こんにちは!この記事では、「1級建築施工管理技士」一次検定における「塗装工事施工ポイント」に焦点を当てて、頻出キーワードの解説や類似問題対策についてご紹介します。実際に1級建築施工管理技士として活躍する筆者が、正しい知識のポイントや合格のためのコツをわかりやすく解説します。塗装工事における重要なキーワードや注意すべきポイントを押さえて、一次検定に自信を持って挑戦するための情報をお届けします。
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塗装工事の重要ポイント・一級建築施工管理技士引っ掛け対策表

| 項目 | 出題頻度 | 引っ掛けキーワード | 正しい知識 |
|---|---|---|---|
| 合成樹脂調合ペイント (SOP) | ★★★ | 「モルタル面に適する」 | アルカリに弱いためモルタルNG。 |
| エマルションペイント (EP) | ★★★ | 「金属面に適する」 | 水性なので金属は錆びる。 |
| クリヤラッカー | ★★ | 「コンクリート面に適する」 | アルカリで黄変。木部専用。 |
| 亜鉛めっき鋼面の下地処理 | ★★★ | 「鉛丹」 | 鉛酸カルシウム or エポキシが正解。 |
| 塩化ビニル樹脂エナメル | ★★ | 「乾燥時間16時間以上」 | 20℃なら3時間以上で次工程。 |
| パテかい | ★★ | 「下塗り前」 | 下塗り後に行う。 |
| 白化(かぶり) | ★★★ | 「気温が低い」 | 湿度85%以上が原因。 |
| だれ(サグ) | ★★ | 「希釈しすぎ」 | 粘度低下 or 厚塗り。 |
| はじき | ★★ | 「乾燥不足」 | 油分・水分が原因。 |
1級建築施工管理技士(建築施工:塗装工事)模擬テスト
【問1】 合成樹脂調合ペイント(SOP)
の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鉄鋼面の錆止め塗料塗りの後の上塗りに使用した。
- 木部の上塗りに使用した。
- モルタル面の下地調整を行い、直接上塗りに使用した。
- 外部の鉄部における耐候性を確保するため、2回塗りとした。
【問2】 エマルションペイント(EP)
の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- コンクリート面の内部壁に、水性エマルションペイントを使用した。
- 鉄鋼面の防錆を目的として、下塗りに直接エマルションペイントを厚塗りした。
- せっこうボード面の素地調整を行い、下塗り・中塗り・上塗りの順で施工した。
- 屋内壁面に、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆のものを使用した。
【問3】 塗装工事の素地調整及び下地処理
に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 亜鉛めっき鋼面の下塗り塗料として、エポキシ樹脂系錆止め塗料を使用した。
- 亜鉛めっき鋼面の付着性を高めるため、鉛丹錆止め塗料を塗布した。
- コンクリート面のパテかいは、下塗り(プライマー)を塗布した後に実施した。
- 木部のクリヤラッカー仕上げにおいて、素地の目地埋め(着色)を行った。
【問4】 塗装の不具合とその原因
に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 「白化(かぶり)」が発生したので、作業環境の湿度が85%以上になっていないか確認した。
- 「はじき」が発生したので、素地に油分や水分が残っていないか調査した。
- 「だれ(サグ)」が発生したので、塗料の希釈を減らし、一度に厚塗りしすぎないよう注意した。
- 「白化(かぶり)」が発生したので、気温が著しく低下していないかを確認し、暖房を強化した。
【問5】 塗装工事の工程管理
に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 塩化ビニル樹脂エナメル塗りの工程間隔時間は、気温20℃において3時間以上とした。
- 塗装作業場所の気温が5℃以下であったため、作業を中止した。
- 外部の塗装作業において、降雨の恐れがあったが、乾燥が早い塗料だったので強行した。
- 吹き付け塗装を行う際、周辺部への飛散防止のため養生シートを設置した。
一級建築施工管理技士 塗装工事 解答と「引っ掛け」解説
| 問題 | 正解 | 解説(ここがポイント!) |
|---|---|---|
| 問1 | 3 | SOPはアルカリに弱い。モルタル・コンクリートはNG。 |
| 問2 | 2 | EP(水性)は金属に不適。錆びる。 |
| 問3 | 2 | 亜鉛めっきに鉛丹はNG。正解は鉛酸カルシウム or エポキシ。 |
| 問4 | 4 | 白化の原因は湿度(85%以上)。気温ではない。 |
| 問5 | 3 | 天候不順は中止が鉄則。乾燥が早くてもNG。 |