建設キャリアアップシステム:サッシ・カーテウォール職人/登録基幹技能者・ビル用サッシ施工作業技能士のまとめ

1級ビル用サッシ施工作業技能士の試験

 
千尋さん保険屋
1級技能士はすごいですか?
 
ネコマル
国家資格になるのでスゴイです

国家資格となる、技能士の試験は1級・2級を取得すると仕事の幅は大きく広がります

受験資格は個々の経験などで変わりますが、実技試験ではアーク溶接が出来ることは基本中の基本なので、1、2級とも、アーク溶接等の作業に関し労働安全衛生法に基づく安全又は衛生のための特別の教育を修了した証明書等の写しの提示が必要になります。

  • 1級 次に掲げる作業試験を行う。仮想躯体に、ビル用引違いサッシ、ビル用はめ殺しサッシを、方立(接合材)を使用して、アーク溶接で固定し、付属材の取付けも行う。試験時間 3時間
  • 2級 次に掲げる作業試験を行う。仮想躯体に、ビル用引違いサッシをアーク溶接で固定し、付属材の取付けも行う。試験時間 2時間45分

詳しくはこちらからご覧ください。

 

サッシ取り付けに便利な工具は?

サッシはドア枠とか窓枠になりますが、重たいので固定するのになかなか大変です。溶接固定で止めて隙間をモルタルで隙間埋めなど躯体にはめ込みするのですが便利なのは仮止め(仮留め)する万力です。

現場ではクランプとで固定しますが、おススメの工具はこちら

この道具は便利でした。重たいドア枠もサイズに合わせて固定
 
サッシさん
評価: 4.0幅に合わせて固定する道具ないか探していたのですが、ふところの厚さが150mmもあるので便利です

1級金属製カーテンウォール工事作業技能士

カーテンウォールは高層ビル等の壁面にガラスを設置していく作業になります。

その金属制のカーテンウォールを設置を極めるには国家資格である技能士の資格が必須になります。

学科と実技試験にて個々の経験年数によって申し込みの受験資格が変わりますが、学科と実技試験を合格することでプロとして活躍できます。

  • 1級金属製カーテンウォール工事作業技能士
    • 要素試験:写真、図面、実物材料等により、吊込み方法等の判定、ファスナー取付けの判定、取付け方式の判定、打込みアンカーの判定、アンカー納まりの判定、取付け墨の判定等について行う。試験時間=27分
    • ペーパーテスト:図面によりカーテンウォールの施工手順、施工方法、人員計画等について行う。試験時間=2時間
  • 2級金属製カーテンウォール工事作業技能士
    • 要素試験:写真、図面等により、ファスナー取付けの判定、取付け方式の判定、打込みアンカーの判定、アンカー納まりの判定、附属部材の納まりの判定、吊込み方法の判定等について行う。試験時間=18分
    • ペーパーテスト:図面によりカーテンウォールの施工手順、施工方法、人員計画等について行う。試験時間=2時間

建設キャリアアップシステム:サッシ・カーテンウォール職人 能力評価基準レベル2

 
千尋さん保険屋
いろんな資格があるんですね
 
ネコマル
そうです。レベル2も大変

就業日数

サッシ・カーテンウォールでレベル2になるには就業日数3年(645日)の経験が必要になります。

必要資格

多くの資格取得取得が条件になります。

  • 1級又は2級ビル用サッシ施工作業技能士
  • 1級又は2級金属製カーテンウォール工事作業技能士

上記いずれかの資格と、

関連記事

この記事では、アーク溶接を使用する際の資格を取得する方法と、アーク溶接のやり方などを解説していきたいと思います。アーク溶接って他の溶接と何が違うのだろう?と、このように「溶接」という言葉は皆さん聞いたことがあるので、鉄板や金属を溶[…]

アーク溶接特別教育の資格を取得するには?溶接のコツについても解説!講習内容は?

建設キャリアアップシステム:サッシ・カーテンウォール職人/能力評価基準レベル1

 
千尋さん保険屋
レベル2も資格沢山なんですね
 
ネコマル
経験も必要です

建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者で、まだ経験をこれから積む人や、判定を受けて無い人はレベル1になります。

関連記事

労働災害事故(労災事故)は現場や職場でも起こりえる事故ですよね。現場監督でも、作業している人もケガをすれば労災事故ですよねそこには、労災保険って大きなサポートがあります。ケガをしても昔みたいに【ケガと弁当は自分持ち】って言[…]

建設業で加入していないと仕事出来ない?一人親方・事業主が選ぶ特別加入一番わかりすい保険の選び方

自分のスキルアップと生活をアップさせるには?

建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切ですそのために必要な5つ

その①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり

現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもあり

その1:健康作り

   

その②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行

現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね

その2:旅行

その③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる

一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。

その3:彼女つくり

建設キャリアアップシステム: サッシ・カーテンウォール:申込先

建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。

建設キャリアアップシステム申請:申し込み先

建設キャリアアップシステム:事業者登録

建設キャリアアップシステム:技能者登録

申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。

まとめ

サッシ・カーテンウォール職人は、高層ビルから家屋まで大小様々な現場で活躍する職人です。

そのため、保有していなければならない資格も多く、レベルごとに経験を問われます。

  • レベル4
    • 就業日数:10年(2150日)と、職長として3年(645日)の経験
    • 保有資格:登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者・優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)のどちらかの資格を取得。また、レベル2と3の基準に示す保有資格が必要。
  • レベル3
    • 就業日数:7年(1505日) と、職長として 3年(645日)の経験
    • 保有資格:1級ビル用サッシ施工作業技能士・1級金属製カーテンウォール工事作業技能士のどちらかの資格を取得。また、職長・安全衛生責任者教育 とレベル2の基準に示す保有資格が必須。
  • レベル2
  • 登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者
    • 受講条件
      • サッシ、ドア、カーテンウォール又はシャッター施工の実務経験が通算10年以上
      • 実務経験のうち、サッシ、ドア、カーテンウォール又はシャッター施工の職長経験が通算3年以上
      • サッシ施工1級技能士もしくは、カーテンウォール施工1級技能士又は優秀施工者国土交通大臣顕彰者

保有する資格は多いですが、建設キャリアアップシステムは、その分キャリア形成を期待できる制度でもあるので是非レベルアップを目指してみてください。