ここではリフォームを考えたら行動しておきたい情報を集めてリフォーム内容を具体的にする方法と改修工事に掛かるおおまかな費用や工期をまとめています。その為の方法をまとめてみました
例えば、リフォームの目的が決まったら、次は具体的なリフォーム後の姿をイメージするために、インテリア雑誌や本などから気にいった写真を集め、情報収集してみるのも一つですね
ショールームやリフォームセミナーに訪れるのも、色々な事例が見れて良いかもしれません。身近にリフォームの経験者がいる場合は、お宅を見せてもらったり感想を聞いてみると、大変参考になります。
また、それらの集めた情報には優先順位を付けておくようにしましょう。
「何が何でもしたい〜できればしたい〜どちらでもいい」の3段階ぐらいに分けておけば、後々のスムーズな進行に役立ちます。ではどのよう情報収集が必要なのかまとめていきたいと思います。
リフォームのための情報収集法:4つの方法

雑誌・書籍 | リフォーム雑誌や住宅雑誌のリフォーム特集号は、事例がたくさん載っていてわかりやすく、イメージや費用の概算をつかむのに便利です。 書籍は、「リフォー ムとは」「リフォームの注意点」など、事例以外の一般的な項目について述べられていることが多く、全般的なリフォームについての知識が得られます。 |
ショールーム・モデルハウスト | 住宅設備メーカーのショールームは、設備機器がリフォームのメインとなるキッチンや浴室の場合、とても参考になります。 また住宅メーカーのモデルハウスは空間全体のイメージがよくわかります。 <マンションリフォームの場合> リフォーム後をオープンハウスとして公開する場合がありますので活用するようにしましょう。マンションは部屋の間取りがほとんど同じなので大変参考になります。 |
リフォームセミナー | 最近、リフォーム専門店や大手住宅メーカーのリフォーム部門が主催者になった、リフォームセミナーが開催されています。 ぜひ参加してみたいという方は、リフォーム会社を探して、開催を問い合わせてみましょう。最近はコロナでオンライン開催もありますね |
リフォーム経験者へのヒアリング | 知り合いや親戚にリフォームの経験者がいたら、できるだけお宅を拝見させてもらうと良いでしょう。 見せてもらいながら、リフォームの経緯を話してもらしましょう。特に注意点や失敗談は参考になります。 |
雑誌では、ネットなどを探せば修繕箇所に合わせた本も最近は充実していますね
また、ネット通販等でも材料と工事を合わせてやってくれる格安のリフォームの方法もありますが、知識がないと追加費用が生じたりするので最初から見積取って工事した方が良かったってこともあります。
いってみれば・・失敗もあります
ざっくりとしたスケジュールを立てる

ある程度リフォーム後のイメージが具体的に見えてきたら、大まかなリフォームのスケジュールを立ててみましょう。
いつまでに完成させたいのか、そのためには見積やプランをいつまでに最終決定すればいいのか、と言う具合で、目標とする完成日から遡って考えていくとスケジュールが把握しやすいです。
ただ、あまりにもきつきつのスケジュールにしてしまうと、何かあったときに柔軟に対応できなくなりますので、最初は少し余裕を持ったスケジュールにしておくことが大切です。
リフォーム工期の目安は?
リフォーム箇所と内容によっても変わりますが、私の場合はキッチンをリフォームするのに、約10日でした。つまり家に住めないのが10日のホテル暮らしになりました。
これ、本当に大変ですよ。かかる日数を理解して工事の準備が必要になります
リフォーム箇所 | 工期 |
キッチン | 1〜2週間 |
ドアの取替え | 2〜3日 |
トイレ | 2〜3日 |
サッシの入替え | 4〜5日 |
浴室 | ユニット:2〜3日/在来工法:1〜2週間 |
クロスの張替え | 4〜5日 |
洗面室 | 1週間 |
床の張替え | 4〜5日 |
リフォームにかかる費用の相場
リフォーム費用に関しては、お住まいの地域の気候などによって使う材質や工法によって大きく異なってきますので、ある程度の幅を持たせておいた方がよいでしょう。
また、キッチンやバスルームなどの水回りは土台が腐っている場合が多く、想定していた以上のリフォームが必要になる場合もあります。これらは古い設備を撤去してみないと分からない場合が多いので、もしものことを考えて、できるだけ余裕をもっておくようにしましょう。
リフォーム費用のめやす(中心価格帯)
今後2022年10年には、更に資材高等により材料価格もあがると予想されるので、この価格もあくまで参考です。トイレに至っては材料費が14%程度上昇するということです。
ウッドショックに始まり更に今後 建材単価の上昇が考えられます。
【NHK】住宅設備大手の「LIXIL」は、アルミや銅といった原材料価格が高騰しているなどとして、トイレやキッチンの価格を…
リフォーム箇所 | 費用のめやす |
キッチン | 戸建:100〜150万円/マンション:100〜150万円 |
浴室 | 戸建:100〜150万円/マンション:50〜100万円 |
トイレ | 戸建:20〜50万円/マンション:20〜50万円 |
洗面室 | 戸建:20〜50万円/マンション:20〜50万円 |
浴室 | ユニット:100万円~ /在来工法:100万円~ |
リビング | 戸建:50〜100万円/マンション:50〜100万円 |
ダイニング | 戸建:50〜100万円/マンション:50〜100万円 |
※上記金額は、あくまでも目安となりますので、この金額を保証するものではありませんので参考として
その為、価格を確認して安価に出来るだけする方法は?
ホームセンター:見積もり取得して価格把握

今は、ホームセンターもリフォームには特に力入れてます。織り込みチラシだけでなくカタログも充実してますので、いろいろ迷うよりリフォームしたい部分の材料と工事費の費用を簡単に知ることが出来ます。
その中で使えるものは使い、利用できるものを利用してリフォーム代金を安くするのもポイントです
※リフォームを抑えるポイントは、主に次の2点となります。
- 使用する材料を絞り込む
壁材などはできるだけ各部屋で共通のクロスを使うようにして節約しましょう。
- 古い部分をできるだけ利用する
必要最低限の要素に絞り込み、その部分のみ改修するように工夫しましょう。
大手10社ホームセンターの活用
先ほど紹介したようにホームセンターを活用するのも手です。いろいろな地域ごとにホームセンターがありますので通販なども活用して、材料等購入してもいいですね
順位 | 会社名 | ホームセンターの名前 | 本社 | 公式サイト | |
1 | カインズ | カインズ、カインズモールなど | 埼玉 | ホームセンター通販のカインズ (cainz.com) | |
2 | DCMホールディングス | DCMカーマ、ダイキ、ホーマックなど | 東京 | ホームセンター通販はDCMオンライン (dcm-ekurashi.com) | |
楽天 | DCMオンライン (rakuten.ne.jp) | ||||
3 | コーナン商事 | ホームセンターコーナン、コーナンPROなど | 大阪 | コーナンeショップ|ホームセンターコーナンの通販サイト (kohnan-eshop.com) | |
楽天 | コーナンeショップ 楽天市場店[トップページ] (rakuten.ne.jp) | ||||
4 | コメリ | コメリ、コメリパワーなど | 新潟 | ホームセンター通販コメリドットコム (komeri.com) | |
5 | ナフコ | ホームプラザナフコ、トゥーワンスタイル | 福岡 | ホームセンター通販はナフコ【公式通販】 (nafco-online.com) | |
楽天 | NAFCO ナフコオンラインストア|楽天市場 (rakuten.ne.jp) | ||||
6 | アークランドサカモト | ホームセンタームサシなど | 新潟 | アークランドオンライン (arcland.shop) | |
楽天 | Arcland Online 楽天市場支店[トップページ] (rakuten.co.jp) | ||||
7 | アレンザHD | 株式会社ダイユーエイト、タイムなど | 福島 | ダイユーエイト PayPayモール店 – PayPayモール (yahoo.co.jp) | |
楽天 | ダイユーエイト楽天市場店[トップページ] (rakuten.co.jp) | ||||
8 | 島忠 | 島忠、島忠ホームズなど | 埼玉 | 家具・インテリア通販サイトのシマホネット【島忠・ホームズ公式】 (shimachu.co.jp) | |
9 | ジョイフル本田 | ジョイフル本田など | 茨城 | ジョイフル本田 取り寄せ&店舗受取 (joyfulhonda.jp) | |
10 | バローHD | ホームセンターバローなど | 岐阜 | ホームセンターバローPayPayモール店 – PayPayモール (yahoo.co.jp) | |
楽天 | ホームセンターバロー 楽天市場店[トップページ] (rakuten.co.jp) |
ホームセンターでの費用をあくまで目安として地域の工務店やリフォーム会社と相見積もりはすべきですね。でもどこに問い合わせという場合には、このようなサイトを利用してその3社程度から見積もりとるのがおススメですね
リフォーム工事費とは別にかかる費用:考えるべき6つのポイント

リフォーム費用を純粋な工事費のみと考えていると、後になってで意外な費用が必要なことを知り、驚くことになります。
まずはリフォーム業者からの見積りに対して、細かい説明を受けることが大切ですが、一般的には下記のような費用が追加で必要だと考えておいた方がよいでしょう。
リフォームで考える費用①:設計費
工事費とは別に設計費がかかる場合と、あらかじめ工事費に含まれている場合があるので、必ず確認するようにしましょう。
リフォームで考える費用②:トランクルーム、仮住まい費用、引越し費用など
工事期間中は当然ながら、部屋に置いてあった家具などを他の場所に移動させなければなりません。他の部屋に移動できない場合はトランクルームなどをレンタルする費用が必要となります。
また、住みながらの工事ができない場合は、仮住まいも手配しておく必要があります。その場合は引越し費用なども考えておかなければなりません。
リフォームで考える費用③:駐車場代
工事用の車両を停めておくスペースがない場合は、駐車場代を見込んでおく必要があります。
リフォームで考える費用④:確認申請手数料
大規模なリフォームになってくると、「建築確認申請」をしなければならない場合があります。これらの手続き費用を見込んでおかなければなりません。
リフォームで考える費用⑤:印紙税
工事契約書に貼る印紙代金のことです。
記載された契約金額が | |
---|---|
1万円未満 | 非課税 |
100万円以下 | 200円 |
100万円を超え200万円以下 | 400円 |
200万円を超え300万円以下 | 1千円 |
300万円を超え500万円以下 | 2千円 |
500万円を超え1千万円以下 | 1万円 |
1千万円を超え5千万円以下 | 2万円 |
5千万円を超え1億円以下 | 6万円 |
1億円を超え5億円以下 | 10万円 |
5億円を超え10億円以下 | 20万円 |
10億円を超え50億円以下 | 40万円 |
50億円を超えるもの | 60万円 |
契約金額の記載のないもの | 200円 |
リフォームで考える費用⑥:登録手数料や不動産取得税
床面積が増加するリフォームの場合、登録手数料や不動産取得税などがかかる場合がありますので注意が必要です。
まとめ
リフォームには、事前の情報収集が必要が大事になりますね
- お金(予算や工事費用) 住宅リフォームは費用が掛かる?ローン知識をつけて融資を勉強と補助金の活用?
- 自分のイメージとなるものを作る どの業者でやるのか?リフォームを考える 最初のタイミングから最低限学ぶべき基礎知識
- 工期などの検討
など様々に考える必要があります。リフォームの基本的な内容を考えて、進めていく中ではまずは最初にどれぐらいの費用を見積もりで確実に抑えておく必要がありますので、たくさんの見積もりは必要はありません。会社を絞り見積もり提案を受けることをお勧めします