【1級建築施工管理技士】1次検定「外構・アスファルト」の頻出キーワード解説&類似問題対策

みなさん、こんにちは!本日は「一級建築施工管理技士」の共通「外構:アスファルト」に焦点を当て、頻出キーワードを完全攻略する方法についてご紹介します。過去問5問を題材に、アスファルト舗装の温度管理に関する問題に挑戦していきましょう。アスファルト施工におけるポイントや間違いやすい部分など、詳細に解説していきます。一緒に正しい知識を身につけて、一級建築施工管理技士の試験対策を強化しましょう!

1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ

第1問:アスファルト舗装の温度管理

アスファルト舗装の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. アスファルト混合物の敷きならし時の温度は、一般に110℃以上を確保する。
  2. 舗装完了後、一般車両の交通開放は路辺表面温度が50℃以下になってから行う。
  3. アスファルト混合物の温度が低下しすぎると、締め固め不足の原因となる。
  4. 交通開放を急ぐため、表面温度が70℃の状態で散水して強制的に開放した。

第2問:乳剤(接着剤)の使い分け

舗装の各層の接着に用いる材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 路盤の上にアスファルト混合物を敷く際、両者の馴染みを良くするためにプライムコートを散布した。
  2. アスファルト舗装の基層と表層(層と層)の接着を目的として、タックコートを使用した。
  3. シールコートは、舗装表面の防水性や劣化防止を高めるために施工される。
  4. プライムコートは、アスファルト層同士の密着性を高めるために最も効果的である。

第3問:転圧(締め固め)の順番

アスファルト舗装の転圧作業の順序として、最も適当なものはどれか。

  1. 初転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧 → 継目転圧
  2. 継目転圧 → 初転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧
  3. 仕上げ転圧 → 二次転圧 → 初転圧 → 継目転圧
  4. 初転圧 → 継目転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧

第4問:土の安定処理材料

路床や路盤の土質安定処理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 砂質土(サラサラした土)の安定処理には、一般にセメントが用いられる。
  2. 粘性土(ベタベタした土)の安定処理には、吸水・反応性に優れた石灰が適している。
  3. 石灰安定処理は、土の中の水分を減少させ、トラフィカビリティー(重機の走りやすさ)を向上させる。
  4. 粘性土(ヘドロ状の土)を固めるには、石灰よりもセメントの方が常に効果的である。

第5問:材料の名称と役割

アスファルト混合物の材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. フィラー(石粉)は、アスファルトの粘り強さを向上させる役割がある。
  2. 一般地域で使用されるストレートアスファルトの針入度は、60~80が標準的である。
  3. フィラーは、アスファルト混合物の空隙を埋める役割も果たしている。
  4. アスファルトの「針入度」の数値が小さいほど、そのアスファルトは柔らかい。

1級建築施工管理技士類似問題【解答と解説】

  • 第1問:4
    • 表面温度が50℃以下になるまで待つのが原則です。70℃での開放はわだち掘れの原因になります。
  • 第2問:4
    • 「層と層(アスファルト同士)」の密着はタックコートです。プライムコートは「路盤とアスファルト」用です。
  • 第3問:2
    • 「弱点である継目(つぎめ)から攻める」のが鉄則です。
  • 第4問:4
    • ベタベタした粘性土には、セメントよりも石灰の方が適しています。
  • 第5問:4
    • 針入度は、針がどれだけ深く刺さるかの数値です。数値が小さいほど硬く、大きいほど柔らかいアスファルトを指します。

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

1. アスファルトの「温度」と「硬さ」のルール

  • 針入度(しんにゅうど)60~80: 一般地域で使われるアスファルトの硬さの指標です。
  • 敷きならし温度110℃以上(アツアツの状態で広げます)。
  • 交通開放(車を通すとき): 表面温度が50℃以下になってから。熱いうちに車を通すとボロボロになります。

2. 接着材の「コート」3兄弟(超頻出!)

ここが一番のひっかけポイントです。「どこに塗るか」を覚えましょう。

  • プライムコート路盤(石)とアスファルト層の接着。路盤を保護する役割。
  • タックコートアスファルト層どうし(基層と表層など)の接着。
  • シールコート表面の劣化防止・耐水目的。

3. 転圧(締め固め)の順番

必ずこの順番で行います。

継目(つぎめ)転圧 → 初転圧 → 二次転圧 → 仕上げ転圧
※「初」の前に「継目」をやるのがポイントです。

4. 地盤と排水の仕組み

  • 遮断層(しゃだんそう): 軟弱な土が上の路盤(石)に混ざらないように、間に砂などを敷く層です。
  • 安定処理: 土を強くするために混ぜるもの。「砂ならセメント」「粘土なら石灰」と覚えましょう。
  • 排水性 vs 透水性:
    • 排水性: 下に「水を通さない層」を作り、横に水を流す。
    • 透水性: 路床(一番下の土)まで雨水を染み込ませる。

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