一級建築施工管理技士を目指す皆さん、こんにちは!この記事では、「鉄筋加工」における重要キーワードを徹底攻略します。模擬問題や実践的な類似問題を通じて、鉄筋の加工技術をマスターし、試験での自信をつけましょう。問題集に出題される「鉄筋のフック設置」や「キャップタイの役割」などのポイントを丁寧に解説していきます。一級建築施工管理技士としてのスキルを高めるためのヒントが満載です!
目次
- 1 1級建築施工管理技士過去問類似問題10問にチャレンジ
- 1.1 【問1】 鉄筋の末端部のフックに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.2 【問2】 スラブと一体となるT形梁のキャップタイに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.3 【問3】 鉄筋の「あき(隙間)」に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.4 【問4】 鉄筋の加工寸法の許容差に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.5 【問5】 壁の配筋に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.6 【問6】 鉄筋の折曲げ内法直径に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.7 【問7】 柱主筋の折曲げ(クランク)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.8 【問8】 鉄筋の組立と保持に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1.9 【問9】 鉄筋の継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 2 【問10】 あばら筋(スターラップ)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 3 1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説
1級建築施工管理技士過去問類似問題10問にチャレンジ
【問1】 鉄筋の末端部のフックに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 柱の帯筋の末端部は、原則としてすべて135°フックとした。
- 先端に腰壁などの付かない片持ちスラブの上端筋の先端は、90°フックとし、余長を4d以上とした。
- 杭基礎のベース筋は、両端を曲げ上げて、末端部に180°フックを設けた。
- 柱、梁の出隅部分に使用する異形鉄筋の重ね継手では、その末端部にフックを設ける。
【問2】 スラブと一体となるT形梁のキャップタイに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- キャップタイの末端部は、スラブと一体となる場合、折曲げ角度を90°とすることができる。
- キャップタイの末端部を90°曲げとする場合、その余長は12d以上(または平坦部8d以上)を確保する。
- キャップタイの役割は、U字形のあばら筋を閉じ、梁の拘束効果を高めることである。
- キャップタイの末端部は、どのような条件であっても必ず両端を135°フックとしなければならない。
【問3】 鉄筋の「あき(隙間)」に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 同径の異形鉄筋相互のあき寸法は、鉄筋の呼び名の数値の1.5倍とした。
- 粗骨材の最大寸法が20mmの場合、鉄筋のあきは25mm(粗骨材の1.25倍)以上必要である。
- 鉄筋のあきは、25mm、1.5d、粗骨材最大寸法の1.25倍のうち、最も大きい数値以上とした。
- 鉄筋のあきは、コンクリートの充填性を確保するため、上記3つの数値のうち最も「小さい」数値とした。
【問4】 鉄筋の加工寸法の許容差に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 帯筋(柱)の一辺の加工寸法の許容差を、±5mmとした。
- あばら筋(梁)の一辺の加工寸法の許容差を、±5mmとした。
- D25の梁主筋をL字に加工する際、一辺の加工寸法の許容差を±15mmとした。
- 鉄筋の切断長さの許容差は、部材によらず一律で±30mmとした。
【問5】 壁の配筋に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 壁がダブル配筋の場合、開口部補強のための斜め筋は、壁筋の内側に配筋した。
- 壁の縦筋の接合において、上下階で壁厚が異なる場合は、梁せいの範囲内でクランク加工を行った。
- ダブル配筋の壁において、幅止め筋を縦横1m程度の間隔で設置した。
- 開口部補強筋は、コンクリートの被り厚を確保するため、壁筋の「外側」に配置するのが原則である。
【問6】 鉄筋の折曲げ内法直径に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- SD295Aの鉄筋末端部の折曲げ内法直径の最小値は、90°と180°で同じ値とした。
- 同一径のSD295AとSD345の鉄筋を90°に折り曲げる場合の内法直径は、同じ値とした。
- SD345、D19の鉄筋末端部の折曲げ内法直径を、4dとした。
- 強度の高いSD390やSD490を使用する場合でも、折曲げ内法直径はSD295Aと同じでよい。
【問7】 柱主筋の折曲げ(クランク)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 上下階で柱の寸法が異なる場合、下階の主筋を上階へ連続させるための折曲げは「梁せい」の範囲内で行う。
- 折曲げの勾配は、一般に1/6以下とする。
- 梁せいが小さいなどの理由で梁内での折曲げが困難な場合は、スラブの厚さ内で折曲げを行う。
- 折曲げ加工は、鉄筋を加熱せず常温(冷間)で行うのが原則である。
【問8】 鉄筋の組立と保持に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 梁の2段配筋において、上下の鉄筋位置がずれるとコンクリートが入りにくいため、垂直方向に位置を揃えた。
- スペーサーは、鉄筋の被り厚さを正確に保つために、型枠に接する部分をプラスチック製とした(露出石材を除く)。
- スラブの受鉄筋(バーサポート)は、上端筋の沈下を防ぐため、十分な数(1.3個/㎡程度)を配置した。
- 鉄筋の交差部は、原則として0.8mm以上の焼きなまし鉄線で結ぶ。
【問9】 鉄筋の継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 重ね継手の長さは、鉄筋のフックを含まない直線部分の長さで算出する。
- 隣り合う鉄筋の継手位置は、同一箇所に集中しないように相互にずらして配置する。
- 柱や梁の出隅部分にある重ね継手の末端には、原則としてフックを設ける。
- 重ね継手の長さは、コンクリートの設計基準強度(Fc)に関わらず、鉄筋の径(d)のみで決定する。
【問10】 あばら筋(スターラップ)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- あばら筋は、梁のせん断力を負担する重要な部材である。
- U字形あばら筋を用いる場合、上部にキャップタイを設けて閉鎖型とする。
- キャップタイの末端部は、スラブと一体となる場合でも90°フックとしてはならない。
- あばら筋の加工において、フックの余長は角度に応じて規定(90°なら10d、135°なら6dなど)を守る。
1級建築施工施工管理技士解答とポイント解説
| 問 | 正解 | 解説(ここがひっかけ!) |
|---|---|---|
| 1 | 3 | 杭基礎のベース筋は「90°フック」でOKです(180°は不要)。 |
| 2 | 4 | キャップタイはスラブ一体なら「片側90°」が認められます(例外あり)。 |
| 3 | 4 | 隙間は「ジャリが通る」必要があるので、「最も大きい数値」を確保します。 |
| 4 | 4 | 梁主筋は±15mm、帯筋・あばら筋は±5mm。一律ではありません。 |
| 5 | 4 | 補強筋を外側にすると「被り厚」が足りなくなります。必ず「内側」。 |
| 6 | 4 | 強度が高い(SD390等)ほど、ポキッと折れないよう内法直径を大きくします。 |
| 7 | 3 | スラブ厚(15〜20cm程度)では急勾配になりすぎるため、梁せい内で行います。 |
| 8 | 2 | 型枠に接するスペーサーは、錆や火災対策でコンクリート製やモルタル製が基本。 |
| 9 | 4 | 継手長さは、コンクリートの「強度(Fc)」が低いほど長く必要になります。 |
| 10 | 3 | スラブ一体なら90°フックが可能です(余長は8d以上など注意)。 |
1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

鉄筋工事:頻出ポイント&ひっかけ対策表
| 項目 | 出現頻度 | 正しい内容(ここを覚える) | よくあるひっかけキーワード |
|---|---|---|---|
| 片持ちスラブ上端筋 | ★★★ | 先端は90°フック、余長4d以上 | 「フックなし」「余長2d」 |
| 柱の帯筋(フック) | ★★★ | 末端部は135°フックとする | 「すべて90°フックとした」 |
| キャップタイ | ★★☆ | 末端部は135°フック(または片側90°) | 「両端とも90°フック」 |
| 鉄筋のあき | ★★★ | 1.5d、粗骨材1.25倍、25mmの最大値 | 「1.0dとする」「20mmとする」 |
| 加工寸法の許容差 | ★★☆ | 梁主筋は±15mm、帯筋・あばら筋は±5mm | 「すべて±10mm」「帯筋を±15mm」 |
| 折曲げ内法直径 | ★★☆ | SD295AとSD345は同じ内法直径でよい | 「SD345は径を大きくする」 |
| 主筋の折曲げ | ★★☆ | 柱寸法が変わる場合、梁せい内で曲げる | 「スラブ厚内で曲げる」 |
素人でもわかる!「鉄筋のルール」超速解説
- 片持ちスラブ(ベランダなど)の端っこ
- イメージ: 外に突き出ているので、鉄筋が抜けないように「カギ型(90°)」に曲げて、さらにしっかり「4d(鉄筋の太さの4倍)」以上伸ばして定着させます。
- 帯筋・あばら筋の「フック」
- イメージ: 地震で柱が弾けないように、最後は「135°(深く折り返す)」でガッチリ噛ませます。90°だと大きな揺れで外れてしまうからです。
- 鉄筋の「あき(隙間)」
- イメージ: コンクリート(ジャリ)が鉄筋の隙間にしっかり入り込む必要があります。だから「鉄筋の太さの1.5倍」や「石の大きさの1.25倍」といった隙間を確保します。
- キャップタイ(T形梁の上側)
- イメージ: 梁の上に乗せる「蓋」のような鉄筋です。これも原則は135°フックで固定しますが、スラブと一体化する場合は片側90°が許されることもあります。
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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。