竣工検査時のチェックポイント
どういうところを見るかと言いますと
- 床を歩いてみて、きしみや床鳴りなどがないか?
- ドアや障子、窓などを開け閉めして不具合がないか?
- 引き出しや収納扉はきちんと開閉するか?
- 壁や天井のクロスがきちんと貼られているか?しわや亀裂・たるみはないか?
- 内装や設備に大きな傷はないか?
- キッチン、浴室などはきちんと水が流れるかどうか、水漏れはないか?
- 新しくなった設備の使用方法やメンテナンスについても、この時はっきり教えてもらうようにする。
- 機器搬入などで傷の入っている箇所はないか?
こちらから詳細なチェックリストがダウンロード可能 合わせてみてください
竣工検査と引渡しはできるだけ別の日
よくあるケースとして、工事が長引いてしまったために竣工検査と引渡しを同時に行うことがありますが、できるだけこれは避けた方がよいでしょう。
業者と話し合った上で前もって竣工検査日を設定し、検査時に発見した不具合を補修する日数を計算した上で、引渡しを行うのが正式な工程です。
引き渡し時の注意点
引き渡し時、計画通りに家具を搬入・配置していきますが、その際リフォーム工事のドタバタで管理が行き届かず、紛失や破損した物があるかもしれませんので、きちんと調べるようにしましょう。
また、リフォーム工事中に思わぬ場所が傷ついている場合もありますので、くまなくチェックし、発見したら業者に連絡をしましょう。
契約時の取り決めなどに基づいて、補償などの有無を話し合うことになりますが、万が一対応してくれなかったり、トラブルが生じてしまった場合は、住宅リフォーム紛争処理センターや地元の消費者センターに問い合わせることをおすすめします。
また、引き渡しの後になって設備機器が故障したり、竣工検査では見つけられなかった不具合が見つかったりする場合もありますので、引き渡し時には必ずメンテナンスのための連絡先を確認しておくようにしましょう。
アフターサービスの依頼
実際に住みはじめてから、設備機器が故障したり、竣工検査では見つけられなかった不具合が見つかったりした場合は、引渡し時に確認した連絡先や施工を担当した会社に連絡しましょう。
瑕疵について
瑕疵とは、ものの使用価値を減少させる隠れた欠点や傷、欠陥などや、契約図書などに適合しない工事部分などのことを指します。
リフォーム工事の請負契約におい て、建物の完成・引渡し後に工事内容に瑕疵があった場合、施主は契約解除・瑕疵補修・損害賠償などをリフォーム会社に対して請求することができま す。(瑕疵担保責任)
リフォーム業者の保証について
瑕疵であるかどうかに関わらず、保証書に記された不具合に対してリフォーム業者が無償補修するものです。保証期間はリフォーム業者により異なります。
まとめ
リフォーム工事が開始したら、下地に隠れる隠蔽部分に関してはチェックして、ボードで塞ぐ前に必ず配線などコンセントの位置は確認はしておきましょう。
その際に現場に行った際には職人さんへの配慮も必要ですが、竣工検査では遠慮なくどんどん手直しをお願いするこで、手直しが全て完了してから引き渡しを受けるようにするのがポイント
アフターサービスや瑕疵補償など調べてから契約は必要ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
- 1
- 2