この記事では、1級電気施工管理技士の技術試験の変更点と変更された出題内容をポイントごとに絞って解説していきたいと思います。
また、1級建築施工管理技士の過去問題を10年分ダウンロードできるようになっているので是非試験対策に活用してみてください。
1級電気施工管理技士の試験方法が変わるみたいだけど、過去問と出題方法が違うのにどうやって対策をしていけばいいのかな?
と、このように以前試験を受けたことがある方でも、どのように対策をしていけばいいのかよく分からない部分があるかなと思います。
そこで、試験の問題がどのように変わっていくのかわかりやすく解説していきたいと思います。
先日は、施工管理技士補について記載しましたが、今日は、1級電気施工管理についてまとめてみますどのように変わったのかぜひ確認してください。
このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。
建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました。
記事の途中に変更された出題ポイントを参考にした想定問題を入れておきますので、是非過去問題と合わせて利用してみてください。
過去問題とおすすめの試験対策をまとめているので、是非試験対策に活用してみてください。
この記事では、1級電気施工管理技士対策として、2020年以前の学科過去問題と実地過去問題を全てダウンロードできるようにまとめています。1級電気施工管理技士の資格を取りたいからとりあえず過去問からやっていこうかな。と、思っている方で[…]
この記事では、1級電気施工管理技士に関する内容と受験内容について解説していきます。また、受験対策も合わせて解説していきますので是非勉強の役立ててみてください。「1級電気施工管理技士とはどういう仕事なのか」「1級ていうのだか[…]
このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら
一級電気施工管理2022年の学科問題とどう変わる?
1級電気施工管理の学科試験の今までの受験項目は、建築学等と施工管理法と法規の3つ大枠から出題がされていました。
ちなみに、今年からは学科を合格すれば一級電気施工管理技士補の資格が名乗れるようになります。
2022年1級電気施工管理技士補問題(学科)のポイント
まず、2021年からの1級電気施工管理技士の出題範囲は以下の通りになります。
2021年度からの電気施工管理技師変更の内容
- 【電気工学等】
- 電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な電気工学、電気通信工学、土木工学、機械工学及び建築学に関する一般的な知識を有すること。
- 電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等(以下「電気設備」という。)に関する一般的な知識を有すること。
- 3 電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な設計図書に関する一般的な知識を有すること
→この電気工学等は大きな変更はありません。
- 【施工管理法】
- 監理技術者補佐として、電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する知識を有すること。
- 監理技術者補佐として、電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な応用能力を有すること。
→この赤の部分が大きな変更になります。監理技術者補佐として、電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な応用能力を有する知識に関しては出題内容も変わってきます。下記にまとめてます。
- 【法規】
- 建設工事の施工の管理を適確に行うために必要な法令に関する一般的な知識を有すること。
問題自体は変わらず、四肢一択 (マークシート)も従来の問題では変わりません。
ただ下記の内容が新たに追加になってます。
大きく変わったのは、施工管理の監理技術者補佐としての項目です。
実際に令和3年の問題で出題されているので、今後の試験においてもポイントとなる部分ではないかと思います。
【施工管理】
監理技術者補佐として、電気工事の施工の管理を適確に行うために必要な応用能力を有すること。
記載した管理者の補佐として応用能力が五肢二択 (マークシート)で新たに加わります。
簡単に五肢二択なので、問題としては下記5つの中からの正しいものか誤ったものを2つ選びなさいという感じで予想されます。
電気施工管理技士補合格の基準判定は従来は全体の60%の学科の正解率があれば合格できていましたが、今回の改定で合格基準も変わりました。
何が変わったかというと
全体での正解率が60%は変わらない
ただ、施工管理法(応用能力)が50%の正解率がないと、不合格になります。
つまり、現場の施工管理に特に重点が置かれ、監理技術者としての知識が求められるということです。
よって、第一次検定では全体で6割、施工管理法(応用能力) 5割の正解しないと、一級施工管理技士補になることができません。
この、施工管理法(応用能力)が令和3年以降の中で一番の重要なウェイトを占める内容となります。
下の記事では、変更された出題内容を解決するためにまとめているので、令和3年以降の試験対策をするのであれば、是非以下の記事を参考にしてみてください。
この記事では、1級電気施工管理技士に関する内容と受験内容について解説していきます。また、受験対策も合わせて解説していきますので是非勉強の役立ててみてください。「1級電気施工管理技士とはどういう仕事なのか」「1級ていうのだか[…]
補足:電気工事で石膏ボードの加工も簡単な道具の紹介
1級建築施工管理技士になるのであれば、ある程度の実務経験年数がなければ受験することができません。
そのため、普段からの仕事において、少しでも多く経験を積むためには効率よく作業を多く進める必要があります。
クオリティの高い仕事をコンスタントにこなすためには、いい道具を選ぶことは何より重要ではないかと思います。
そこで、今回はマキタのボードトリマを紹介していきたいと思います。
マキタの充電式ボードトリマは、電気工事の配線導入確保に必要なボードの穴あけをする工具です。
特に石膏となると、硬くて穴あけ作業をするのに時間がかかることがあります。
しかし、マキタのボードトリマは充電式にも関わらず、アダプタタイプと同等以上のパワーを誇ります。
また、石膏ボードなどの穴あけで発生する粉塵を集塵してくれる機能がついているので、作業中も安全に行うことができるのも良い点だといえます。
2020年までの1級電気施工管理技士実地試験は?
改正による電気施工管理技士実地試験は、
従来行われていた実地試験は第二次検定という名前に変わり、下記の記事のなかから問題が出題されます。
1級電気施工管理技士補、技士とは?受験内容と合格するための対策を徹底解説
資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。
1級電気施工管理になれば引手数多で転職可能
ただ、なかなか転職サイトをみても建設業に特化した求人が少ないですよ。
そこで、建設業に特化した正社員求人が満載のこちらのサイトを紹介します。登録しておくと、職人や施工管理などの職種から求人を検索できるのであなたの希望する求人を見つけやすくなります。
施工管理試験の問題がどのように変更になったのかを次のページで説明していきたいと思います。どのような内容になったのかチェックしてみてください。
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