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建設キャリアアップシステム:運動施設工事の能力評価と登録基幹技能者になるには?

2020年11月29日CCUS,建設キャリアアップ(外国人雇用)

この記事では、建設キャリアアップシステムを通して、運動施設工事における能力評価制度においてどのような資格を取得してランクアップをすべきか解説してきたいと思います。

また、運動施設工事における登録基幹技能者になるにはどのような条件があるのかなどについても合わせて解説していきたいと思います。

尚、建設キャリアアップシステムと登録基幹技能者については、リンクをクリックすると解説しているので、分からない方は合わせて読んでみてください。

建設キャリアアップシステムに登録したばかりだと、

建設キャリアアップシステムに登録してみたけど、どうやったらランクアップするんだろう?

と、このように実際にどのような条件を満たさなければいけないのか分からないですよね。

簡単に言うと、建設キャリアアップシステムとは、WEBサイトとICカードを組み合わせて、建設技能労働者や事業所の情報をデータ化する仕組みのことです。

その目的は、建設業で働く職人の技能水準の適正な評価や 、現場の効率化などを目指して作られました。

もう一つ、運動施設工はグランドやプールなど作る専門職種の職人を指します。

そんな専門職種でもある運動施設に関する職人のトップになるためには、建設キャリアアップシステムを通してどのような資格を取得していけばいいのか解説してきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

CCUS(建設キャリアアップシステム)運動施設職人評価基準

能力評価制度とは、建設技能者のレベルを経験・知識・技能・マネジメント能力での評価を基本に4段階で評価したものです。

各レベルの目安としては、

  • レベル1:初級技能
  • レベル2:中堅技能者
  • レベル3:職長として現場に従事できる技能者
  • レベル4:高度なマネジメント能力を有する技能者(登録基幹技能者など)となります。

各職種により、レベル1~4の取得に必要な条件が異なります。

建設キャリアアップシステム:運動施設工事技能者判定

では、運動施設工事における能力評価制度の基準について解説していきます。

改めて、おさらいすると運動施設工とは、グラウンド・プール・テニスコートといった運動施設を施工する職人さんです。

では、そんな運動施設工に関するキャリアアップシステムを、レベルごとに必要な条件を解説していきます。

資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。

ただ、なかなか転職サイトをみても建設業に特化した求人が少ないですよ。

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施工管理で有れば、人材紹介会社を使うことで建設コンサルタント、ゼネコン施工管理、建設機械営業など施工管理の希望の転職も可能になります。



運動施設工事CCUSの技能者評価レベル4

運動施設工事の上級職人になるには、この資格が必要です

条件は、基準となる資格を保有していること、就業年数の基準を満たしていること、レベル2、3の基準に示す保有資格を持っていることがレベル4になる条件となります。

就業年数は、10年(2150日)・職長として 3年(645日) 就業していることです。

保有資格はいずれか1つ取得していることが条件となります。

  • 登録運動施設基幹技能者
  • 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)

登録運動施設基幹技能者の受験資格とは?

基幹技能者になればスーパー職長になれるのです

登録基幹技能者は、運動施設の施工や工事を熟知していることはもちろんのこと、いろいろな工種のなかで他の技能者へ指揮、協働して元請との調整や工事知識、経験、能力を有すること求められる職人です。

また、他にもこんな能力があると登録基幹技能者として認められるようになります。

  • 安全上のアドバイス、周囲環境に合わせたアドバイスが出来る人
  • 天然材料が多く、品質も一定にした中で使用可能な材料と施工技術を持っている人
  • 施工時の気候、天候も考えた中で工法を行える経験豊富な技能がある人

そんな登録基幹技能者になるには、受講条件も満たしたうえで、講習を受講し、修了試験に合格することと定められています。

詳しくは以下の内容になります。

講習期間は3日間行われ、講習時間は10.5時間となります。

講習終了後に行われる修了試験は、試験時間1時間で行われます。

この資格を取得する受講条件は、

  • 運動施設施工技士の資格を保有すること
  • 運動施設工事の実務経験年数10年以上
  • 職長経験3年以上

といった条件を満たす必要があります。

詳しくは、下の登録基幹技能者に関する講習概要について書かれているサイトをチェックしてみてください。

運動施設キャリアアップシステム評定レベル3

運動施設工技士という資格が必要になってきます

就業年数の条件は、7年(1505日)職長又は班長として 1年(215日)の経験を積んでいることです。

更に、下記の資格でどちらかを保有してることが条件として定められています。

  • 運動施設施工技士
  • 青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰

職長・班長経験が必要になってくるので、当然職長・安全衛生責任者教育 を受講しておく必要があります。

また、レベル2の基準に示す保有資格は必須になります。

「職長・安全衛生責任者教育」については、以下の記事で詳しい内容を知ることができるので合わせて読んでみてください。

運動施設施工技士の受験資格と取得方法

運動施設施工技士を取得するにはどうすればいいのだろう?

運動施設施工技士とは聞いたことが無い資格かと思いますが、運動施設の施工等に携わっている専門技術・技能者の資格を持っている人を認定する資格です。

運動施設建設及び維持管理運動施設施工技士、運動施設の計画・設計・施工・維持管理・指導などを実施する能力を持つ技術・技能者に資格を認定されます。

受験対象者は、以下の通りです。

運動施設工事の工事現場において、7年以上の実務経験を有する者。

認定試験の合格者を『運動施設施工技士』といいます。

運施設施工技士に関する詳しい内容は以下のリンク先で知ることができるのでチェックしてみてください。

運動施設工事レベル2のCCUSランク

一級施工管理技士は取るのが大変なのに、技能講習と同じ扱い…

就業年数が3年(645日)の経験を持っていること、いずれかの資格を持っていれば大丈夫です。

(ただ、運動施設施工技士より、施工管理技士の方が低いのはどうかと個人的には思います…)

レベル2の保有資格の一つ「ショベルローダー等の運転技能講習」は、運動施設工にとって必須の資格となるので是非下の記事をチェックしてみてください。

運動施設工事建設キャリアアップシステムのレベル1

グウンドは土木、建築、造園、機械土工など複合した知識が必要ですよ

建設キャリアアップシステムに技能者登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者はレベル1となります。

運動施設建設キャリアアップシステムの申込み先

建設キャリアアップを運用している建設業振興基金の建設キャリアアップのHPは以下の通りです。

運動施設建設キャリアアップシステム登録リンク先

まず、建設キャリアアップシステムの申請方法など概要を知るのであれば、以下のリンクからお願いします。

運動施設建設キャリアアップシステム事業者登録

事業者が登録する場合は、以下のリンクからになります。

運動施設建設キャリアアップシステム技能者登録

技能者個人で登録する場合は、以下のリンクとなります。

それぞれ、申請の書類やQ&A等が記載されておりますのでご活用下さい。

補足:(一社)日本運動施設建設業協会が建設キャリアアップ幹事?

やはり、不正は建設業はどこの職種業種でもあるなあ…

日本体育施設には、運動施設施工技士の合格者が多数います。

実は、第一回の受験者はほとんどこの会社で、役員にはこの会社の方が力を持っているみたいです。

やはり会長もこちらの会社です。

つまり、一社)日本運動施設建設業協会の代表者と日本体育施設のトップを務めている人は同じ人物ということです。

その中でこのようなニュースがありました。

区が発注した学校芝生維持管理業務の受注業者が、業務報告書において、副校長の了承もなく、副校長名の署名、捺印のコピーを繰り返し使うという不正行為を行っていました。

杉並区は、箱根植木株式会社、日本体育施設株式会社対して、2か月の指名停止処分を決定しました。

この、行為を行った下請事業者である日本体育施設株式会社の責任で、契約企業である箱根植木株式会社のコンプライアンスはなかなかですね。

キャリアアップシステムで需要性が低い、運動施設施工技士をメジャーにしようと条件に入れていることどうなんでしょうか?いかにも怪しい感じです。

この企業ついて知りたい方は見てみてください。

補足:特定技能ビザ取得で建設キャリアアップシステム登録可能?

特定技能ビザとは、特定技能職種に関する技能者として外国人を雇用するうえで必要となるビザです。

この特定技能ビザを取得すると、建設キャリアアップシステムの登録することも可能になります。

以下で紹介したのは特定技能ビザでの機械工についてですが、様々な特定技能ビザによる建設キャリアアップシステム登録が可能なので、是非キャリアアップさせるためにも登録させておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、建設キャリアアップシステムを通して運動施設工としてレベルアップするためにはどうすればいいのか解説していきました。

まとめますと、

  • 建設キャリアアップシステム:レベル4は、就業年数10年・職長経験3年を有し、登録運動施設基幹技能者優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)のいずれかの資格を取得、レベル2・3の基準を満たす資格を保有していること
  • レベル3は、運動施設施工技士青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰のいずれかの資格を取得、就業年数7年・職長/班長経験1年、レベル2の基準を満たす資格を保有していること、職長安全衛生責任者教育を受講していること
  • レベル2は、就業年数3年、1級又は2級土木施工管理技士1級又は2級造園施工管理技士1級又は2級建設機械施工技士車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削 用)運転技能講習ショベルローダー等の運転技能講習締固め機械(ローラー)の運転特別教育のいずれかの資格を取得していること
  • 特定技能ビザを取得した外国人も建設キャリアアップシステムに登録することができる

ですね。

建設キャリアアップシステムを登録しておくことは、今後需要が高まることを考えると良いことだと思います。

是非自身のキャリアを正しく判断してもらうためにも登録しておくことをおすすめします。