皆さん、こんにちは!今回は、1級建築施工管理技士の筆者がお送りする「電気工事」の1次検定に関するキーワード解説と問題対策についてご紹介いたします。床の撤去や下地調整など、施工管理技士試験でよく出題されるテーマに焦点を当て、頻出ポイントを一覧でまとめています。また、施工中に注意すべきポイントや引っかかりやすい問題も丁寧に解説していきます。本記事を読んで、1次検定に確実に合格するための対策をバッチリ身につけましょう!気軽にご覧いただき、1級建築施工管理技士試験に自信を持ってチャレンジしていきましょう!
1級建築施工管理技士過去問マンガで説明|頻出ポイントと解説

一級建築施工管理技士過去問塗り床の撤去・下地調整 頻出ポイント一覧

| 項目 | 頻度 | 正しい施工 | 引っかけキーワード |
|---|---|---|---|
| 塗床材の撤去(深さ) | ★★★ | 既存塗膜を除去し、表面を薄く削る程度。 | 「3mm程度削り取った」 |
| 磁器質タイルの撤去 | ★★★ | ダイヤモンドカッターで縁切りしてから撤去。 | 「いきなり電動はつり機」 |
| 接着剤の除去 | ★★☆ | アスベストがないことを確認して除去。 | 「アスベスト含有」なのにサンダー使用 |
| 既存塗床への重ね塗り | ★★☆ | 目荒らし(サンダー掛け)が必須。 | 「そのまま塗り重ね」 |
| 凹凸補修 | ★★☆ | 樹脂床ならエポキシ樹脂モルタルで補修。 | 「普通モルタルで補修」 |
| 油汚れの下地 | ★☆☆ | 洗浄後、油潤面用プライマーを使用。 | 「一般用プライマー」 |
| フローリング撤去 | ★☆☆ | 丸のこで細分化し、ケレン棒で剥がす。 | 「手作業のみで剥がす」 |
※1:塗膜除去でコンクリートを3mm削るのは削りすぎで不適当。
1級建築施工管理技士試験で狙われる「引っかけ」の正体

1. 「3mm削る」は削りすぎ
試験で「コンクリート下地を3mm削った」という選択肢が出たら要注意。塗床の厚みは数ミリであり、下地を深く削る必要はありません。
2. タイル撤去は縁切りが命
周囲のタイルを壊さないため、ダイヤモンドカッターで縁切りが必須。
3. アスベスト確認とサンダー使用
アスベスト含有の可能性があるため、事前確認が必須。
4. 目荒らし(物理的処理)
ツルツルの既存塗膜には新規塗料は密着しません。目荒らしが必要。
1級建築施工管理技士 過去問類似問題5問にチャレンジ
Q1.既存塗床材の下地調整に関する記述として
最も不適当なものはどれか。
1.既存の塗膜を除去する際、コンクリート下地の健全な部分まで含めて一律に3mm程度の深さまで削り取った。
2.新設する塗床材との接着性を高めるため、既存塗膜の表面をディスクサンダーで研磨し、目荒らしを行った。
3.下地コンクリートに油分が浸透していたため、洗剤で洗浄した後に油潤面用のエポキシ樹脂プライマーを塗布した。
4.下地の不陸を調整するため、新規塗床材と同じ系統の樹脂モルタルを用いて平滑に補修した。
Q2.既存タイルの撤去・補修に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.磁器質タイルを張り替える際、周囲の健全なタイルへの振動を抑えるため、あらかじめダイヤモンドカッターで縁切りを行った。
2.縁切り後、電動はつり機を用いて下地を傷めないよう慎重に撤去した。
3.タイル撤去後の下地調整において、既存の張付けモルタルが健全であったため、その上から直接新しいタイルを張り付けた。
4.撤去作業で発生した廃材は、産業廃棄物として種類ごとに分別し適切に処理した。
Q3.床タイル接着剤の除去・下地処理に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.既存ビニル床タイルの接着剤を除去する際、アスベストを含有していないことを分析結果で確認した。
2.接着剤除去後、粉塵を掃除機で清掃し、プライマーの付着を妨げないようにした。
3.下地コンクリートにひび割れがあったため、エポキシ樹脂を注入して補強した。
4.接着剤が薄く残っていたが、上から合成樹脂エマルション形接着剤を塗布すれば十分と判断し、そのまま施工した。
Q4.合成樹脂塗床の重ね塗り工法に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.既存塗膜が下地と強固に密着していることを確認し、表面の汚れを溶剤で拭き取った。
2.既存塗膜表面が平滑で光沢があったため、目荒らしを行わずにそのまま新規塗料を塗り重ねた。
3.膨れが生じていた箇所は周囲を含めて既存塗膜を完全に除去し、段差を樹脂モルタルで補修した。
4.重ね塗りを行う際、既存塗膜と新規塗料の適応性をメーカー仕様書で確認した。
Q5.木質系床材(フローリング)の撤去に関する記述として、
最も不適当なものはどれか。
1.下地合板を傷めないよう、丸のこでフローリングの厚み分だけ切り込みを入れ、ケレン棒で剥がした。
2.撤去作業を効率化するため、バールで端部から一気にこじ開けるようにして力任せに剥ぎ取った。
3.剥がした後の下地表面に残った接着剤や釘は、スクレーパーやバールで丁寧に除去した。
4.部分撤去の際、残す部分と撤去部分の境界にカッターで切り込みを入れて保護した。
1級建築施工管理技士 既存床改修の解答
Q1:1(3mmは削りすぎ。塗膜除去が正解)
Q2:3(既存モルタルは原則撤去し、下地を整えてから張り直す)
Q3:4(古い接着剤は付着阻害の原因。完全除去が原則)
Q4:2(目荒らしをしないと剥離の原因)
Q5:2(力任せはNG。丸のこで細分化して撤去)