【1級建築施工管理技士】1次検定「内装工事・ボード下地」の頻出キーワード解説&類似問題対策ボード下地

みなさん、こんにちは!今回の記事では、【1級建築施工管理技士】1次検定で頻出の「塗装下地のポイント」に焦点を当て、キーワードの解説や類似問題の対策を行っていきます。1級建築施工管理技士の保有者が、実務で培った知識をもとに、重要なポイントを丁寧に解説していきます。釘の長さや接着剤の盛上げなど、よく間違えがちなポイントも丁寧に解説していくので、試験対策に役立つ情報が満載です。ぜひ、1次検定に向けての学習や復習に活用してくださいね!

内装工事(せっこうボード・壁下地)」は、「接着剤の扱い」「張り方のルール」「数値のひっかけ」が非常に多い分野です。

目次

1級建築施工管理技士内装工事類ボード似問題

Q1. GL工法によるせっこうボードの張り付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. せっこう系接着剤の練り混ぜ量は、1時間以内に使い切れる量とした。
  2. せっこう系接着剤の盛り上げ高さは、仕上がり厚さの2倍程度とした。
  3. せっこうボードの下端は、床面から10mm程度浮かして張り付けた。
  4. せっこう系接着剤を盛り上げた後、2時間経過してからボードを圧着した。 

Q2. せっこうボードの二重張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 

  1. 上張りと下張りの継目位置を同じ位置に揃えて、仕上がりを平滑にした。
  2. 上張りは、下張り用せっこうボードの継目からずらして張り付けた。
  3. ドア枠などの開口部隅角部では、ボードの継目がこないように配置した。
  4. 下張りの固定には、ステープルやねじを規定の間隔で打ち込んだ。 

Q3. せっこうボードの釘・ねじ留め付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 釘留めの場合、釘の長さは打ち付ける板厚の3倍程度とした。
  2. タッピンねじの長さは、下地の鋼製部材の裏面から10mm以上突き出るものとした。
  3. 釘やねじの頭部は、ボードの紙を突き破るまで深く打ち込んだ。
  4. 釘の打ち込み間隔は、周辺部より中間部の方を広くした。 

Q4. せっこうボードの継目処理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 

  1. グラスメッシュテープを用いたので、コンパウンドの下塗りを省略して上塗りのみとした。
  2. ジョイントテープの貼り付けに先立ち、ボードの継目部の清掃を入念に行った。
  3. コンパウンドの下塗りが十分に乾燥したことを確認してから、上塗りを行った。
  4. 継目処理は、気温が5℃以上であることを確認して作業を行った。

Q5. 特殊な部位の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 曲率半径が小さい曲面施工において、ボードの裏面の紙に切り込みを入れて施工した。
  2. シージングボードを水回りに使用する際、現場での切断面にシーラーを塗布した。
  3. 厚さ12.5mmのボードの曲面張りにおいて、曲率半径が小さいため2枚重ねの「乾式」で施工した。
  4. 強化せっこうボードの加工において、切断面の凹凸をやすりで平滑に整えた。

Q6. GL工法における接着剤の取り扱いに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 接着剤の盛り付けは、ボード1枚に対して所定の個数(16個〜20個程度)とした。
  2. 接着剤が硬化し始めたので、水を加えて練り直して使用した。
  3. 接着剤を盛り付ける際、下地コンクリートの粉塵や油分を事前に除去した。
  4. ボードを押し付けて平滑にする際、定規を用いて通りを調整した。 

Q7. 鋼製下地へのボード張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. タッピンねじの打込み間隔は、壁の周辺部で200mm程度とした。
  2. ボードの長手方向の継目は、スタッドのフランジの中央にくるようにした。
  3. タッピンねじの余長(裏面への突き出し)が5mm程度だったので、そのまま良しとした。
  4. ボードの張り付けは、原則として天井を先に、壁を後に施工した。 

Q8. 現場管理と品質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ボードの保管は、台木を置いて平積みとし、直接床に置かないようにした。
  2. 接着剤による直張り工法において、接着剤が完全に硬化するまで振動を与えないようにした。
  3. 冬期の施工において、採暖を行い、施工場所の室温を5℃以上に維持した。
  4. 床面と接するボード下端において、湿気対策として床面に密着させて張り付けた。 

Q9. 木造下地へのボード張に関する記述として、最も不適当なものはどれか。 

  1. ボードを釘打ちする際、板厚の2倍の長さの釘を使用して固定した。
  2. 釘の頭は、ボード表面よりわずかに沈む程度に打ち込んだ。
  3. 釘打ちの際、ボードが下地に密着していることを確認しながら中央から周辺へ向けて打ち進めた。
  4. ボードの継目には、面取りボードを使用して継目処理を容易にした。

Q10. せっこうボードの加工と清掃に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 接着剤(GLボンド)の残りは、排水溝に直接流して処分した。
  2. ボードの切断は、カッターナイフを用いて表面の紙を切り、折り曲げて裏面を切断した。
  3. コンセントボックス等の開口部は、ボードを張る前に正確に墨出しして切り抜いた。
  4. 接着剤の練り混ぜ容器は、次の練り混ぜの前にきれいに洗浄した。 

1級建築施工施工管理技士ボード下地解答とポイント

  • Q1:4(盛り上げ後、すぐに圧着。放置すると硬化して付着力が落ちる)
  • Q2:1(継目は必ずずらす。揃えるのはひっかけ)
  • Q3:3(紙を突き破ると保持力がなくなる。わずかに沈める程度)
  • Q4:1(テープの種類によらず下塗りは省略不可
  • Q5:3(半径が小さい場合は、水を含ませる「湿式」や切り込みが必要。乾式は折れる)
  • Q6:2(練り直しは厳禁。1時間以内に使い切る量を練る)
  • Q7:3(余長は10mm以上必要)
  • Q8:410mm浮かせる。密着は湿気・地震に弱い)
  • Q9:1(釘の長さは板厚の3倍
  • Q10:1(配管が詰まるため、固めて廃棄物として処理) 

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

1級建築施工管理技士マンガで内装工事ボード下地出題頻度の高いポイントと解説


内装ボード・壁下地工事 頻出ポイント一覧

項目頻度正しい施工(ここを覚える!)引っかけキーワード
GL工法(直張り)★★★接着剤は1時間以内に使い切る量を練る。「2時間以内」「3時間以内」
ボードの浮かし★★★床面から10mm程度浮かせて張り付ける。「床面に密着させる」
二重張り★★★下張りと上張りの継目位置をずらす「継目を揃えて」張り付ける
釘の長さ★★☆打ち付ける板厚の3倍程度とする。板厚の「2倍」
タッピンねじ★★☆下地の裏面に10mm以上突き出る長さ。余長が「5mm以下」
継目処理(テープ)★★☆グラスメッシュテープでも下塗りは省略不可「下塗りを省略できる」(※1)
曲面施工★★☆曲率が小さい場合、片面の紙に切込みを入れる。「そのまま折り曲げる」
水回りボード★☆☆シージングボードの切断面にはシーラーを塗る。「そのまま」施工する
接着剤の盛上げ★☆☆接着剤の高さは、仕上がり厚さの2倍程度「等倍(同じ高さ)」

※1:ジョイントテープを貼る際、テープの種類に関わらずコンパウンドの下塗りと上塗りの工程はセットです。


1級試験対策!「逆転」の引っかけパターン

1. 「1時間」という魔法の数字

GL工法(せっこう系接着剤)の問題では、「1時間」が正解の基準です。2時間や3時間といった記述はすべて×です。また、「接着剤の高さは仕上がりの2倍」という数字もセットで覚えましょう。

2. 「省略できる」は基本的に×

内装工事の試験において、「手間を省くための省略」は大体間違いです。特に「ジョイントテープを使うから下塗りを省いた」という記述は、1級で何度も出される超定番のひっかけです。

3. 床から「10mm」浮かす理由

なぜ浮かすのか?それは「床の湿気を吸わないため」と「地震時の挙動を逃がすため」です。「床にぴたっとくっつけた」という記述があったら、即座に×と判断してください。

4. 二重張りの「継目」

下張りと上張りの継目を重ねると、そこから亀裂(クラック)が入りやすくなります。「継目を重ねない(ずらす)」のがプロの仕事であり、試験の正解です

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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。

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