こんにちは!本記事では、1級建築施工管理技士の資格を目指す皆さんにお届けする解説記事です。今回は、1次検定で頻出のキーワード「ACL・ECP」に焦点を当て、一緒にポイントを確認していきましょう。床の撤去から下地調整まで、重要なポイントを網羅して解説しています。正しい施工手順や覚えておくべきキーワードなど、詳細にわたって解説していきます。
- 1 1級建築施工管理技士過去問マンガで説明|頻出ポイントと解説
- 1.1 一級建築施工管理技士過去問ALCパネル・押出成形セメント板工事 頻出ポイント一覧
- 1.2 2. ボルトは中心に打つ理由
- 1.3 3. ECPの自重受けは「2枚」まで
- 1.4 4. 耐火目地は20%圧縮
- 1.5 1級建築施工管理技士 ALC・押出成形セメント板 類似問題5問にチャレンジ
- 1.6 Q1.カーテンウォール・ALCパネル工事の施工に関する記述として、
- 1.7 Q2.カーテンウォールの取付け・加工に関する記述として、
- 1.8 Q3.外壁パネルの目地処理に関する記述として、
- 1.9 Q4.パネルの自重受け・固定に関する記述として、
- 1.10 Q5.ALCパネル・ECPパネルの施工管理に関する記述として、
- 1.11 1級建築施工管理技士 ALC・ECP 解答
- 1.12 建設業界の未来をリードする施工管理技士へ
- 1.13 合格の「鍵」は経験記述にあり
- 1.14 資格を活かして次のステージへ
1級建築施工管理技士過去問マンガで説明|頻出ポイントと解説

一級建築施工管理技士過去問ALCパネル・押出成形セメント板工事 頻出ポイント一覧

| 項目 | 頻度 | 正しい施工 | 引っかけキーワード |
|---|---|---|---|
| 目地幅の大小 | ★★★ | 横目地 > 縦目地 | 「縦目地を大きく」 |
| ボルトの位置 | ★★★ | ルーズホールの中心 | 「端に寄せた」 |
| 自重受け金物 | ★★★ | 2枚以下ごとに受ける | 「3枚以上」「5枚ごと」 |
| 掛り代 | ★★☆ | 15〜20mm以上 | 「5mm程度」 |
| 耐火目地 | ★★☆ | 20〜25%圧縮 | 「圧縮せず」 |
1級試験対策!逆転の引っかけパターン

1. 横目地の方が大きい
ALCの外壁はロッキングで揺れを逃がすため、上下の衝突を避ける目的で横目地を広く取る。
2. ボルトは中心に打つ理由
ルーズホールの中心にボルトを打つことで、パネルが動けるクリアランスを確保できる。
3. ECPの自重受けは「2枚」まで
横張りECPは重いため、2枚以下ごとに自重受け金物を設置する。
4. 耐火目地は20%圧縮
耐火材は20%圧縮して性能を確保する。
1級建築施工管理技士 ALC・押出成形セメント板 類似問題5問にチャレンジ
Q1.カーテンウォール・ALCパネル工事の施工に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.外壁パネルの取付けにおいて、パネル間の横目地の幅を、縦目地の幅よりも大きく計画した。
2.パネル取付け用のボルトは、地震時の追従性を確保するため、定規アングルのルーズホールの中心に位置するように取り付けた。
3.ECP(押出成形セメント板)の横張り工法において、パネルの自重を支える自重受け金物を、パネル5枚ごとに1箇所設置した。
4.屋根パネルの取付けにおいて、構造部材への有効な掛り代を15mm以上確保した。
Q2.カーテンウォールの取付け・加工に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.パネルの強度を損なわないよう、パネルに設ける貫通孔の径を短辺幅の1/6以下とし、1枚につき1箇所とした。
2.縦壁ロッキング構法において、パネル上端部とチャンネル溝底との間に、挙動を妨げないよう20mm程度のすき間を設けた。
3.パネル固定用のボルトを締め付ける際、パネルの不陸を微調整するために、ボルトをルーズホールの上端に密着させて固定した。
4.パネルの加工において、現場で切断した切り口は、耐久性を確保するために補修塗料を用いて適切に処理した。
Q3.外壁パネルの目地処理に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.耐火性能が要求される伸縮目地には、耐火目地材をその幅に対して20〜25%程度圧縮して充填した。
2.パネル間の目地幅の設定において、熱膨張や建物の層間変位を考慮し、縦目地よりも横目地の寸法を大きくした。
3.耐火目地材を圧縮せずに隙間なく詰め込み、その上からシール材を充填した。
4.シーリング材の充填に先立ち、目地底には三面接着を防止するためのバックアップ材を挿入した。
Q4.パネルの自重受け・固定に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.ECPパネルの横張り工法において、1段の自重受け金物で支持するパネルの枚数を2枚とした。
2.パネルのロッキング機構を有効に働かせるため、取付けボルトはルーズホールの中心になるよう調整して締め付けた。
3.パネル上部と梁との取合いにおいて、躯体の挙動を吸収するために、パネルと梁との間に20mmのクリアランス(すき間)を設けた。
4.自重受け金物を3枚ごとに設置し、支持点の間隔を広げた。
Q5.ALCパネル・ECPパネルの施工管理に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.設備配管用の貫通孔を設けるにあたり、孔の大きさをパネル短辺幅の1/6以下とした。
2.床パネルの掛り代が5mm程度であったが、パネル端部の欠けがなかったため、そのまま施工を継続した。
3.パネル間の伸縮目地に充填する耐火目地材は、あらかじめ目地幅より大きいサイズのものを選定し、圧縮して押し込んだ。
4.縦壁ロッキング構法において、各階のパネル下端は、自重受け金物等によって確実に支持されていることを確認した。
1級建築施工管理技士 ALC・ECP 解答
Q1:3(自重受け金物は2枚以下ごとに設ける)
Q2:3(ボルトは中心に)
Q3:3(耐火目地材は20〜25%圧縮)
Q4:4(自重受けは2枚以下)
Q5:2(掛り代は15〜20mm以上必要)