最近の記事

はい作業主任者とは?はい作業って何をするの?講習内容から仕事内容まで徹底解説!

2021年1月19日安全教育,特別教育・技能講習,資格講習

この記事では、「はい作業主任者」の仕事内容や技能講習の内容について解説していきます。

また、荷物を運搬するときに使用する機械の安全操作方法などについても合わせて解説していきます。

はい作業主任者って荷物を運搬する人なのか…
フォークリフトを使う人ってこと?

と、このように一般的にはフォークリフトを使う人が取る資格だと思いますが、厳密には少し違います。

では、はい作業とはどんなことをするのか、その資格取得方法は一体どんなことをするのでしょうか?

そんな荷物運搬作業に関する内容を解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

はい作業主任者とは?

「はい作業」とは倉庫や港湾などでたくさん積まれた荷物をフォークリフトや機械によって上げ下げ作業を安全に管理・運用する作業主任者資格です。

「なんだ、荷物を上げ下げするだけなんだー」ということだけで簡単そうに思いますが、高く積まれた資材や材料は積み方によっては転倒や荷崩れを起こして大きな災害になることがあります。

そうした荷物を適切に取り扱うために「はい作業主任者技能講習」の資格があります。

はい作業主任者の「はい」とは何でしょうか?

はい作業主任者の「はい」とは何でしょうか?

そもそも、はい作業の「はい」とは一体なんのことを指すのでしょうか?

はい作業の【はい】の意味は?

はい作業の「はい」とは、倉庫や港湾のターミナルなどで積み重ねられた荷物をいいます。

荷物は、袋や箱などを指します。

はい作業主任者を配置するのは、荷物を含めて高さが2メートル以上になる場合に適用されます。


2メートル以下であれば作業主任者は不要になります。

例えば、建設現場では材料が納品されたとき、木製のパレットで納品されることが多いので、これを2段で重ねて現場に置いておくことがあります。

このように、2段で重ねると、2メートルを超えることがあるので、作業主任者を置くようになっているということです。

2メートルとなるとクレーンで荷物を積み上げようとするとバランスを崩して荷物が転倒することなどがあります。

そうした事故を予防するため、安全に作業を進めるための作業者となります。

下の記事では、はい作業主任者になるのであれば取得しておきたい、フォークリフトの技能講習について解説しています。

作業主任者として従事するのであれば、安全に作業を進めるためにも是非参考にしてみてください。

はい作業の意味と、はい作業に含まれないもの

はい作業の「はい」の意味

なぜ名前が「はい」なのかは英語で言うと高いことをhighといいますよね。

英語をただもじった感じです。

袋物や箱物などの「はい」を、一定の方法で正しく積み上げる「はい付け」や、積み下ろす「はいくずし」することを、「はい作業」といます。

はい作業に含まれないもの

湾港の仕事でも、はい作業を当然行いますが、作業内容に含まれないものがあります。

港湾の仕事では船でいろいろなものが運ばれていきますが、小麦や大豆、鉱石などのバラ物は「はい作業」には含まれません。

はい作業は平行を保ったまま運搬をする作業なので、袋の形状が変わるバラ物を運搬すると落下させてしまう危険性があります。

そのため、バラ物を運搬するときは直接トラックやタンクローリーで運搬するか、ベルトコンベヤーで平行を保ったまま作業をするため、バラ物は湾港など場所に関わらず「はい作業」で運搬することを禁じています。

はい作業に使われる運搬機械とは?

はい作業に使われる運搬機械とは?

はい作業にはいろいろな機械を使用する資格が必要なんだなあ…

山積みにされている材料を荷下ろしをするにはイメージ的にやはりフォークリフトとクレーンのイメージがありますよね。

はい作業仕事が多いのは、物流倉庫や店舗などに運ばれてきた荷物が頭に浮かびますよね。
例えば空港でトランクケースを飛行機まで持っていくときに、パレットで運ぶときなど「はい作業」に該当する場合があります。

機械を使わずに下ろす場合には人力で当然行いますが人力で下ろす場合は荷役(にやく)と言う作業名がつきます。
ただ、効率が悪いのでやはり機械等で作業を行うパレットやフォークリフトなどの機械を荷役機械といいます。

荷役機械としては、フォークリフトと移動式クレーン以外にも、クレーンなどがあり、それらを組み合わせるケースも多くあります。

ここでは、はい作業に使う荷役機械をご紹介しましょう。

「はい作業」で使うフォークリフトの操作方法

フォークリフトの資格取得は一度まとめましたが再度内容を書きますと、フォークリフトには最大荷重1トン未満の特別教育と1トン以上の技能講習があります。

例えば、良く見かけるフォークリフト、カウンターフォークリフトは、フォーク(爪部分)をパレット(荷台)に挿してラムという上下させる部分で高さを調整して、マストといわれる部分を動かして、移動・運搬する機械です。

ただしフォークの差し込みが甘く荷を崩してしまうケース等があります

そうした事故を起こさないためにもフォークリフトの操縦は技能講習が設けられています。

フォークリフト作業で気を付けたいタイヤ点検

他にも、タイヤ部分がパンクして作業が中断してしまうというアクシデントも起こりやすいので、日ごろからタイヤの空気圧やパンクの有無などを点検・整備していく必要があります。

そこで、下の記事のような空気入れを適宜使用していくようにすることで、通常業務を円滑に行うことができるようになります。

特にマキタの充電式空気入れは、コードレスタイプとなっているのでアダプタのない場所でも空気を入れることができます。

また、充電式はアダプタ式に比べてパワーに劣る部分があるといわれていますが、マキタの充電バッテリーはアダプタ式に劣ることなく、それ以上のパワーを発揮します。

バッテリー内蔵タイプですが、軽量化に優れ、持ち運びが便利なのも良い点だといえます。

こうした、フォークリフトに関する点検など安全に操縦するための講習があります。

下の記事では、フォークリフト操縦に関する講習や安全に運転するための方法を解説しているので、是非合わせて読んでみてください。

クレーン作業による「はい作業」とは?

クレーン作業による「はい作業」とは?

クレーンは物流倉庫や工場などでは天井に固定設置されたクレーンや、車両タイプの移動式のクレーンなどがあります。

吊り上げ荷重5t未満のクレーンなどを動かすことができる技能講習のほかに

  • 床上操作式クレーン運転技能講習
  • 床上運転式クレーン限定免許
  • クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)

など、使用する機械によって取得する資格がたくさんあります。

クレーンでの作業はオペレーターの経験によって操作が変わるため、慎重な操作を行わないと荷が振れて、荷崩れ等の事故が起きることがあります。

下の記事では、このクレーンのなかから「移動式クレーン」について資格内容などオペレーターが知るべき情報をまとめていますので、是非合わせてみてみてください。

また一緒に作業を行う人は吊り上げた荷物の掛け外しを行うためには、「玉掛け技能講習」が必要になります。

この玉掛が重心を適切に捉えないと、吊り上げたときに荷が転倒したり倒壊することがあります。また高いところで玉掛することもあるので、作業者が脚立等を使わずによじ登ることによって墜落等の災害も発生しやすい機械でもあります。

そうした危険な事故を起こさないためにも、玉掛け作業を行う場合の技能者講習が開かれています。

下の記事では、安全に玉掛けを行うための講習と玉掛けの方法を解説しているので、是非合わせて読んでみてください。

はい作業を安全に作業する為には作業主任者を配置する必要がある

はい作業を安全に作業する為には作業主任者を配置する必要がある

作業主任者の配置しないと、送検される可能性も…

はい作業を行うときには、作業に対して直接指示ができる作業主任者が必要になります。

具体的には、高さ2メートル以上のはい作業に対して、安全衛生に基づいて作業の指示が必要になります

作業主任者に求められる内容は以下の通りになります。

労働安全衛生法第14条では、2m以上のはい付けを行う場合には

はいくずし作業に3年以上従事し、はい作業主任者技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任して、作業者への指揮をさせなければならない。

と、あります。

このように法律で定められているので、通常の法律違反のように書類送検されます。

はい作業での労働災害の送検事例

下の記事は、作業主任者を選任していなかったことで事業者が書類送検された事例を紹介します。

茨城・古河労働基準監督署は、積まれた荷を取り崩す「はい崩し作業」を労働者にさせる際に作業主任者を選任しなかったとして、道路貨物運送業の㈲リプラテック(茨城県古河市)と同社取締役を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の容疑で水戸地検下妻支部に書類送検した。令和元年5月、同社労働者が頸部を負傷して4日以上休業する労働災害が発生している。

 同社は、古河市内にある他社の工場敷地内においてはい崩し作業を行わせていた。はいは、廃プラスチックで4段に積み重ねられ、高さは4.4メートルに達していた。

 労働者が手前にある積荷を取った際、後ろの積荷が崩れて3人のうち1人に激突している。

 法律は、労働者に高さ2メートル以上のはいの積み卸し作業を行わせる際、作業主任者の選任を義務付けている。同労基署によると、社内には、はい作業主任者は在籍していなかったという。

【令和元年9月2日送検】

労働新聞社引用

このように、安全にはい作業を行う場合に作業主任者を選任していなかったことで書類送検されている事例は実際にあります。

法律の面でも安全の面でも、作業主任者は必ず配置するようにしましょう。

はい作業主任者の役割と仕事な内容は?

  • 作業の方法及び順序を決定し、直接指揮
  • 器具及び工具を点検し、不良品を除く
  • 安全に通行させるために、必要な事項を指示
  • 崩壊の危険がないことを確認した後に作業の着手を指示
  • 昇降設備及び保護帽の使用状況を監視

上記の内容を技能講習で適切に学び、現場で実施することが作業主任者の役割になります。

はい作業主任者技能講習の内容とは?

資格を取得して適切な作業手順で作業指示と計画が必要です

はい作業は説明したように、荷物の積み上げ(はい付け)やと積み下ろし(はいくずし)の作業があります。

荷物の積み上げが悪いと荷物が崩れて事故につながることがあります。

また高い場所での墜落や転落など高所作業での危険性もあります。

はい作業主任者技能講習を受講するには、「満21歳以上であること」と「2メートル以上のはい付け、または、はいくずし作業に3年以上の経験があること」が必要です。後者の条件は、受講の際に事業者の経験証明が必要となる場合があります。受講時間は12時間(2日間)となります

はい作業主任者の講習内容とカリキュラム

  1. はいに関する知識 3時間
  2. 人力によるはい付け又ははい崩しの作業に関する知識 5時間
  3. 機械等によるはい付け又ははい崩しに必要な機械荷役に関する知識 3時間
  4. 関係法令 1時間
  5. 5修了試験 1時間

上記の二日間の講習を受講してカリキュラムで講習を修了しないと資格がもらえません。

資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。

ただ、なかなか転職サイトをみても建設業に特化した求人が少ないですよ。

そこで、建設業に特化した正社員求人が満載のこちらのサイトを紹介します。登録しておくと、職人や施工管理など81種類の職種から求人を検索できるのであなたの希望する求人を見つけやすくなります。

新しい仕事をこちらで登録してチェックしてみましょう。



施工管理で有れば、人材紹介会社を使うことで建設コンサルタント、ゼネコン施工管理、建設機械営業など施工管理の希望の転職も可能になります。



はい作業作業主任者技能講習のまとめ

今回は、はい作業主任者の仕事内容とはい作業ってそもそもなんなのかということについて解説していきました。

まとめますと、

  • 「はい作業」とは倉庫や港湾などでたくさん積まれた荷物をフォークリフトや機械によって上げ下げ作業を安全に管理・運用する作業主任者資格を指す
  • 袋物や箱物などの「はい」を、一定の方法で正しく積み上げる「はい付け」や、積み下ろす「はいくずし」することを、「はい作業」という
  • バラ物を運搬するときは直接トラックやタンクローリーで運搬するか、ベルトコンベヤーで平行を保ったまま作業をするため、バラ物は湾港など場所に関わらず「はい作業」で運搬することを禁じている
  • 荷役機械として使用するのは、フォークリフトと移動式クレーン以外にも、クレーンなどがあり、それらを組み合わせるケースも多くある
  • はい作業を行うときには、作業に対して直接指示ができる作業主任者が必要になる
  • 具体的には、高さ2メートル以上のはい作業に対して、安全衛生に基づいて作業の指示が必要になる
  • はいくずし作業に3年以上従事し、はい作業主任者技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任して、作業者への指揮をさせなければならない
  • 作業主任者を選任していなかったことで事業者が書類送検された事例もある

ですね。

倉庫や物流等で沢荷物を積んで場合には、この作業主任者を選任しないとなりませんが講習は2日でカリキュラムを受講することで資格を取得することができます。

フォークリフトや玉掛など他の技能講習との組み合わせによってスキルアップも可能です。

建設業でも資材を取り扱う場合には高積をすることがあります。

安全作業の中でこの作業主任者を受講してみるのもいいかもしれません。