おはようございます!今回のテーマは【一級建築施工管理技士】のコンクリート工「ALC・組積CB造」の頻出キーワード完全攻略です。試験ではさまざまな分野からの出題があり、わからないことも多いですよね。そこで、私が勉強してきたキーワードと類似問題をマンガでわかりやすく解説します。積み上げ方向や積上げ高さ、ALCの積置き高さなど、実務でも役立つ知識を楽しく学べる内容となっています。一緒に試験対策を効果的に進めていきましょう!
1級建築施工管理技士過去問ALC.組積造マンガで出題頻度の高いポイントを解説

1級建築施工管理技士過去問ブロック・ALC工事 攻略表
| 項目 | 出題頻度 | 正しい内容(暗記ポイント) | 引っ掛けキーワード(要注意) |
|---|---|---|---|
| ブロックの積上げ方向 | ★★☆ | フェイスシェルの厚い方を上にする。 | 「薄い方を上にする」 |
| 1日の積上げ高さ | ★★★ | 1.6m以内とする。 | 「1.2m」「2.0m」 |
| 横目地の打継ぎ位置 | ★★★ | 最上段ブロックの上端から2cm下。 | 「上端まで」「5cm下」 |
| ALCの積置き高さ | ★★☆ | 平積みで、総高1m以内とする。(※) | 「2m(※ボルト等の制限と混同)」 |
| ALC外壁等の加工 | ★★★ | 原則として溝掘り・孔あけ禁止。 | 「現場で自由に加工してよい」 |
| ALCパネルの支持 | ★★☆ | 横壁の場合、2段ごとに取付金物で支持。 | 「5段ごと(※多すぎる)」 |
| 間仕切ALCの加工 | ★☆☆ | 強度上支障ない範囲で溝掘り可能。 | 「一切禁止(※外壁とは違う)」 |
| 耐力壁の縦筋定着 | ★★☆ | 末端をカギ状に曲げ、40d以上定着。 | 「30d」「曲げなくてよい」 |
| 臥梁(がりょう)の幅 | ★☆☆ | 有効幅20cm以上かつ支点間距離の1/20以上。 | 「10cm」「1/10」 |
| ブロック内の縦筋継手 | ★★★ | 原則として空胴部内で継いではならない。 | 「空胴部内で重ね継手とする」 |
(※ALCの積置きについては、JASS21等で「1m程度」とされるのが一般的です。2mは「高すぎる」という判断で出題されます)
ここが狙われる!「引っ掛け」の急所

- ブロックの「2cm下」ルール
- なぜ?: 上端までモルタルを詰めると、次の日のブロックとの付着が悪くなるため、少し下げて「差し込みしろ」を作ります。試験では「上端まで充填する」という誤答肢が定番です。
- ALCの「外壁」vs「間仕切」
- 外壁・屋根: 雨漏りや強度低下を防ぐため、加工は原則禁止。
- 間仕切: 設備配管などのため、強度に支障がなければ溝掘りOK。
- この「外壁はダメだけど間仕切はOK」という違いを突いてきます。
- 鉄筋の継手位置(ブロック)
- ブロックの空胴部は狭く、コンクリート(充填モルタル)が回り込みにくいため、信頼性の低い「中での継手」は禁止されています。必ず基礎や臥梁から1本で通すのが原則です。
- 受け金物の段数
- ALCパネル横使いの場合、自重を支えるための受け金物は、通常2段(または3段)以内ごとに設けます。「5段」は重すぎてパネルが破損する恐れがあるため×です。
1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ
第1問:コンクリートブロックの施工
補強コンクリートブロック造の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ブロックは、フェイスシェルの肉厚の厚い方を上にして積み上げた。
- ブロックの1日の積み上げ高さは、1.6m以内とした。
- 横目地の打継ぎ位置は、最上段ブロックの上端から5cm下とした。
- ブロック内の縦筋の継手は、原則として空胴部内で設けてはならない。
第2問:ALCパネルの保管と加工
ALCパネル工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ALCパネルを現場で保管する場合、平積みとし、その総高を1.0m以内とした。
- 屋外に面するALCパネル外壁において、現場で自由に溝掘りや孔あけ加工を行った。
- 間仕切壁に用いるALCパネルにおいて、強度上支障のない範囲で溝掘りを行った。
- 横壁工法において、パネル2段ごとに取付金物を用いて支持構造体に取り付けた。
第3問:耐力壁の配筋
補強コンクリートブロック造の耐力壁に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 耐力壁の縦筋の末端は、カギ状に折り曲げて定着させた。
- 縦筋の定着長さは、鉄筋の直径(d)の40倍(40d)以上とした。
- 横筋の末端は、原則としてカギ状に折り曲げなくてもよい。
- 壁頂部には、壁の剛性を高めるために臥梁(がりょう)を設けた。
第4問:臥梁(がりょう)の構造
コンクリートブロック造の臥梁に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 臥梁の有効幅は、20cm以上とした。
- 臥梁の有効幅は、支点間距離の1/20以上とした。
- 臥梁は、壁体の上部を一体化するために設けられる。
- 臥梁の幅が不足していたが、ブロックの壁厚が15cmだったので、それに合わせて15cmとした。
第5問:ブロック工事の総合知識
ブロックおよびALC工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ブロックの縦筋継手は、モルタルの充填が不十分になりやすいため、空胴部内での重ね継手は避けるべきである。
- ALCパネルの積置き高さは、荷崩れや破損防止のため2.0mまで認めた。
- ブロック工事の横目地において、最上段の打継ぎはブロック上端から2cm下とするのが標準である。
- ALC外壁の加工(溝掘り等)を原則禁止とするのは、防水性や強度の低下を防ぐためである。
1級建築施工施工管理技士ALC造とCB造【解答と解説】
- 第1問:3(正しくは「上端から2cm下」です。5cmだと深すぎます)
- 第2問:2(外壁の現場加工は原則禁止です。工場加工が基本です)
- 第3問:3(横筋も原則として末端はカギ状に曲げる必要があります)
- 第4問:4(壁厚に関わらず、有効幅は20cm以上必要です)
- 第5問:2(積置き高さは1.0m以内です。2.0mは高すぎます)