工具は多くのメーカーが販売していますが、今回は電動工具の大手メーカー「マキタ」から紹介したいと思います。

このパドルスイッチタイプの研削砥石は、グリップ部分を押すとスイッチが入り、話すとスイッチが切れるようになっています。

パドルスイッチによるブレーキがかかることで、普段の作業を効率よく行うことができるだけでなく、万が一の事故を未然に防ぐこともできます。

バッテリー式なのでやや重みを感じますが、パワーがあるのでどんな素材でも快適に研磨することができます。

キックバックによる安全作動も働く装置がついているので、安全性に優れた工具だといえるでしょう。

他にも、おすすめのグラインダーについて書かれているので、購入する際は是非参考にしてみてください。

また、下の記事では電動工具の2大メーカー「マキタ」と「hikoki」の充電バッテリーについて解説しているので、是非こちらも購入する際に参考にしてみてください。

研削砥石特別教育はなぜ受講する必要があるの?

労働安全衛生法第59条第3項では、「事業者は、危険又は害悪な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるケースは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する確か又は衛生のための特別教育を行なわなければならない。

労働安全衛生規則第36条の1にて「危険有害業務」に指定されているため、特別教育を受けなければ業務に従事できません。

簡単に思える電動工具は取り扱い一つで大事故になることを覚えておかないといけないなあ…

法律でこの作業を行う場合には、会社の社長に対して、「危ないから教育してから作業をやらせて下さい」という内容です。

だから免許ではありませんので、「教育を受講」ということになります。

その会社を辞めた場合、厳しい会社では業務内容が変わるので再度受講の場合もあります。

グラインダーの労働災害は多数発生している詳細

グラインダーの労働災害が起きている事例について紹介します。

神奈川・横須賀労働基準監督署は、労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかったとして、建設工事業の㈱アクアホールディング(東京都杉並区)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検した。令和元年6月に発生した労働災害について、2年2月まで報告をしていなかった。

労災は、横須賀市内の大型商業施設の内装工事現場で発生したもの。床の下地材を剥がす作業中、労働者が誤ってグラインダーで太ももを切っている。同労基署は、「同社は労災発生から8カ月後、自主的に報告してきた」と話している。元請へ与える影響などが、報告が遅れた原因という。

【令和3年2月2日送検】

労働新聞社引用

グラインダーを取り扱う場合、ケガ以外のリスクが伴う工具です。

そのリスクについてまとめているので、是非合わせて読んでみてください。

まとめ

今回は、研削砥石を使用するときに受講する特別教育の必要性やその受講内容について解説していきました。

まとめますと、

  • 研削砥石は、使い勝手の良い工具であるが、労災事故の多い工具である
  • 仕事で取り扱う場合は、特別教育を受講しておく義務がある
  • グラインダーとサンダーは混同しやすいが、サンダーは主に木材を研磨するものなので注意する

ですね。

普段使う汎用性の高い機械工具で実際に研磨歯の破損による歯が割れて飛散したり、グラインダーの安全カバーを外して、キックバックによる切断や労災事故は多数起きています。

簡単だからこそ1番ケガの多い道具です。必ず受講してください。

ちなみに私はこの資格の安全教育をたまに皆さんに教えてます。

この記事を読んで重要性がわかった方はぜひこちらの資格取得を目指して欲しいです。