現場で使われているネコ(一輪車)の積載容量・名前の由来・サイズと大きさは?

一輪車をネコと呼んでますが、ネコは荷台の部分が器になっている一輪車のことでネコは正確には猫車(ねこぐるま)と呼ばれてます。そんなネコの知識・生コンをどれぐらい入れられるかをまとめてみました。

一輪車といえば、工事や建設現場での必需品として知られる「ネコ」。その名前の由来やサイズ、積載容量についての知識を持つことは、現場作業の効率化や安全性向上につながる重要な要素と言えます。

一輪車が果たす役割や機能、さらには練子やリューベ、生コンの運搬など様々な側面から、一輪車が持つ可能性や限界に迫ります。工事や建設分野において欠かせない「ネコ」の真価を探りながら、その重要性を再確認し、現場での活躍を支える知識を体系的に整理していきます。

ネコ(一輪車)の名前の由来とは?

ネコ(一輪車)の名前の由来とは?
ネコ(一輪車)の名前の由来とは?

名前の由来はいろいろとあるみたいです

  1. 猫のように、丸くなっているとか
  2. タイヤのゴロゴロという音がネコの声とか似ている
  3. 他にも砂鉄などを寝粉(ネコ)と言われる語源説もありますが、たぶん違うかと思います。
  4. 馬車や牛車のように大きくなく、ネコでも押せる・引ける大きさ

でもなんか違うと思います。

練子(ネリコ)がなまりネコ(一輪車)の名前の由来?

現場で使われているネコ(一輪車)の積載容量・名前の由来・サイズと大きさは?
現場で使われているネコ(一輪車)の積載容量・名前の由来・サイズと大きさは?

私的には、セメントやモルタルなどの練った材料を作る人を、左官現場などでは練り子っていいます。

練子はブロック積とかレンガ積では材料運搬・モルタルを練る人が材料運搬をする人も練子です。

練り子が材料運ぶから、ネコに化けたと思っています

左官材料やモルタルは職人はネタとかもいいますが、練り子に運ばせる道具としてネコと言うのかも知れません。

ネコ(一輪車)の大きさは何才と呼ばれる。

猫車が一般に浸透していない名称なので

「運搬用一輪車」とかいう名称でホームセンターなどで販売されています。

私が人生で初めて触ったのは、田舎で畑で遊びながら触ったのが小さな頃の記憶です。

仕事では初めての現場で駅舎建築工事でした。

先輩に言われ足場のクランプを大量に運んでと言われて、土嚢袋にアホほど詰めて、汗流して運び終わった後に先輩からネコ使えよって言われて、最初に言えよって思ったのが最初ですね。

ネコに材料を載せられる容量は?

そんなネコにはどれぐらいの荷物が積めるのか?まとめてみました。ネコは【才】という単位で容量が表現されます。

才とは容積の単位になります。

ネコに材料を載せられる容量は?
ネコに材料を載せられる容量は?

才は、1才=一尺×一尺×一尺。

1尺メートル法で換算すると約30.3センチメートル。

一才は約0.027818.127m3になりますね。

0.3×0.3×0.3=0.027m3

そもそも、才、とは昔から日本で使われている容量の単位になります。

尺貫法=日本古来の計量単位
尺(長さの単位)・貫(重さの単位)を基本単位で1891年(明治24年)にメートル法に変わりましたが
1958年(昭和33年)まで併用して使用されていました。

1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて

ネコの大きさは?

2才ネコ(一輪車)の大きさと容量は?

1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて
1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて

少しメーカーなどによっても違いはあるかと思いますが、今回は建設業では人気の金象を例に大きさを説明してみましょう。農業などで使う平べったいネコは【2才ネコ】になります。

(使用時外寸法)
・全長:1330mm×全幅:680mm×全高:540mm

(バケット外寸法)
・全長:770mm×全幅:680mm×深さ:135mm×板厚:0.8mm

3才ネコ(一輪車)の大きさと容量は?

1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて
1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて

建設業でよく見るネコは3才が多いですね。

(使用時外寸法)
・全長:1288mm×全幅:496mm×全高:615mm

(バケット外寸法)
・全長:770mm×全幅:496mm×深さ:285mm×板厚:0.8mm

細ネコは狭い現場で役に立つ:積載容量は?

1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて
1輪車(ネコ)は2才・3才の名前で販売されて

物流ではエムスリー・建設ではリューベといいます

物流でも才の単位は使ってますね。建設業でも納品の材料の材料見るとラベルで才が記載されです。

建設業でm3はリューべって言いますが、物流ではエムスリーって少しカッコよく呼ばれてます。

生コン:ネコどり・コンクリートの運搬に必要な回数は?

ネコどり・コンクリートの運搬に必要な回数は?
ネコどり・コンクリートの運搬に必要な回数は?

一輪車では砂や砂利を運ぶ道具として使われているので、ネコ打ちで生コン打設する運搬目安としてはあくまで、才で計算した場合には

2才では1m3のコンクリート打設するには、1回の積み込み量は2才≒0.054m3になります。

1.0m3÷0.054m3≒のでざっくりと18回になります。ただ摺り切り、満載にネコへパンパンに生コン入れる人はいませんからね。

おおむね25回ぐらいから30回のトリになりますね。

トリと生コンを少し詳しく見るなら生コン注文方法と頼み方(オーダー)の仕方は単価や費用をわかりやすくまとめ・車両の大きさ・費用は?で書いてます

3才になりますと、0.081m3になるので12回程度ですが、同様にパンパンに入れる人はいないので20回ぐらいになりますね。

リットル容量でネコ(一輪車)何m3載せれる?

  • 2才のネコは50リットルなので、m3換算すると0.05m3になります。
  • 3才のネコは75リットルなので、m3換算すると0.075m3になります
  • 細ネコは38リットルなので、m3換算すると0.038m3になります。

1m3÷0.05m3だと運搬回数が出てきますね。

生コンをネコ1杯で、3才で考えると0.075m3です。こちらにコンクリートの比重を掛け算してみると

0.075m3×2.3~2.4≒約20キロぐらいになりますが、実際にネコを押してみると重たく感じますよ

ネコには足場のクランプ何個積める?

ネコに物を載せて手押しで運ぶ台車です。何キロまで乗せていいとかあまり気にしてませんよね。

足場から直行クランプは一個の重さは700g程度です。

ネコはカタログを見ると積載荷重の上限は100kgから80kgぐらいです。

つまり100個は載せれる考えですが、実際には無理です。

重いものを乗せすぎると、グリップ握っても持ち手の部分が持ち上がらず、慣れないとフラフラと転びます。

ネコのタイヤは交換可能・パンクしないものある

ネコはタイヤ交換可能です。

ネコのタイヤはゴムタイヤとノーパンクがありますが、ノーパンクの場合弾力性が無いので段差などでは引っかかってしまうこともあります。

タイヤは消耗品なので交換します。

当然ながら現場なんで当てたり叩いたりなど乱暴に使う人もいて、私はアーク溶接で固定してグラインダーで磨いて使えるように修理してました。

つまりネコは整備をすればある程度なら長く使えます。

一輪車で資材運ぶのは大変:最強の現場ネコ

これは欲しい、マキタの充電式運搬車ほ本当に欲しい一品ですね。たかがネコにと思いますが体の負担を減らせる。

説明不要だと思いますが、インパクトドライバーなどで使用しているバッテリーが使える。進化したネコを是非私も体験したいが、まだ持っている職人と出会ったことがないですね

ネコ一輪車のまとめ

本記事では、現場で使われている一輪車、通称「ネコ(猫車)」について、積載容量、名前の由来、サイズと大きさについて詳しくまとめられています。ネコと呼ばれるこの一輪車は、荷台の部分が器になっており、猫車(ねこぐるま)とも呼ばれています。名前の由来には練子(ネリコ)がなまりネコ(一輪車)の名前の由来という説もあるようです。一輪車の大きさは「何才」と呼ばれ、容量やサイズは2才や3才といった単位で販売されています。

特に現場では、ネコはエムスリーやリューベとも呼ばれ、生コンの運搬や資材運びに活躍しています。一輪車のリットル容量に換算すると何m3載せられるか、足場のクランプは何個積めるかなど、具体的な情報も紹介されています。また、ネコのタイヤは交換可能でパンクしないものもあり、現場での使用に便利です。

一輪車を使って資材を運ぶことは大変な作業ですが、ネコと呼ばれる一輪車はその頼もしい存在として活躍しています。様々なサイズや容量のネコがあり、細ネコは狭い現場でも役立つことが紹介されています。最強の現場ネコとして、資材運搬や建設現場での重要性が示されています。建設業界において欠かせない一輪車、ネコの活躍に期待が寄せられます。

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