【1級建築施工管理技士】1次検定「建具工事総まとめ」の頻出キーワード解説&類似問題対策

1級建築施工管理技士を目指す皆さん、お疲れ様です!この記事では、建具・ガラス工事における重要ポイントを中心に、「ひっかけ」キーワードの正しい知識やセッティング方法について詳しく解説します。どこにでも出てくる重要項目を見逃さず、しっかりと理解していきましょう。一緒に、一次検定に向けた効果的な勉強法やトピックス対策を考えていきましょう。楽しく学びながら、1級建築施工管理技士の仲間入りを目指しましょう!

級建築施工管理技士 模擬試験:建具・ガラス工事編

【第1問】自動ドア(スイングドア)の安全対策

自動ドアの設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. スイングドア(開き戸)において、扉の可動範囲内への歩行者の立ち入りを制限するため、ガードレールを設置した。
  2. スイングドアにおいて、扉が閉まる間際の指挟みを防止するため、吊元側にゴム製のカバーを取り付けた。
  3. スイングドアの起動スイッチを、扉の軌跡(動線)内に設置し、利用者がすぐに操作できるようにした。
  4. スイングドアにおいて、センサーが歩行者を検知している間は、扉が開放状態を保持するように設定した。

【第2問】自動ドア(スライディングドア)の安全対策

自動ドアの設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. スライディングドア(引き戸)において、扉が引き込まれる戸袋側との隙間に、指の引き込みを防止するためのゴムクッションを設置した。
  2. スライディングドアにおいて、戸袋付近に補助センサーを設置し、人が立ち止まっている場合に扉が作動しないようにした。
  3. スライディングドアにおいて、停電時に手動で開けるための力を、200N(約20kg)に設定した。
  4. スライディングドアにおいて、戸尻側(引き込まれる側)の隙間を、安全のために規定の寸法以下に保つように調整した。

【第3問】自動ドア(車いす利用者への配慮)

車いす利用者が使用する自動ドアの施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 押しボタン式の起動スイッチは、床面から高さ1,000mm程度の操作しやすい位置に設けた。
  2. 車いすがドアに衝突するのを防ぐため、起動スイッチをドアから90cm程度離れた位置に設置した。
  3. 押しボタン式スイッチを採用したため、安全確保のための補助センサー(赤外線等)の設置を省略した。
  4. 車いすの通過時間を考慮し、扉の開放保持時間を一般用より長く設定した。

【第4問】自動ドア(全般)

自動ドアの施工および保守に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 自動ドアのガラスには、破損時の安全性を考慮し、強化ガラスまたは合わせガラスを使用した。
  2. スライディングドアにおいて、ガイドレールの溝掃除を容易にするため、水抜き穴を設けた。
  3. 停電等の非常時に、手で100N(約10kg)以下の力で扉を開けられることを確認した。
  4. スイングドアの設置において、扉が閉まる速度を、利用者が接触しても安全なように可能な限り高速に設定した。

【第5問】ガラス工事(セッティングブロック)

ガラスの据え付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. セッティングブロックは、ガラスの自重を支持するため、ガラス下辺の両端部に設置した。
  2. セッティングブロックの設置位置は、一般にガラス幅の1/4(または1/8)の箇所とした。
  3. セッティングブロックの長さは、ガラスの重量および面収縮を考慮して決定した。
  4. セッティングブロックの硬度は、ガラスを傷つけないよう適切なゴム硬度のものを選定した。

【第6問】ガスケット工事

定型ガスケットの取り付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ガスケットの角部は、隙間が生じないように少し長めにカットして「突き付け」とした。
  2. ガスケットを枠に留め付ける際、後日の収縮を考慮して、引っ張って伸ばしながら装着した。
  3. 構造ガスケット(ジッパーガスケット)の装着において、挿入を容易にするため石鹸水を滑り剤として使用した。
  4. ジッパーガスケットのジッパー溝が乾燥していることを確認してから、専用工具でジッパーを挿入した。

【第7問】防火シャッターの降下方式

防火シャッターの設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 煙感知器と熱感知器を連動させ、段階的に閉鎖する「二段降下方式」を採用した。
  2. 障害物感知装置を設ける場合、人や物が触れると一時停止する「一段降下方式」とした。
  3. 煙感知器が作動した際、避難経路を確保するために床面から3.5mの位置で一旦停止するように設定した。
  4. 最終的に全閉状態になることで、延焼防止を図る仕組みとした。

【第8問】防火シャッターの形式と構造

防火シャッターの構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 特定防火設備としての防火シャッターのスラットは、一般にインターロッキング形とした。
  2. シャッターの座板(最下部)に障害物感知装置を設け、挟まれ事故を防止した。
  3. 防火シャッターのスラット厚さを、防火性能を確保するために規定以上のものとした。
  4. 防火シャッターの周囲の隙間は、煙の漏洩を防ぐため、可燃性のスポンジで完全に塞いだ。

【第9問】ガラス工事(エッジスペーサー等)

ガラス工事の副資材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. はめ殺し窓(固定窓)において、ガラスが枠に接触するのを防ぐため、エッジスペーサーを全周に配置した。
  2. 可動窓(開閉窓)において、開閉時の衝撃でガラスが枠に当たらないよう、エッジスペーサーを設置した。
  3. バックアップ材は、シーリング材の三面接着を防止するために使用した。
  4. ガラスののみ込み寸法が不足しないよう、設計図書に基づき確認した。

【第10問】シーリング工事(ジッパーガスケット)

構造ガスケット(ジッパーガスケット)の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ジッパーの挿入には、ガラスや枠を傷つけないよう専用のジッパー工具を使用した。
  2. ジッパーの挿入をスムーズにするため、ジッパー溝にシリコーンオイルを塗布した。
  3. 構造ガスケットの角部は、水密性を確保するために加硫成形されたコーナー部材を使用した。
  4. ガラスの建込み前に、枠の清掃を行い、有害な付着物がないことを確認した。

1級建築施工施工管理技士建具工事解答と解説(答え合わせ

  • 【問1】正解:3(軌跡内にスイッチがあると、ドアが開く際に利用者にぶつかるため不適切。離して設置します)
  • 【問2】正解:3(200Nは重すぎます。正解は100N以下
  • 【問3】正解:3(押しボタン式でも安全のため補助センサーは併用します)
  • 【問4】正解:4(閉まる速度が速すぎると衝突時に危険です。安全な速度に調整します)
  • 【問5】正解:1(端部ではなく、ガラス幅の1/4の位置が標準。端すぎるとガラスが割れる原因になります)
  • 【問6】正解:2(ガスケットは伸ばしてはいけません。後で縮んで隙間ができるため「押し込む」ように付けます)
  • 【問7】正解:3(一旦停止の高さは一般に床面から30~50cm(または1.5m等)。3.5mは高すぎます)
  • 【問8】正解:4(防火設備に可燃物を使ってはいけません)
  • 【問9】正解:1(エッジスペーサーは主に可動窓に使用します。固定窓には通常使いません)
  • 【問10】正解:2(シリコーンオイルは接着を阻害する場合があるため、一般に石鹸水などを用います)

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

1級建築施工施工管理技士建具工事のマンガ解説2

建具・ガラス工事 重要ポイントまとめ

項目重要度狙われる「ひっかけ」キーワード正しい知識(ここが〇)
セッティングブロック★★★設置位置は「ガラス端部」とする。ガラス幅の1/4(または1/8)の位置に置く。
ガスケットの留め付け★★☆各隅を「伸ばして」隙間なく留める。伸ばさないようにして、隅をしっかり留める。
ジッパー(構造ガス)★★☆ジッパー溝を「乾燥させて」挿入する。滑り剤(石鹸水など)を塗布して挿入する。
防火シャッター降下★★★挟まれ防止に「一段降下」とした。煙・熱連動なら「二段降下方式」とする。
シャッター形式★☆☆特定防火設備は「平板形」とした。スラットはインターロッキング形とする。
自動ドア(車いす用)★★☆スイッチを「ドアの直近」に設ける。ドアから90cm程度離れた位置に設置する。
自動ドア(手動開扉)★☆☆停電時などは「200N」の力で開く。手で100N以下の力で開けられるようにする。

🔍 特に注意すべき「ひっかけ」のパターン

  • エッジスペーサー(不定形シーリング)
    • ひっかけ:「はめ殺し窓(固定窓)に設置した」
    • 正解: 「可動窓(開閉する窓)」に設置します。開閉時の衝撃でガラスが枠に当たるのを防ぐためです。
  • 障害物感知装置(シャッター)
    • ひっかけ:「座板が触れても降下が止まらない設定にした」
    • 正解: 挟まれ防止のため、接触式(座板が触れると止まる)の装置が必要です。
  • 補助センサー(自動ドア)
    • ひっかけ:「押しボタン式なので補助センサーは省いた」
    • 正解: 安全のため、押しボタン式であっても補助センサー(赤外線など)を併用します。

スイングドア vs スライディングドア(自動ドア)

試験では、それぞれの特徴や設置スペース、安全性についての記述が出ます。

種類動作イメージ試験に出る特徴
スイングドア開き戸(前後動)扉の動線(軌跡)に人が立ち入らないよう、ガードレールや柵を設ける。
スライディングドア引き戸(横スライド)扉が引き込まれる「戸袋」側に手が挟まれないよう、隙間にゴムを付けたり、センサーで検知したりする。

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