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建設業特定技能ビザ:鉄筋圧接/継手職人として外国人雇用する場合に可能な作業

2020年11月17日建設キャリアアップ(外国人雇用),特定技能採用

この記事では、鉄筋圧接/継手職人として採用する場合、特定技能ビザを取得した外国人だとどういった作業を行うことができるのか解説していきたいと思います。

技能実習生とは違う、特定技能外国人を雇用した場合、

どういった作業を行うことができるんだろう?どこまでやらせていいのかな?

など、取り決めの厳しい特定技能だと、どのくらい作業にあたらせていいのかよく分からないかと思います。

そこで、今回は鉄筋圧接/継手職人として特定技能を取得している外国人を採用する場合に可能な作業内容を解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

特定技能外国人を鉄筋圧接職人として雇用する方法

外国人就労の中で特定技能は新しい就労資格として外国人に付与される資格ですが、外国人を雇用する方法として従事する仕事は制限されてしまいます。

実際にこの業務に就く場合、市郷社の指示・監督を受けながら鉄筋の溶接継手/圧接継手の作業に従事することが可能になっています。

以下の作業であれば行うことができます。

  • 鉄筋端面加工作業
  • 鉄筋支持器、溶接治具等の鉄筋取付け
  • 圧接器等の取付け・脱着
  • 鉄筋の継手

これらの作業は、特定技能に合格した外国人労働者を圧接工事の労働者として従事するうえであれば行うことが可能です。

また、圧接工で大事なのは接続する鉄筋の面の鉄筋端面加工作業が重要となり、外国人はこの作業をメインに行っていきます。

ただし、穴を掘るなどといった作業をすることはできません。

特定技能外国人就労で圧接で関連する業務

関連作業ができる範囲は以下の通りになります。

  • 鉄筋継手外観検査補助
  • 圧接機器の保守点検
  • 鉄筋配筋補助
  • 施工現場の資機材等小運搬
  • 各種揚重運搬機械の補助
  • 玉掛け
  • その他、鉄筋継手業務の実施に必要となる安全衛生作業(点検、整理整頓、清掃等)

日常の中でガス圧接機器の保守点検業務も必要になり、具体的な資格等は書いてありませんが当然ながら作業の中ではガス溶接技能講習の資格も必要になると思われます。

関連業務に定められていない型枠を組み直したり足場をはずしたり等の作業は就労制限の中で出来ない内容になります。

玉掛け作業に関わる技能講習に内容は、以下の記事のまとめているので是非合わせてチェックしてみてください。

特定技能外国人圧接工が現場で使える材料とは?

扱える素材・材料は以下の通りになります。

丸鋼鉄筋、異形棒鋼鉄筋、燃料(酸素・アセチレン・天然ガス・水素エチレン等)、研削砥石、チップソー、溶接用ソリッドワイヤー、シールド用ガス(炭酸ガス等)、裏当て材など

圧接の専門の材料が主に使って良い規定になっています。

材料が主に認められているが使用にあたって注意しておかなければならないこともあります。

例えば酸素アセチレンを使う場合にはガス溶接技能講習の受講が必要で、研削砥石手の切断等では特別教育の受講が必要になります。この辺は日本人と同様に安全衛生教育を実施した中で作業に従事させないとなりません。

特定技能圧接工事で使用して良い機械と設備

鉄筋冷間直角切断機(又はグラインダー)、ボルト締付け工具、圧接器、加熱器、加圧装置、外観測定用器具、グラインダー、鉄筋支持器、防風フード、溶接治具、溶接機、ワイヤー送給装置、溶接トーチ、ガスレギュレーター、ルート間隔測定ゲージ

上記のような機械類を使用して良いという形にはなっています。

専門すぎて難しいと思いますが、簡単にいえば、鉄筋をまっすぐに切る機械や鉄筋同士をつなぐ支持具を固定するための道具やそれを締め付ける道具使うことが、ほとんどです。

つまり、基本は溶接手の接合がほとんどなので溶接の作業に関わる機械が多いです。

研削砥石に関わる講習内容はこちらから知ることができるので、是非合わせて読んでみてください。

特定技能合格者でないと外国人圧接工採用できない

外国人採用するためにはまず特定技能の試験に合格させないとなりません。

外国人採用で特定技能建設/職人を雇用する方法にはステップがたくさんあります。

団体への加入採用者の選定、年会費の支払い、社会保険の完備、日本人同等の給与等の様々な条件があります。

実際のところ昨日実習生より管理する値段が高くなる可能性もあります。

その中で建設キャリアアップの加入も必須となり雇用をするには相当な手続きを踏まないとなりません。

以下の記事で、雇用する企業側が必要となる条件についてもこちらから見ることができるので合わせて読んでみてください。

また、特定技能ビザとはどういった資格なのかよく分からない方もいるかと思いますので、是非下の記事を合わせて読んでおくと今回の記事が分かりやすくなるのでおススメです。

補足として、現場入りした新人教育や外国人に対しての安全教育に役立つ教材をまとめているので是非活用してみてください。

鉄筋圧接に関する建設特定技能試験の内容はこちらから

特定技能試験に関わる試験の内容はこちらからダウンロードできます。

学科試験・実地試験の問題もありますので、是非参考にしてみてください。

補足:鉄筋圧接/継手職人なら知っておきたいおすすめ工具

研削不要!滑らかに直角切断することができるカッター

圧接作業を行う際に効果を発揮する工具となります。

鉄筋の圧接作業の際に難しいのが直角切断とされており、多くの労力を消費するのではないかと思います。

しかし、チップソーカッターを使用することができれば研削をすることなくすぐ圧接作業を行うことができるので、作業効率を引き上げてくれる効果があります。

スライドスイッチで安全設計なマキタのディスグラインダ

軽量設計かつ、振動を軽減してくれるので長時間の作業負荷を楽にしてくれます。

また、キックバックによる事故を未然に防ぐ自動ブレーキが搭載されています。

防水保護設計にもなっているので、水場の多いところでも安心して作業を行うことができます。

まとめ

今回は、鉄筋圧接/継手職人として外国人を雇用する場合、特定技能を取得している外国人ではどういった作業を行える作業範囲を解説していきました。

まとめますと、

  • 作業を行う際は、指導者の監督・指示の下であれば定められた作業範囲を行うことが可能
  • 基本的に溶接に関わる作業を行うことができるので、作業範囲外の作業は行わせてはならない
  • 工具や材料の取り扱いは、特別教育・技能講習を受講することができれば作業範囲内であれば行うことができる

ですね。

明確な規定が設けられており、採用する際も実際に作業に従事する際も少し企業側にとっては多くの時間と人手を費やすことになります。

費用対効果と比例しているのであればメリットが大きいですが、そうでない場合はよく検討してから制度を活用してみた方がいいかもしれません。