リフォームでも、新築でも工事が始まれば進捗状況が気になるものです。
現場に行けば職人さん働いてるし、見にいくのも気が引ける、でも自分の目でちゃんと出来てるか見てみたい。って思う人は多いです。
実は問題を発生させないようにするには、例えば内装工事一式でのリフォーム工事する場合には修正のしやすい木工事の段階で、現場の確認を行うのがベストのタイミングです。
なぜ? そのタイミングと思いますが、リフォームの工事で注意するポイントをまとめて行きます。
工事中:現場確認のチェックポイント
新築工事なら
- 杭工事
- 基礎工事
- 外壁・建方
- 界壁・間仕切り
- 木工工事
- 内装仕上げ工事
- クリーニング
こんな感じで、工事は進んでいきますね。まぁハウスメーカーや工務店によって多少違いはある場合もあるかも知れませんが杭工事とか土中に埋め込まれてしまうものは、チェックしようと思っていてもチェックできないものですよね。
基礎工事をチェックしようと思っても鉄筋が適切に組まれているかとわからないです。
木工事の段階で骨組みが完成しますので、大体の間取りやスイッチ、コンセントの位置も確認できます。
その後は下地のボードを貼る行程となりますが、ボードを貼ってしまうと確認や変更が困難になりますので注意しましょう。だから、リフォーム一式などの場合は木工中でのチェックが必要なんです。
また、ボードを貼る前の段階で設計者や工事担当者にもチェックしてもらうようにしましょう。
その他、工事の進行以外にも、工事の時間や近隣への配慮などをたびたびチェックする必要があります。
工事現場は、足下が不安定な所が多く、危険なものが落ちていたりもします。
工事店の施主がチェックしておきたいポイント
施主が現場をチェックする際は、必ず担当者に申し出てから行うようにします。特にチェックしておいた方がいいポイントはこのようなところになりますね
- 内装材や建具の色・種類
- 水回りの設備機器の色・種類
- 間取りの変更はプラン通りか
- ドアの位置や開閉の方法
- コンセントの数・位置
- スイッチの数・位置
- 照明器具の数・位置
- 収納スペースの数・位置
- 工事がスケジュール通りに進んでいるか
- 工事の開始時間、終了時間は約束通りか
- 近隣に騒音・埃などの迷惑をかけていないか
このあたりを自分で、図面を見てもわからない部分を現地に行って確認するのがいいですね。
スケール(コンベックス)と画板は有れば便利ですね。図面に採寸した内容を書きたいけど、現場は材料や紙を置いて書ける場所はなかなか無い。でも画板があれば便利です。
職人とのコミュニケーションは必要?
職人の世界はサラリーマン世界とは少し違います。お客様の為に良いもの作ろうと自分の仕事に誇りを持っています。
お金持ち払ってるのは、私だからって施主顔のされていると職人さんもモチベーション下がります。
差し入れとかは今の時代は要らないって監督はいいますが、あると無いとでは職人さんの施主への思い入れが変わります。 皆んな人ですからね。
現場で何か疑問がある場合に職人にさんに聞く場合には、専門家に意見を仰ぐような態度で接すると沢山教えてくれます。
重要なのは気軽にコミュニケーションをとりつつ、よい関係づくりにつとめることです。
また、たまたま工事責任者が現場を離れている時に、職人から「この部分はこうしてもよいか?」などと直接聞かれることがあっても、その場で答えることは極力避けましょう。
工事に関することは、必ず工事責任者を通して行う方が無難です。
工事中にイメージのズレや意図の違いを感じた場合
工事中の段階で、疑問や変更の希望が出てきた場合は、なるべく早く担当者に伝えましょう。
現場の職人に直接言ってしまうと、施主と現場担当者の間で板挟みにしてしまいかねないので注意が必要です。
竣工検査は業者と一緒に行う
工事が終わったら、竣工検査を行ないます。
業者と一緒に、プラン通りにできているかなどを確認しましょう。
工事代金の精算は、必ずこの竣工検査が終了してからにしましょう。
また、住みながらのリフォームの場合は、竣工検査前に不具合を見つけることもできますので、竣工検査を待たずにできるだけ早く業者に申し出るようにしましょう。
では次は、施主にとっては一番の施主検査、竣工検査のチェックポイントと引き渡し後のアフターサービスに関してまとめていきたいと思います。
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