【1級建築施工管理技士】1次検定「ACL・ECP」の頻出キーワード解説&類似問題対策

こんにちは!本記事では、1級建築施工管理技士の資格を目指す皆さんにお届けする解説記事です。今回は、1次検定で頻出のキーワード「ACL・ECP」に焦点を当て、一緒にポイントを確認していきましょう。床の撤去から下地調整まで、重要なポイントを網羅して解説しています。正しい施工手順や覚えておくべきキーワードなど、詳細にわたって解説していきます。

1級建築施工管理技士ALC・押し出し成型セメント板類似問題5問にチャレンジ

Q1.カーテンウォールおよびALCパネル工事の施工に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.外壁パネルの取付けにおいて、パネル間の横目地の幅を、縦目地の幅よりも大きく計画した。
2.パネル取付け用のボルトは、地震時の追従性を確保するため、定規アングルのルーズホールの中心に位置するように取り付けた。
3.ECP(押出成形セメント板)の横張り工法において、パネルの自重を支える自重受け金物を、パネル5枚ごとに1箇所設置した。
4.屋根パネルの取付けにおいて、構造部材への有効な掛り代を15mm以上確保した。

Q2.カーテンウォールの取付けおよび加工に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.パネルの強度を損なわないよう、パネルに設ける貫通孔の径を短辺幅の1/6以下とし、1枚につき1箇所とした。
2.縦壁ロッキング構法において、パネル上端部とチャンネル溝底との間に、挙動を妨げないよう20mm程度のすき間を設けた。
3.パネル固定用のボルトを締め付ける際、パネルの不陸を微調整するために、ボルトをルーズホールの上端に密着させて固定した。
4.パネルの加工において、現場で切断した切り口は、耐久性を確保するために補修塗料を用いて適切に処理した。

Q3.外壁パネルの目地処理に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.耐火性能が要求される伸縮目地には、耐火目地材をその幅に対して20〜25%程度圧縮して充填した。
2.パネル間の目地幅の設定において、熱膨張や建物の層間変位を考慮し、縦目地よりも横目地の寸法を大きくした。
3.耐火目地材を充填する際、目地の動きに追従させるため、材料を全く圧縮せずに隙間なく詰め込み、その上からシール材を充填した。
4.シーリング材の充填に先立ち、目地底には三面接着を防止するためのバックアップ材を挿入した。

Q4.パネルの自重受けおよび固定に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.ECPパネルの横張り工法において、1段の自重受け金物で支持するパネルの枚数を2枚とした。
2.パネルのロッキング機構を有効に働かせるため、取付けボルトはルーズホールの中心になるよう調整して締め付けた。
3.パネル上部と梁との取合いにおいて、躯体の挙動を吸収するために、パネルと梁との間に20mmのクリアランス(すき間)を設けた。
4.パネルの自重を確実に支持するため、自重受け金物をパネル3枚ごとに設置し、支持点の間隔を広げた。

Q5.ALCパネルおよびECPパネルの施工管理に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.設備配管用の貫通孔を設けるにあたり、孔の大きさをパネル短辺幅の1/6以下とした。
2.床パネルの施工において、梁へのかかり代が5mm程度であったが、パネル端部の欠けがなかったため、そのまま施工を継続した。
3.パネル間の伸縮目地に充填する耐火目地材は、あらかじめ目地幅より大きいサイズのものを選定し、圧縮して押し込んだ。
4.縦壁ロッキング構法において、各階のパネル下端は、自重受け金物等によって確実に支持されていることを確認した。 

1級建築施工施工管理技士ALC・押し出し成型セメント板解答


Q1:3(自重受け金物は「2枚以下」ごとに設ける。5枚は多すぎます)
Q2:3(ボルトは「中心」に。端に寄せると挙動を吸収できなくなります)
Q3:3(耐火目地材は「20〜25%圧縮」して詰めるのが正解)
Q4:4(自重受けは「2枚以下」。3枚以上まとめて受けるのは不可)
Q5:2(かかり代は「15〜20mm以上」必要。5mmでは脱落の危険があります)

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説


ALCパネル・押出成形セメント板工事 頻出ポイント一覧

項目頻度正しい施工(ここを覚える!)引っかけキーワード
目地幅の大小★★★横目地 > 縦目地 とする。(例:横15mm、縦10mm)「縦目地を大きく」した
ボルトの位置★★★ルーズホールの中心に位置するように取り付ける。「端に寄せた」「上端に固定した」
自重受け金物★★★横張り工法は2枚以下(※ECPの場合)ごとに受ける。「3枚以上」「5枚ごと」に設けた
かかり代(屋根・床)★★☆有効な掛り代(例:15〜20mm以上)を確保する。「5mm程度」とした
伸縮目地(耐火)★★☆耐火目地材を20〜25%圧縮して詰め、シールする。「圧縮せずに」「10%圧縮で」
パネルの加工(孔)★★☆短辺幅の1/6以下。1枚につき1箇所。短辺幅の「1/3」「3箇所あけた」
上部のすき間★☆☆チャンネル溝底との間に20mm程度のすき間を設ける。「すき間なく」差し込んだ

1級試験対策!「逆転」の引っかけパターンをマンガで解説

1. 「横目地の方が大きい」の法則

ALCの外壁は、地震の際にパネルが回転(ロッキング)して力を逃がします。その際、上下のパネルがぶつからないよう、「横目地(水平目地)」を広く取るのが鉄則です。試験で「縦を大きくした」と出たら即座に×です。

2. なぜ「中心」にボルトを打つのか?

取付け金物の穴(ルーズホール)は、パネルが上下左右に動けるように長穴になっています。ボルトを「中心」に打つことで、どちらの方向にも動ける余裕(クリアランス)が生まれます。

3. ECPの自重受け「2枚」の壁

押出成形セメント板(ECP)の横張りは非常に重いため、「積上げ2枚以下」ごとに自重受け金物を設けるのが標準です。設問の「5段ごとに設けた」などは、重さに耐えられないため間違い(×)となります。

4. 耐火目地の「20%圧縮」

耐火性能を維持するため、耐火材(岩綿など)はギュッと詰め込む必要があります。「20%程度圧縮」という数字を覚えておきましょう。

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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。

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