アーク溶接の取得の方法とカリキュラム
アーク溶接特別教育では学科と実技の両方が行われます。
学科では、必要知識と労働安全衛生法をはじめとした関係法令を学びます。
実技では、アーク溶接装置の取扱いおよびアーク溶接などの作業の方法について行います。
アーク溶接の特別教育は、学科で合計11時間、実技で10時間で行われます。3日間の講習です。
アーク溶接学科のカリキュラム
- アーク溶接などに関する知識1時間
- アーク溶接装置に関する基礎知識3時間
- アーク溶接などの作業方法に関する基礎知識6時間
- 関係法令1時間
アーク溶接実技のカリキュラム
- アーク溶接装置の取扱いおよびアーク溶接などの作業の方法10時間以上
上記がアーク溶接等特別教育のカリキュラムです。
建設業においてアーク溶接を用いる業種として挙げられるのは、下のような鉄骨組立てなどの作業です。
鉄骨組立てについては、以下の記事を参考にしてみてください。
この記事では、鉄骨組立て作業主任者技能講習を受講するとどんな作業をすることができるのか解説していきたいと思います。また、その受講方法や受講内容なども合わせて解説していきたいと思います。鉄骨組立て作業主任者になると鉄骨に関わ[…]
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アーク溶接にはさまざまな方法がある
アーク溶接には様々な方式があります。
例えば溶接棒が溶ける溶接の機械が一般的ですが、溶接棒が解けない溶接の方法もあります。
溶接棒が解けないのは「プラズマ溶接」とか「ディグ溶接」といわれる溶接の方法があります。
アーク溶接は取得すると機械溶接や工業溶接、建設溶接等の作業に対して様々な仕事の幅が増えます。
アーク溶接特別教育できること
「被覆アーク溶接」「炭酸ガスアーク溶接」「マグ溶接」「ミグ溶接」「ティグ溶接」「プラズマ溶接」などが施工できるようになります
溶接種類 | こんなガスを使います | 溶接棒 | |
ミグ溶接 | ステンレスとかアルミ | 不活性ガス(アルゴンなど) | 溶接ワイヤー(自動供給) |
マグ溶接 | 鉄とか軟鋼 | 混合ガス(不活性ガス+炭酸ガス) | 溶接ワイヤー(自動供給) |
ティグ溶接 | 大抵の金属に可能 | 不活性ガス(アルゴンなど) | 溶接棒(手動) |
アーク溶接作業のメリットとは?
アーク溶接のメリットは、低コストでできるため規模の小さな現場やたくさんの台数を用意して溶接してもコスト的には安く作業効率も良いため建設現場でも多く用いられています。
最近ではホームセンターでも溶接機が販売されていて自分の趣味で溶接をやる方もいらっしゃいます。
その際でも、やはり取得講習を受講して安全作業を行うべきだと思います。
アーク溶接作業のデメリットとは?
アーク溶接のデメリットは、作業者によって技量が大きく変わります。
電流の調整や溶接棒の動かし方によって大きく溶接の仕上がりが変わります、これがアーク溶接のデメリットです。
他にも溶接棒の被覆が焼けてしまったり、カケてしまったりなど、溶接がうまくいかない場合もあります。
溶接技能は本当に役に立つ経験積むとベスト
資格と勉強も必要でも好きなことで遊びたい(遊びの経験は人生の投資と思う)
一番は楽しく遊びたいのが一番ですね。建設業では家族もっている人もいますし、友達も当然いる方もいます。しかし問題は・・・
遊ぶ時間が合わないということが多々あります。
私もそうでした。夜勤とか日勤でも残業でクタクタ・・・
本当にやりたかったこと・・・たくさんあります。
あとから後悔:やっておいた方がよかった事その1
現場やってるから大丈夫とか勝手な思いで、飲み食いして気づいたらお腹ポッコリして、正直おじさんになってしまった。
あとから後悔:やっておいた方がよかった事その2
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。
あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね
あとから後悔:やっておいた方がよかった事その3
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。
あとから後悔:やっておいた方がよかった事その4
職人さんでも改造して人とかもいますし、現場監督でアウトドアが好きって人には車は一番興味があると思います。
私も見栄えだけの為に安い外車・・もう10年近く乗ってる・・・
資格取得して給与あげて生活レベルをアップしましょう
現場で働いてる以上は、いつも我慢。
他にもいいものを食べて、普段はいい服を着て少しでも楽に生活したいのが本音ですよね。少し余談でしたが資格取得と趣味も大切に
まとめ
今回は、アーク溶接の必要性と溶接をする上でのメリットとデメリットについて解説していきました。
まとめますと、
- アーク溶接とは、溶接棒を使って溶接機械からでた電気熱を用いて金属同士をくっつける作業
- 健康被害の多いものだが、低コストでできるメリットがある
- 作業効率が早く、簡単に溶接をすることができる
- 資格講習は特別教育のみでガス溶接のような国家資格ではない
- 2021年から溶接ヒュームを用いるときの安全管理が定められている
ですね。
溶接を行うときは必ず保護手袋や保護マスク使用した中で遮光眼鏡を利用し目を焼かないように注意しましょう。
溶接は人によって良し悪しが変わりますので何回も繰り返して練習しないと腕は上がりません。
溶接がなれない人はすぐに金属に溶接棒がひっついてイライラするほかうまく点付けすらできないことがあります。
自分のスキルアップのためにこの資格を取ってみてはどうでしょうか?
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