この記事では、建設現場で必須のガードマンの種類と月収と年収をまとめてみました。
建設現場や道路工事では、交通誘導員や車両誘導員などのガードマンらによる第三者の安全配慮のために活躍している姿をよく見かけるのではないでしょうか。
実は建設業とは違い、ガードマンは警備業法が適用されますので、警備員をするには資格が必要となります。
有名な警備員の会社ではSECOMやアルソックなど警備会社でも大手の警備会社もあれば建設専門でやっている警備会社などあります。
そこで、今回は建設現場で必須のガードマンとはどんな仕事をするのか、資格や条件と月収・年収を解説していきます。
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このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。と言う方がいらっしゃいまして
建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました。
ガードマンの検定試験と種類とは
ガードマン・警備員とは、警備業法に定められたた6種類の国家検定資格を一つでも持っている人ができる職種です。
資格な二種類あり、それぞれ1級・2級と資格があります。
資格を取得していなければならないのは、例えば、大きな交通量の多いとこで経験の浅いガードマンがすると、渋滞して問題になることもあるからです。
そのため、警備業法等の配置義務から有資格者がいないと出来ない業務が数多くあり、検定員を取得して現場で適切に配置しないといけません。
警備員試験・資格種類は6種類
空港保安警備業務 | 空港で手荷物検査してくれる人 | 資格に1級と2級がある | 専門性が高い |
施設警備業務 | 商業施設やビルの保安警備員 | 資格に1級と2級がある | 専門性が高い |
施設警備業務(空港に係るものに限る。) | 空港施設の保安警備員 | 資格に1級と2級がある | 専門性が高い |
雑踏警備業務 | お祭りや人込みの多い場所の警備員 | 資格に1級と2級がある | |
交通誘導警備業務(高速道路) | 高速道路で旗降ってる危険を伴う警備 | 資格に1級と2級がある | 専門性と危険性あり |
交通誘導警備業 | 建設現場で交通誘導している人 | 資格に1級と2級がある | |
核燃料物質等危険物運搬警備業務 | 輸送警備する人になります | 資格に1級と2級がある | 専門性と危険性あり |
貴重品運搬警備業務 | 銀行のお金運んだりする人 | 資格に1級と2級がある | 専門性と危険性あり |
仕事はすべて難しい職業で人やモノの安全を守る仕事です。
季節に関係なく過酷な状況でも適切な警備をしなければならない大事なお仕事です。
中には、求人募集の多い交通誘導と雑踏警備は経験がなくても就職しやすい場合がありますが、難しい仕事に変わりはありません。
特に夜間に工事現場で交通誘導をしなければならないときもあり、足元が見づらいなか警備しなければならないときもあります。
そうした場合は、ヘッドライトを付けて作業に当たることがあります。
また、以下に紹介したようなハンドライトで誘導したり、事故にあわないために足元を照らすことがあります。
この記事では、夜間作業の多い建設業で使えるおススメのヘッドバンド型ライトを、現役で現場監督をしている筆者が厳選して紹介していきたいと思います。 皆さんは、現場で使用するヘッドバンド型ライトを購入するときにどのような点を重視されますか[…]
このように、普段何気なく目にしているガードマンや警備員は、想像しているよりずっと厳しい環境の中で作業しているということが分かります。
建設業で警備員が取得すべき資格は
建設現場誘導員、交通誘導員、雑踏警備員手取り月収目安
この厚生労働省から発行されている賃金構造基本統計調査をもとに考えると建設業で働く建設現場誘導員、交通誘導員、雑踏警備員の収入の目安としては、下記のようになります。
その中には厚生労働省と国土交通省の職種の違いも多少あるのでプール・海水浴場監視員・私設消防員、交通管理パトロール員の給与目安も同じ分野でまとめられています。
その経験員の給与はこんな感じですね
その他の保安職業従事者 | 年齢 | 勤続 年数 | きまって 支給する 現金給与額 | 所定内給与額 | 年間賞与 (その他特別給与額) |
~19歳 | 19歳 | 1年 | 18万 | 17万 | 18万 |
20~24歳 | 23歳 | 1年 | 22万 | 22万 | 17万 |
25~29歳 | 28歳 | 5年 | 22万 | 21万 | 17万 |
30~34歳 | 33歳 | 7年 | 26万 | 24万 | 39万 |
35~39歳 | 37歳 | 6年 | 23万 | 22万 | 17万 |
40~44歳 | 42歳 | 10年 | 26万 | 24万 | 38万 |
45~49歳 | 48歳 | 12年 | 28万 | 25万 | 32万 |
50~54歳 | 53歳 | 12年 | 28万 | 26万 | 22万 |
55~59歳 | 57歳 | 11年 | 28万 | 26万 | 21万 |
60~64歳 | 63歳 | 10年 | 23万 | 22万 | 9万 |
65~69歳 | 67歳 | 10年 | 22万 | 21万 | 3万 |
70歳~ | 73歳 | 10年 | 20万 | 18万 | 2万 |
33歳で勤続7年で交通警備員の給与明細としては総支給額で25万3千円×12か月≒303万円にて、賞与で夏冬で39万円程度程度が厚生労働省の集計からも出ており、給与明細では下記のようになり、年収としては342万円になる見込みになります
きまって支給する現金給与とは
現金給与額には、基本給、職務手当、精皆勤手当、通勤手当、家族手当などが含まれるほか、超過労働給与額も含まれ、手取り額でなく、所得税、社会保険料などを控除する前の額面総支給として考えてくだい
所定内給与額は
時間外勤務手当 所定労働日における所定労働時間外労働に対して支給される給与で深夜勤務手当(深夜の勤務に対して支給される給与)や休日出勤手当 (所定休日の勤務に対して支給される給与)・宿日直手当・交替手当がない。簡単にいうと、今月まったく残業も休日出勤もしなかった通常の金額
ガードマンの単価の基準はどのような根拠?
建設業の積算基準となる公共工事設計労務単価を見てみるとこのように書いてあります。
交通誘導警備員Aとは、警備業者の警備員(警備業法第2条第4項に規定する警備員をいう)で、交通誘導警備業務(警備員等の検定等に関する規則第1条第4号に規定する交通誘導警備業務をいう)に従事する交通誘導警備業務にかかわる一級検定合格警備員又は2級警備員
その公共工事で積算単価としては、15,600円/人程度で考えましょうとなっています。
(※このあとに注意点を記載します。)
交通誘導警備員A(東京の場合) | 労務単価は1日あたり ¥15,600 |
資格もない、まだ経験の浅い人は交通誘導員Bとして1日の単価は、¥13,900円/人となります。
警備業者の警備んで、交通誘導警備員A以外の交通の誘導に従事するもの
交通誘導警備員B(東京の場合) | 労務単価は1日あたり ¥13,900 |
あくまで、公共工事の入札の際に、見積もりで考えられる費用ですが実際には雇用する際には、労務単価には下記のような費用必要になってきます。
公共工事設計労務単価+必要経費(法定福利費(事業主負担分)、労務管理費、宿舎費等)
交通誘導警備員A(東京の場合) | 常用労務単価:21,900円/人 |
交通誘導警備員B(東京の場合) | 常用労務単価:19,500円/人 |
元請けが公共工事では交通誘導員を¥21,900-で受注した場合には警備会社に支払いするには、粗利を20%抜いたとして警備会社には17,520円程度と考えて、警備会社の規模等で粗利等も変わりますがユニフォーム支給や研修費用の会社負担や毎日の交通費用もあると思うので40%を会社の利益として抜いた場合としたら
一日の積算から簡単に算出した場合には、¥10,512-が支給されるようになります。(※あくまで目安)ただ、会社の事情等もありますのであくまで参考程度に。
専門性がある施設警備・空港警備の給与目安と年収
ボディガード、守衛、門衛、鉄道警備員、空港警備員、倉庫見回員、夜警員、刑事施設警備員、施設警備員このような警備職を一括りにはなってしまいますが、毎月の給与は明らかに高くなります。
会社も大きな企業も多くなるので賞与金額も大きくなる場合もあります。あくまで参考にはなります
警備員 | 年齢 | 勤続 年数 | きまって 支給する 現金給与額 | 所定内給与額 | 年間賞与 (その他特 別給与額) |
~19歳 | 19歳 | 1年 | 21万 | 19万 | 5万 |
20~24歳 | 23歳 | 2年 | 24万 | 20万 | 28万 |
25~29歳 | 28歳 | 4年 | 27万 | 22万 | 47万 |
30~34歳 | 33歳 | 7年 | 28万 | 23万 | 61万 |
35~39歳 | 37歳 | 10年 | 30万 | 25万 | 67万 |
40~44歳 | 43歳 | 13年 | 30万 | 26万 | 73万 |
45~49歳 | 48歳 | 14年 | 29万 | 25万 | 59万 |
50~54歳 | 53歳 | 16年 | 30万 | 26万 | 62万 |
55~59歳 | 58歳 | 11年 | 26万 | 23万 | 41万 |
60~64歳 | 63歳 | 10年 | 22万 | 20万 | 20万 |
65~69歳 | 67歳 | 11年 | 20万 | 19万 | 9万 |
70歳~ | 73歳 | 10年 | 19万 | 18万 | 3万 |
特に、JRの作業資格では現場管理や専門的なガードマンを目指すには専門の資格が多数あるので、線路閉鎖責任者や列車見張り、踏切監視などになると大きく給与アップすることがあります。
気になる方は合わせて読んでみましょう。
自分のスキルアップと生活をアップさせるには?
建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切です そのために必要な5つその①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり
現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもありその②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。 あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですねその③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。警備員の年収と給与のまとめ
警備員の年収はやはり、やはり少なめではある同じ肉体的ではあるが建設業のように技能を生かすのとは少し違うので、給与アップを狙うのであれば施設警備等の専門性がある分野でもいいと思いますが、処遇改善をしないと警備員も現状は人材が不足して今後人材不足があると思います。
一時期にはガードマンが足りなく、工事ができないということも経験したことがあります。
今は、まだいいですがもう少し給与待遇を改善する方法も必要そうですね。