2021年から施工管理技士/技士補の試験はどう変わる?内容や対策まで徹底解説!

2021年8月9日土木施工管理,建築施工管理,管工事施工管理,資格講習,造園施工管理,電気施工管理土木施工管理,建築施工管理,施工管理技士,管工事施工管理,資格講習,造園施工管理,電気施工管理

この記事では、令和3年度に開催される施工管理技士・技士補の試験の変更点について受験資格から出題内容まで分かりやすく解説していきたいと思います。

また、過去問題と令和3年度の問題及び解答をすべてダウンロードできるようにまとめてあるので是非試験対策に役立ててください。

施工管理技士の試験を受験しようと思うんだけど、前の試験内容とどう変わったのか分からないから、どうやって勉強すればいいのかな?

と、2021年からの施工管理技士の試験内容がどう変わったのか、またどこを勉強すればいいのかよく分からないですよね。

確かに、現場管理の合間に勉強するのは、なかなか時間が取れなくて勉強に苦労した人が多いと思います。

私もそうでしたが、試験を受けに行く日もスケジュール調整しても夜勤明けとかで受講しないとならない場合もありました。

そこで、少しでも効率よく勉強するためにもポイントを絞って分かりやすく、実際の施工管理技師である筆者がが変更について解説していきます。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

2021年からの施工管理技士/技士補の試験対策

2021年からは、出題範囲なども大幅に変更されています。

そこで、過去問題・試験対策・最新の試験内容をそれぞれの施工管理技士に合わせてまとめていますので、是非試験勉強に役立ててみてください。

施工管理技士過去問題令和3年度問題試験対策
1級土木施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
2級土木施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
1級建築施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
2級建築施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
1級電気工事施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
2級電気工事施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
1級造園施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
2級造園施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
1級管工事施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策
2級管工事施工管理過去問題10年分ダウンロード令和3年度解答速報おすすめ試験対策

最新の出題範囲に特化した記事

2021年から1次試験において、施工管理技士法・監理技術者・建設業法といった内容を問われる問題が追加されました。

そのため、今まで触れてきていない方にとってはなかなか理解しにくい用語が多く出てくるのではないかと思います。

そこで、2021年から新たに加わった試験内容に合わせてまとめていますので、是非試験を受けられる方は目を通しておくと良いでしょう。

補足:施工管理技士になるなら使ってみたいおすすめ工具

今回紹介するのは、レーザー器になります。

耐久性といえば、タジマですが頑丈さだけではありません。

振動制御装置がついているので、高精度を求められる現場においても安心して使用することができます。

また、ラインもはっきり見ることができるので効率よく作業が進められるのでとてもおすすめです。

2021年からの施工管理技士、技士補の種類と改訂の内容は?

まず、2021年からの施工管理技士と認定されている施工管理技士は以下の通りになります。

  • 土木施工管理(1級・2級)
  • 建築施工管理(1級・2級)
  • 電気工事施工管理(1級・2級)
  • 管工事施工管理(1級・2級)
  • 造園施工管理(1級・2級)
  • 建設機械施工(1級・2級)
  • 電気通信工事施工管理(1級・2級)

現在7種類の業種で資格がありますが最近に新しく仲間入りしたのは、電気通信工事施工管理になります。

建設機械施工だけ施工管理の名称になっていなかったんだ…。

よーく見てみると建設機械施工だけが管理って名称がついてないんです。

しかし、

今回の施工管理技士の資格変更で、大きなポイントとしては技術検定の検定種目の名称の変更があります。(令第三十四条関係)検定種目のうち、「建設機械施工」の名称を見直し、「建設機械施工管理」とされました。

建設機械施工は簡単にいえば、建設現場で使用する建設機械を運転・品質/安全管理をする施工管理技士資格を指します。

この建設機械施工の名称が変わって「管理」がついたのは、変更の大きなポイントです。

2021年から施工管理技士試験の受験料金は値上げするのか?

受験料の変更については以下の通りになります。

技術検定の受検手数料の値上げです。(令第四十二条関係) 技術検定の受検者数の減少が伴い、若手や建設業従事者が少なくなり、試験回数・会場数が増えたりして(昔は受験出来る場所が指定されて出張して受験)による支出増た為、受検者一人当たり費用が増加したことなどを踏まえ、受検手数料の引き上げを行うとあります。

受験地が2021年から増えたことで、身近に受けられるという手軽さができました。

その反面、テストの監視員をたくさん配置しなければならないなど、お金掛かることから受験料をアップするとのことです。

受験料変更後の価格は以下の通りです。

一例として1級・2級建築施工管理の受験料変更価格を提示しましたが、受験をする場合は試験を実施している会場サイトで調べてみてください。

(例)・1 級建築施工管理技術検定

   学科・実地試験:各 9,400 円 → 第一次・第二次検定:各 10,800 円

  ・2級建築施工管理技術検定

   学科・実地試験:各 4,700 円 → 第一次・第二次検定:各 5,400 円

2021年から施工管理技士/技士補の称号が変わる?

勉強イメージ

今までは、学科試験・実地試験に合格してはじめて、「1級〇〇施工管理技師」や「2級〇〇施工管理技師」と名乗ることができました。

ですが、2021年からはこの称号が変更されます。

どのように変更されるかは、まず試験形式の変更から見ていきましょう。

2021年からは、以下のように試験形式が変更されます。

技術検定の合格者に与えられる称号について(令第四十条関係) 改正法:

これまで学科試験と実地試験により行っていた技術検定について、それぞれを独立の試験とし、第一次検定及び第二次検定として実施する。

2021年からは、1次試験に合格すると施工管理技士補としての称号が与えられます。

もちろん、1次・2次試験共に合格をすれば、施工管理技士としての称号が与えられます。

つまり、2級土木施工管理技士を受験した場合には、一次試験を合格したら2級土木施工管理技士補として活躍できるということです。

そのため、

2020年までは学科には合格したが、実地試験が不合格だった場合、次の年は学科免除でも2年連続実地で不合格になると学科から受けなおさなければなりませんでした。しかし、学科合格で技士補として永久的に実地試験(第二次検定)から受験可能になります。

学科で勉強した事をまたやり直す必要がなくなります。

施工管理技士の変更名称はこうなる

先述した内容をまとめますと、

技術検定の合格者に与えられる称号は、第一次検定に合格した者にあっては級及び 種目の名称を冠する技士補とし、第二次検定に合格した者にあっては級及び種目の名称を冠する技士とする。

つまり今後は、

  • 1級建築施工管理技士(一次、二次合格者)
  • 1級建築施工管理技士補(一次合格者)
  • 2級建築施工管理技士(一次、二次合格者)
  • 2級建築施工管理技士補(一次合格者)

という風になります。

学科試験のみであれば17歳から受験可能

若手の現場監督も施工管理技士補になれるので就職にも有利になります

平成18年度の2級の「学科のみ試験(早期受験化)」導入以降では、高校在学生の申込者数は 「土木」が年間約5千人、「建築」が年間約2千人で推移しています。

その中で現在は、2級学科試験における「学科のみ試験」の受験を17歳から受験可能になっており、高校在学生を含め若年世代が卒業後に就職したら、すぐに〇〇施工管理技士補と名乗れようになります。

何か悔しい部分がありますが、たぶん私らみたいな経験者の中では、「現場も知らないクセに」とひがみが出そうです。

ですが、若年層の受験者が多くなることを考えて、応援が必要ですね。

監理技術者の業務負担軽減にもなる技士補

技士補の特徴的なところは、今までは1級の施工管理技士試験に合格したのちに、監理技術者講習を受講した中で、監理技術者として専任で現場配置可能でしたがこれも変わります。

現場では技士補を専任の技術者として置くことできるようになり、監理技術者が2つの工事現場を兼任できるようになります

特定建設業の資格を保有している特定建設業者が元請けとして総額4,000万以上(建築一式工事は6,000万円)の工事を受注した場合、工事現場ごとに専任で監理技術者の配置が必要でした。

この金額は、公共工事や民間工事関係なく、元請けとして請け負った金額が判断基準になります。

年々監理技術者を配置しなければならない現場が増えていく一方、監理技術者として働ける一級建築士は30万人以下しかいないので、監理技術者の人材不足はとても深刻な問題になっています。

一級土木施工管理も40歳では全国に8000人程度で、70歳まで働いたとしてもざっくり計算しても24万人程度しかいません。

ましてや、現場ばかりで働いている人でもありません。

特に、1級土木施工管理技士の技術検定合格者の年齢は10年前に比べ、平均年齢が3歳上昇(34 歳→37歳)しているとともに、20代後半~30代前半の人数が約半数に減少しています。

以上のことから、全国の各市区町村で配置考えていくと、今後更に足りなくなる監理技術者の為に技士補は技術者の不足を補うことができる制度として、期待されているのです。

2021年からの施工管理受講の案内や申し込み方法

工程管理イメージ

施工管理技士の申し込み先はこちらにまとめています

(一社)日本建設機械施工協会や(一財)全国建設研修センターと(一財)建設業振興基金で施工管理の取りまとめ団体が違いますので、各団体のリンク先を見てもらい、最新の情報が令和3年では受験内容が変わるので出題問題のポイントになります。

まとめ

今回は、2021年からの施工管理の試験内容について解説していきました。

まとめますと、

  • 学科試験/実地試験と1つの試験となっていたものが、1次試験/2次試験とそれぞれ独立した試験となっている
  • 1次試験に合格すると管理技士補としての称号が得られる
  • 2次試験に不合格となっても、翌年は1次試験を免除され、また2次試験から受けられる
  • 技士補の資格を取得しておくと、複数の現場に監理技術者が兼任された場合は技士補が補佐として就くことができる
  • 受験地増設や試験内容の変更に伴い、受験料が高くなった
  • 1次試験のみであれば、17歳以上から受験することができる

ですね。

技士補で経験が少ない中で、学科だけで中々現場は上手くいかない場合が、多々ありますが、資格がある事で自信や知識がついてきます。

特に広く浅く現場知識や見識を持つことで現場のPDCAは回しやすくなります。

是非早めに受講内容の確認してテスト勉強始めてみてください。