建設キャリアアップシステム:レベル2/橋梁技能者(ブルーカード)
レベル2を目指すには、3年(645日)の建設キャリアを積んでおく必要があります。
また、両方の資格が必要になります。
玉掛け技能講習は橋梁工事で必須となる資格なので、是非取得しておくと良いかと思います。
詳しくは下の記事でまとめているので、合わせて読んでみてください。
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建設キャリアアップシステム:橋梁架設工事レベル1
建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者はランク1になります。
自分のスキルアップと生活をアップさせるには?
建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切ですそのために必要な5つ
その①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり
現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもあり
その②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね
その③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。
鳶作業服は進化してる最新の流行は?8分服かデニムか?
最近の鳶は作業服がカッコいいですね。私が作業していたときは作業服は、平ズボンとか8分服・7分服といかにも作業服という感じで、見た感じであぁ~ って感じでしたね。
ところが今はデニムが人気です。 時代が変わってきたなぁって感じですね。多様性と言われる言葉があるように作業服も多様化してきてますね。
最近の建設業はカッコいい
定番と言える作業服はこちらですね。
最近の作業服はこのような感じです。
橋梁工事:建設キャリアアップシステム/申請先
建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。
橋梁工事:建設キャリアアップシステム/申込み詳細
橋梁工事で建設キャリアアップシステム登録するには、まずここからそのシステムの概要について見てみてください。
橋梁工事:建設キャリアアップシステム/事業者登録
請け負い事業者が建設キャリアアップシステムに登録しておくと、入札制度で有利に働くので是非事業者登録をしてみてください。
橋梁工事:建設キャリアアップシステム/技能者登録
技能者個人が登録するのであれば以下のリンク先から申請してください。
各リンク先には、申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。
補足:(一社)日本橋梁建設協会がキャリアアップシステム運営団体?
(一社)日本橋梁建設協会とは、橋梁大手の駒井ハルテックやIHIなどが幹事団体の役員です。
橋梁工事の建設キャリアアップシステムを主催している団体なのですが、実は所属している役員企業の不祥事の後が絶えない企業でもあります。
例えば、駒井ハルテックは税務調査にて、元従業員及び現従業員が当社の取引先を経由して 2012年3月頃より不正な取引を行っていた可能性が発覚しました。
(以下のリンク先で事件の概要が分かります。)
IHI(旧石川島播磨重工業)では、資格を持たない従業員が航空機のエンジン検査を行ってテレビでも取り上げられて、検査関係の偽造をしていたことも…。
(以下のリンク先で事件の概要が分かります。
更に橋梁工事では団体に所属してる有名橋梁会社が橋梁工事を巡る談合事件で、横河ブリッジらメーカー11社の担当者が、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕されている。
この11社とは、横河ブリッジ、JFEエンジニアリング、東京鉄骨橋梁、石川島播磨重工業、宮地鉄工所、川田工業、高田機工、栗本鉄工所、三菱重工業、川崎重工業、松尾橋梁などの企業です。
(以下のリンク先で事件の概要が分かります。
橋梁架設は命がけでスケールが大きな工事で裏では、各社が不正ばかりだとこの団体も大丈夫なんでしょうか?
これから登録する側としては、心配ですよね。
各企業の動向に注意しながら、登録を検討してみてください。
補足:橋梁工事に便利な充電式インパクトレンチを紹介
マキタの工具は現場でも使用している職人さんが多いほど、人気の工具です。
特に今回紹介する充電式インパクトレンチは、コンセントのない橋梁工事でのボルト締め付けに大変重宝するものです。
バッテリーが切れると、使えなくなるという心配がありますが、マキタのバッテリーはパワーがあるので稼働時間を心配することなく使うことができます。
是非、チェックしてみてください。
もう一つ、インパクトレンチを使用するのであれば合わせて使用したい工具があります。
インパクトレンチに対応したANEXのオフセットアダプターです。
橋梁工事では、狭い場所でもボルトを締め付けなければならないことがあります。
しかし、この工具を使えばインパクトレンチが入らない場所でもサポートしてくれるので、どんな場所でも作業を行うことができます。
是非、マキタのインパクトレンチと共にチェックしてみてください。
まとめ
今回は、建設キャリアアップシステムを通して、橋梁工事職人としてレベルアップする方法と、登録基幹技能者になる方法を解説していきました。
まとめますと、
- 橋梁工事建設キャリアアップシステムでレベル4になるには、就業年数10年・職長経験3年、登録橋梁基幹技能者・1級土木施工管理技士・優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)・安全優良職長厚生労働大臣顕彰のいずれか1つ資格を取得していること、レベル2・3を満たす資格を取得していることが必要である
- レベル3になるには、就業年数7年・職長経験1年、鋼橋架設等作業主任者技能講習及び足場の組立て等作業主任者技能講習・青年優秀施工者土地/建設産業局長顕彰いずれかの資格を取得していること、レベル2に定める資格を取得していること、職長・安全衛生責任者教育を受講していることが必要である
- レベル2になるには、就業年数3年、玉掛け技能講習・足場の組立て等作業従事者特別教育の資格を取得していることが必要である
- 登録基幹技能者になるためには、鋼橋架設工事の実務経験 10 年以上、鋼橋架設等作業主任者技能講習・足場の組立て等の作業主任者技能講習・玉掛技能講習の資格を取得していること、職長として 3 年以上の実務経験を有していること、職長教育を修了して、受講申込日までに 3 年以上の職長経験を有している者、年齢が28歳以上であることの条件を満たしたうえで、講習及び修了試験に合格することで取得できる
ですね。
条件が少し複雑化していますが、技能者としてレベルアップする姿を客観的に判断されるので処遇改善にもつながるメリットがあります。
是非、レベル4のゴールドカードを取得できるようにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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