この記事では、夜間作業の多い建設業で使えるおススメのヘッドバンド型ライトを、現役で現場監督をしている筆者が厳選して紹介していきたいと思います。
皆さんは、現場で使用するヘッドバンド型ライトを購入するときにどのような点を重視されますか?
できれば、明るくて点灯時間が長持ちするのがいいなあ…というような点を重視するなど、漠然とポイントを絞って購入を検討されるのではないかと思います。
ですが、明るさなどは、実際に手にしてみないと分からなかったり、ヘッドバンドがハマらないかも…と写真などを見ただけでが、よく分からないことも多いのではないかと思います。
そこで、今回はおすすめのヘッドバンド型ライトを紹介するとともに、購入する際にどのようなことにきをつけれがいいのかポイントを押さえて解説していきたいと思います。
このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。
建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました
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ヘッドバンド型ライトとは?
ヘッドバンド型ライトとは、小型のライトをヘッドバンドで固定して装着するものです。
建設業だけでなく、スポーツグッズ・アウトドアグッズとしても度々使用され、幅広い分野で使用することができます。
暗い場所での作業や夜間での屋外作業によく使用されます。
そんなヘッドバンド型ライトですが、今回は建設業での作業を想定したおススメグッズを紹介していきたいと思います。
建設業でヘッドバンド型ライト使うメリット
卓上型のライトや懐中電灯といったものも、それぞれのメリットがありますが、今回はヘッドライトを使うメリットについて解説していきたいと思います。
ハンディタイプよりも作業効率がアップする
手で持つ懐中電灯は、限られた場所を任意で照らせるものではありますが、片手が塞がってしまうため、両手で作業をしなければならないときに少し煩わしく感じるかと思います。
ですが、ヘッドバンド型ライトは頭に付けるので、頭を振れば任意の場所を照らすことができますし、両手で作業をしなければならないときでも作業効率を下げることなく行うことができます。
作業範囲を効率よく照らせる
卓上タイプはヘッドバンド型ライトや懐中電灯に比べて明るさが断然に良いのですが、照射範囲に人が立ち入って影で見えなくなったり、少し暗い手元を照らすことができないといった煩わしさがあります。
しかし、先述したように任意を場所を照らすことができるメリットがあります。
作業スピードを下げたくない、両手で作業することが多い場合はヘッドバンド型ライトを選ぶと良いでしょう。
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ヘッドバンド型ライトのデメリット
一方で少しデメリットと感じる部分があります。
ここだ!という範囲に照らすのに頭を振らなければいけない
ヘッドバンド型ライトは目線より、少し高めにセットをするので、やや任意のポイントから少しずれたところを照射します。
そのため、照射範囲が少しぼやけてしまうので、ピンポイントで明かりがいる場合は少し煩わしく感じてしまうかもしれません。
場所によっては明るさが物足りないことも
ヘッドバンド型ライトの照射範囲は、小型ゆえに卓上と比べると少し明るさが物足りないと感じる部分があるかもしれません。
特に広範囲の作業を行う場合は、足元は照らせても少し離れたところを照らすことを考えるともう少し照射範囲が広いといいと感じるかと思います。
ピンポイントで明るさを必要とするのであれば懐中電灯、広範囲を照らすのであれば卓上型という風に使い分けると良いでしょう。
建設業で使うヘッドバンド型ライトを選ぶポイント
では、建設業で使えるヘッドバンド型ライトはどういったものを選ぶべきか解説してきます。
明るさ(ルーメン)
LED電球やLED照明の明るさは、白熱電球で目安としていたワット(W)数ではなく、ルーメン(lm)という単位を使います。
つまり、1000lmのヘッドライトだと60W程度の照明の明るさ以上になります。
簡単にいいますとダイニングテーブルのペンダントライトと同じぐらい明るいと感じとイメージしてください。
ルーメンは、夜間作業を行うのであれば、最低でも100ルーメン以上あると良いかと思います。
照射距離
照射距離とは、どのくらいの距離を照らせるかということです。
照射距離としては、当然なるべく遠くを照らせるものがよいかと思います。
手元作業の場合は、照射距離は特に関係ありませんが、屋外作業を行う場合は照射距離も気にしておくと良いでしょう。
照射範囲
照射範囲には2種類のタイプがあり、それぞれ「スポット」と「ワイド」と分けて指します。
スポットタイプはピンポイントで照射できる分、広範囲を照らすことができません。
一方、ワイドタイプは広範囲を照らせる分、ピンポイントで照らすことが難しいタイプになります。
そのため、照射範囲は狭すぎず、広すぎない「ワイド+スポット型」のものを選ぶと良いでしょう。
電源の種類
電源の種類は、バッテリー式・乾電池式・ハイブリット式があります。
それぞれのメリットとデメリットは、
- バッテリー式…充電するのみなのでコストが低く半永久的に使えるが、バッテリーが無くなったら使えない
- 乾電池式…電池が切れても、交換をすれば半永久に使えるが、乾電池を購入するコストがかかる
- ハイブリット式…電池+バッテリーが使えるので、バッテリーが切れても使えるが、本体価格の高さと重量感がある
といったことが挙げられます。
それぞれ、良い点と悪い点があるので、自分のお財布と相談しながら考えてみると良いでしょう。
機能面
機能については、それぞれヘッドバンド型ライトで違いがあります。
例えば、防水タイプであること、耐久性が優れていること、照射範囲・距離を調節できるダイヤルがあること、など様々な機能があります。
機能に関しては、自分で「この機能は譲れない!」といったことを決めて購入を検討すると良いでしょう。
機能に関しては、唯一無二のものがあるので機能面から考えてみるのも良いヘッドバンド型ライトに出会えるのではないかと思います。
では次のページで実際に現場で使いやすいヘッドライトを5つ紹介して行きたいと思いますので合わせてチェックしてみてください。
夜間作業でも明るいおすすめヘッドライト5選
LED LENSER ヘッドライトは最強:現場で使える
とにかく明るさが最優先。
公式ホームページより
そんな方には重量級の1000lm大型専用リチウムイオン充電池を採用。
最大光束1000lmの脅威の明るさを誇ります。
性能、装備の全てが従来品を凌駕する、Hシリーズのハイエンドモデルです。直感的な操作が可能なホイール調光システムを搭載し、無段階の明るさ調整も可能。
手元作業はもちろん、大口径でズーム幅のあるフォーカスレンズは、ヘッドライトとして規格外の最大300mの遠方照射が可能。
数々の賞を受賞しているドイツの有名ブランド「レッドレンザー」になります。
長期7年間の保証とデザインは、特に職人向きです。
優れた装着感もあり、長時間の着用でも不快な重さを感じません。
現場のユーザーと専門家の声を取り入れ、H14Rをさらに改良。
H14R.2は、全ラインナップ中最高に近い、1000ルーメン1もの明るさを誇るヘッドライトです。
後部に配置されたホイールスイッチは片手で直感的に操作でき、無段階ディマーや各種機能を手軽に使いこなせます。USB充電式で、パソコンやパワーバンクからの充電も可能。
公式ホームページより
明るさが最優先という方に特におすすめできるライトです。
東京都:軌道工事(45歳・現場監督)
鉄道夜間工事でも相当明るくて便利、特に夜間工事では照明が少ないのでこれライトはおススメです
東京都:電気工事(30歳・電気設備)
住宅設備関連での仕事が多いですが、天井裏や床下の点検・分電盤中のチェックするときは本当に便利。買って正解でした
レッドレンザー 充電式 H8R は電気工事 ヘッドライト おすすめ
600lmの照明になりますが、そんな引けを感じさせないほどの明るさを持つ照明です。
夜間の確認作業、手元や足元の確認の為に是非活用することをおすすめします。
「明るさ、軽さ、スタミナ」の3点においてバランスのとれた性能で、趣味や仕事に幅広く活躍するH8R。明るさを上げると、バッテリーもより重く、大きくなりがちです。この問題を、大容量18650形リチウムイオン充電池により解決。最大600lmの照射能力は、近距離から遠方まで幅広くカバーします。USB3.0を介した高速充電機能によりスピード充電も可能。性能に妥協したくないプロフェッショナルに最適です。
公式ホームページより
充電式LEDヘッドライト 300l はおススメの工事用
やはり現場ではちょっとしたことで道具が気づいたらなくなってることは多々あります。
あぁ失敗したとかいきなり高いのは嫌だという人も・・・。
そういった場合におすすめなのが、「Ledlenser H7R.2」です。
コスト面の負担が少なく、また定番の機能を取り揃えており、初めてヘッドバンド型ライトを使用する方にも使いやすいものではないかと思います。
はじめてヘッドバンド型ライトを使うのであれば、こちらから使ってみてはいかがでしょうか。
これまで長く支持されてきたベストセラーをさらに改良。Ledlenser H7R.2には、より広範囲を照らすために再設計されたレンズと、充電式リチウムイオン電池を採用。電池残量インジケーターを搭載し、万が一電池切れの場合は単4アルカリ電池4本でも使用できるハイブリッド型。あらゆる点で期待を上回る、ヘッドランプの定番モデルです。
公式ホームページより
GENTOS/ジェントス 充電式ヘッドライト USB充電式(ジェントス ヘッドライト 現場用)
耐塵・耐水仕様に2m落下耐久の照明になります。
800mlの明るさなので、現場だけでなくアウトドアにも利用可能なヘッドライトの照明です。
GENTOS(ジェントス)は1978年創業の日本の懐中電灯メーカーです。
2001年、当時開発されたばかりの白色LEDを懐中電灯・ヘッドライト・ランタン等に搭載し、
いち早く日本のマーケットに投入しました。 日本のメーカーとして徹底的に品質にこだわり様々なテストを実施し、
ユーザーの皆様に安心してご使用いただける製品作りを心掛けています。
公式ホームページより
ジェントスLED ヘッドライト NRシリーズ
範囲をムラなく照射するCOB LEDと搭載脱着可能な保護カバー付きとなっています。
3段階調光+点滅モード/インスタントオフスイッチ機能の夜間作業には広範囲を照らせる優れものです。
ヘッドバンド型ライト以外にも役立つおすすめグッズ
日々に作業効率を高めるために、様々な便利グッズがあります。
最近では、スタイリッシュなものも多く、一見すると建設業で使うものか?と疑問を持つほどかっこいい商品があります。
是非、最新の商品情報を合わせてチェックしてみてください。
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まとめ
今回は、現場で使えるおすすめにヘッドバンド型ライトを紹介していきました。
おすすめ商品をまとめますと、
- とにかく明るさが最優先の方には「LED LENSER ヘッドライト」
- 「明るさ・軽さ・スタミナ」に優れているバランス型なのが「レッドレンザー 充電式ヘッドライト H8R」
- 広範囲を照らすハイブリッド型「充電式LEDヘッドライト 300l」
- 耐塵・耐水仕様で2m落下耐久可能な「GENTOS/ジェントス 充電式ヘッドライト USB充電式」
- 搭載脱着可能な保護カバー付いていて広範囲を照らす機能にも優れている「ジェントスLED ヘッドライト NRシリーズ」
となります。
現場作業は17時過ぎると真っ暗・・・。
細かな納まり、仕上げ等の精度が必要な作業、夜間作業での施工などでは、ヘッドバンド式の照明があるととても便利です。
今回紹介した商品は本当にどれも魅力的なものばかりです。
安心・安全にしっかりと作業を行うためにもぜひヘッドバンド型のライトの購入を検討する際は。是非参考にしてもらえればと思います。