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建設特定技能ビザ:生コン圧送職人として外国人雇用する方法とその作業内容について

2020年11月20日建設キャリアアップ(外国人雇用),特定技能採用

この記事では、就労ビザの一つ「特定技能ビザ」を取得している外国人を生コン圧送職人として採用する方法を解説していきたいと思います。

また、外国人技能者が特定技能ビザでできる作業内容などについても合わせて解説していきたいと思います。

特定技能ビザを取得した外国人、もしくはこれから外国人を作業員として雇用したいと考えているとき、

外国人に作業させることができることってなんだろう?
資格とか要る作業は、資格を取得させたりすることはできるのかな?

など、外国人を作業員として雇用したい場合、どのようなことをさせていいのかよく分からないですよね。

そもそもコンクリート圧送業とは、コンクリートミキサー車によって建築・建設現場に搬入された生コンクリートをコンクリートポンプ車を使用し所定の型枠内に生コンクリートを送る、圧送専門工事業となります。

また、特定技能ビザとは、就労ビザの一種で外国人が日本国内の建設業で働くための証明書資格となります。

この特定技能ビザですが、職種ごとに作業内容が制限されています。

そんな特定技能ビザで雇用した外国人にどのような仕事を任せることができるのか解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

前提:生コンはどうやって手配するの?

特定技能ポンプ工外国人採用

通常、コンクリート打設をする場合、わざわざ現場で練ってコンクリートを作るなんてことはありません。

建設現場では、生コンを手配してくれる「生コンの商社」に注文をして持ってきてもらうのです。

取引業者がいれば、そこに頼むこともあるのですが、大体は現場の近くの生コン業者に注文をします。

そのオーダーの仕方については、以下の記事にまとめているので是非合わせて読んでみてください。

特定技能ビザ取得外国人ができるコンクリート圧送業務とは?

前提として、指導者の指示・監督を受けながら、コンクリート等をコンクリートポンプを用いて構造物の所定の型枠内等に圧送・配分する作業に従事することが条件になっています。

動画のように大型のポンプ車から流れてくる生コンクリートの圧力に耐えながら、コンクリートを圧送していくとても耐力と根気のいる作業です。

また、コンクリート打設は一発勝負なので、適正な量を圧送することが求められる重要な仕事になります。

そんな圧送工事で外国人ができる作業内容は以下の通りです。

外国人が出来る生コン圧送業務内容

外国人が圧送工事で働く場合にはこのような条件があります。

  1. コンクリート圧送工事の段取りが出来る。コンクリート圧送における長距離配管においては経験と実績必要でその準備が出来る
  2. 輸送管の配管を選び、どの配管を使うか等を考えて、生コン打ち込み中の詰まりがあった場合の対処方法
  3. コンクリートポンプおよび関連装置の操作が出来る。コンクリートポンプ故障時の修復箇所の判断およびその処置
  4. 筒先作業とは生コンが機械から打ち込み先にホースの尖端でホースを扱う作業になります。
  5. 圧送装置および輸送管の洗浄の業務

コンクリート打設においては事前の準備段階が重要であり、天候やコンクリートの性質、ミキサー車の搬入状況、ポンプ車の配管準備、打設工の配置・手順など様々な条件を検討が必要な仕事です。

尚、コンクリート圧送の業務には特別教育の受講が必要になります。

外国人圧送業務内で想定される関連業務

  1. コンクリートポンプ等の保守管理等の日常的にメンテナンスや作業前の点検も必要になります。
  2. コンクリートポンプ車の運転になりますと、公道での走行は大型免許等が必要になりますが、走行以外では特別教育の受講後操作可能
  3. その他、コンクリート圧送業務の実施に必要となる安全衛生作業(点検、整理整頓、清掃等)

サブとなる関連業務にも特定技能ビザを取得している外国人は従事可能です。

外国人雇用には使える道具や材料

外国人技能者は、扱える材料や工具が決まっております。

材料は、以下の通りになります。

  1. 先送り材(水・セメントペースト・モルタル・圧送用先行剤などの材料
  2. 生コンクリート(レディーミクストコンクリートおよびその他の生コンクリート)
  3. 残コンクリート処理剤・改良剤

他にも、圧送工に必要以外の材料を取り扱いさせることにも制限があります。

レディーミクストコンクリートとは、生コン車で運んでくる生コンと思ってください。

残コンは使わなかった余った生コンになります。

注文の際に少し余分に頼むので残コンが発生します。

使用する可能な機械、設備、工具等

  • コンクリートポンプ
  • コンクリートディストリビュータ
  • 輸送管(直管、ベント管、テーパ管、変更管、分岐管、分配管等)、ジョイント、ドッキングホース、先端ホー ス
  • ストップバルブ
  • 輸送管洗浄用スポンジ・クリーナ類
  • 配管支持機材および緩衝材、落下防止装置(安 全ワイヤなど)
  • コンプレッサ、水ポンプ、油圧シャッターバルブの油圧発生装置、発電機

こうした機械・設備・工具などを使用することができます。

コンクリートディストリビュータとは、マンションのタワークレーンをイメージしてもらい、クレーンの先にホースが付いてるイメージです。高層マンションでは、ポンプ車で届かない広範囲の場所で、利用されてます。

他に取り決めのある工具とは?

  • 各種手工具類
  • 各種保護具(保護帽、保護メガネ、墜落制止用器具(安全帯)
  • 手袋、長靴(安全靴)など

工具や機械・設備は、特別教育や技能講習を受講しなければならないものに関しては、受講させれば使用させることができます。

特定技能ビザ外国人を採用するにはCCUS登録が必要

これらの特定技能ビザを取得した外国人を受け入れるには、受入側が建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録していることが必須となります。

この必須条件は「特定技能受入計画」といわれる、建設業における特定技能ビザを取得した外国人を雇用するために事業者が遵守する基準であり、この「特定技能受入計画」の認定を受けなければ外国人を採用することができません。

以下の記事で、雇用する企業側が必要となる条件についてもこちらから見ることができるので合わせて読んでみてください。

また、特定技能ビザとはどういった資格なのかよく分からない方もいるかと思いますので、是非下の記事を合わせて読んでおくと今回の記事が分かりやすくなるのでおススメです。

補足として、現場入りした新人教育や外国人に対しての安全教育に役立つ教材をまとめているので是非活用してみてください。

補足:生コン圧送職人なら知っておきたいおすすめ空調服

生コン圧送職人は、炎天下の中でもじっくり流れてくる生コンの圧に耐えながら、じっくりと適切に圧送作業を行わなければいけません。

そのため、熱中症といったリスクもある仕事なので、「風雅の空調ベスト」のような冷感グッズを使用すると快適に作業ができるかと思います。

特に風雅のベストは、こもりがちな湿気を放出してくれて、常に冷気を感じられるようになっています。

ベストタイプなので、ごわごわ感がある長袖よりもスッキリとした使用感が体験できます。

真夏の時期の現場で是非使用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、特定技能ビザを取得した外国人に生コン圧送職人として作業に当たらせるには、どのような作業ができるのか解説していきました。

まとめますと、

  • 圧送作業をさせる際は、特定の作業のみすることができる
  • その他関連業務も特定の作業をすることができる
  • 工具・機械・設備等の作業も一部制限がある
  • 特定技能ビザを取得した外国人を採用するには、建設キャリアアップシステムに登録していることが条件の一つとなっている

ですね。

日本人と同様で給与面や資格面でかなり細かな条件があり、かなり確認してから出ないと日本人を雇う場合に比べて難しい場合があります。

建設キャリアアップシステムに始まり、社会保険でも基準があるため採用に関してはたくさん知らないとならないことがあります。

その内容を全て記載するとかなり長くなりますので、採用方法にあたり、こちらにて詳細をまとめています。

どのような採用基準があるか確認して外国人採用を検討してもらえればと思います。