一級建築施工管理技士を目指す皆さん、外構や植栽工事に関する過去問類似問題の攻略法をご紹介します!樹木の測り方や根回し、掘取りと根巻きなど、重要なキーワードを解説しながら、試験対策を強化しましょう。一緒に問題にチャレンジして、知識の定着を図りましょう。一級建築施工管理技士の資格取得に向けて、共通外構や植栽工事に特化した対策を行いましょう!
1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

1. 樹木の測り方(用語の定義)

試験では「どこを測るか」がよく問われます。
- 樹高:樹冠の頂端から根鉢の上端まで。
- 枝張り:最長と最短の平均値。
- 幹周:1本なら地上1.2m。複数幹なら総和の70%。
2. 移植の準備(根回し・掘取り)
木を動かすための「準備」のルールです。
- 根回し:移植の半年〜2年前に行う。
- 掘取り:
- 細根をできるだけ残す。
- 太い根は鋭利な刃物で切断。
- 根巻き:根元直径の3〜5倍の鉢土。
3. 植え付けと養生
- 速やかに植え付け:仮置きより即植えの方が活着が良い。
- 幹巻き:蒸散防止・幹焼け防止・防寒。
- 客土:雑草・ゴミのない良質な土。
4. 特殊なケース
- 断根式根回し:浅根性(モッコク・サザンカなど)に有効。
- のり面の芝張り:雨で流れないべた張り。
【暗記用】試験に出る「数字」チェックリスト
| 項目 | 覚えるべき数字・内容 |
|---|---|
| 根回しの時期 | 半年〜2年前 |
| 鉢の大きさ | 根元直径の3〜5倍 |
| 複数幹の幹周 | 総和の70% |
| 枝張り | 最長と最短の平均値 |
| のり面の芝 | べた張り |
この「造園」分野は、前回の「舗装」と同様に数値の入れ替えや逆の表現が定番のひっかけパターンです。
1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ
第1問:樹木の測り方(定義)
樹木の計測に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 樹高は、樹冠の頂端から根鉢の上端までの垂直高をいう。
- 枝張りは、樹木の四方面に伸長した枝の幅の「最長値」を採用する。
- 幹周は、幹の周長をいい、1本の場合は地上1.2mの位置で計測する。
- 樹木の幹が2本以上ある場合の幹周は、各々の周長の総和の70%とする。
第2問:根回し(準備)
樹木の移植準備(根回し)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 根回しは、移植後の活着を良くするために、あらかじめ細根を発生させる作業である。
- 根回しの時期は、一般に移植を行う直前(1週間前)に行うのが最も良い。
- 断根式根回しは、モッコクやサザンカなどの浅根性の樹種に用いられる。
- 根回しを行った後は、必要に応じて仮支柱などで倒伏防止の養生を行う。
第3問:掘取りと根巻き
樹木の掘取り作業に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 根巻きを行う際は、樹木の根元直径の3~5倍程度の鉢土を付ける。
- 掘取りにより根鉢側面に現れた太い根は、鉢に沿って鋭利な刃物で切断する。
- 樹木を移植する場合は、水分を吸い上げるための「細根」をできるだけ残すようにする。
- 根鉢の土は、運搬を軽くするためにできるだけ叩き落としてから根巻きを行う。
第4問:植え付けと養生
樹木の植え付け・養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 樹木は現場搬入後、仮植えなどで数日間置いて環境に慣らしてから植え付けるのがよい。
- 客土(入れ替える土)は、小石やゴミ、雑草を含まない生育に適した土壌とする。
- 幹巻きは、水分の蒸散防止、幹焼け防止、防寒のために行う。
- のり面(斜面)に芝を張る場合は、雨による浸食を防ぐため目地なしの「べた張り」とする。
第5問:施工全般の数値
植栽工事の施工管理に関する数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 幹が複数ある場合の幹周 = 各周長の総和の50%
- 根巻きの鉢土の大きさ = 根元直径の1~2倍
- 根回しを行う時期 = 移植の半年~2年前
- のり面の芝張り = 目地幅3cm以上の目地張り
1級建築施工管理技士類似問題【解答と解説】
- 第1問:2枝張りは、最長と最短の「平均値」をとります。最長値だけではありません。
- 第2問:2直前では意味がありません。細根を発達させるために「半年〜2年前」に行うのが正解です。
- 第3問:4根鉢の土を落としてはいけません。根を保護し、乾燥を防ぐために「土を付けたまま」根巻きします。
- 第4問:1仮植えするよりも、届いたら「速やかに植え付ける」方が活着が良くなります。
- 第5問:3根回しは2年前から準備します。(1は70%、2は3〜5倍、4はべた張りが正解)
すべて正解できましたか?
特に「幹周の70%」と「鉢土の3〜5倍」は数字の入れ替えで非常によく出題されます。