1級建築施工管理技士の皆様、お疲れ様です!本日のテーマは、「一級建築施工管理技士」試験で共通の「積算基準」に関する頻出キーワードの完全攻略と類似問題に挑戦します。第一問から第五問まで、コンクリートの数量算出から鉄骨の重量計算まで、具体的な記述に焦点を当て、試験での問題解決力を高めるお手伝いをいたします。型枠や仕上げの面積算出における「欠除」ルールも詳しく解説していきます。一級建築施工管理技士を目指す皆さま、一緒に学んでいきましょう!
1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ
【第1問】コンクリートの数量算出
公共建築数量積算基準におけるコンクリートの数量算出に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- コンクリートの体積は、設計図書の寸法による構造体の体積とする。
- コンクリートの体積から、構造体の中にある鉄筋の体積は差し引かない。
- コンクリートの体積から、構造体の中にある鉄骨(SRC造)の体積は差し引かない。
- コンクリートの体積から、断面欠損となる小口径管の容積は差し引かない。
【第2問】鉄骨の重量計算
鉄骨の重量算出に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鋼材の重量は、設計図書の寸法による形状の体積に、単位体積重量(7.85t/m3)を乗じて算出する。
- ボルト穴による欠除は、鋼材の重量から差し引く。
- スカラップ(溶接の通り道)による欠除は、鋼材の重量から差し引かない。
- 厚鋼板の切り欠きによる欠除で、0.1mm以下の場合は差し引かない。
【第3問】型枠・仕上げの欠除ルール
型枠および仕上げの面積算出における「欠除」に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 開口部の面積が0.5m2を超える場合でも、型枠の面積から差し引く必要はない。
- 仕上げの面積において、1箇所あたり0.5m2以下の開口部は、原則として欠除はないものとする。
- 衛生器具やコンセントボックスによる仕上げの欠除は、面積に関わらずすべて差し引く。
- 開口部の面積が0.5m2以下であっても、扉や窓がある場合は必ず差し引く
【第4問】鉄筋の長さ算出
鉄筋の数量算出に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 帯筋(フープ)の長さは、柱のコンクリート断面の設計外周の長さとする。
- ガス圧接継手による鉄筋の縮みは、鉄筋の長さから差し引いて計算する。
- 階段の鉄筋の長さは、その形状に沿った長さに継手・定着の長さを加える。
- 鉄筋の重量は、算出された長さの合計に、単位質量(kg/m)を乗じて算出する。
【第5問】土木・土工事の数量
土工事における数量算出に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 掘削(根切り)の数量は、掘り出した後の「ほぐれた状態」の体積で算出する。
- 埋め戻しの数量は、締め固めた後の体積で算出する。
- 土の数量算出は、掘削、埋め戻し、盛土のいずれにおいても「地山(自然状態)」の体積による。
- 土の運搬数量は、土質による変化率(L値・C値)を乗じて、常に変化後の体積で計算する。
1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ解答と解説
| 問題 | 正解 | 解説 |
|---|---|---|
| 第1問 | 3 | 鉄骨(SRC)は体積が大きいので差し引きます。 鉄筋や細い管は無視します。 |
| 第2問 | 2 | ボルト穴や小さな切り欠きは「無視(差し引かない)」のがルールです。 |
| 第3問 | 2 | 「0.5m2以下は無視(差し引かない)」という有名なルールです。 |
| 第4問 | 2 | 圧接による縮みは「ないもの(無視)」として計算します。 |
| 第5問 | 3 | 土は状態によって体積が変わりますが、積算では「地山」が基準です。 |
1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

1級建築施工管理技士の「建築積算(数量算出)」に関する問題ですね。これらは「公共建築数量積算基準」に基づいたルールで、実務上の細かい計算を簡略化するための決まりごとです。
混乱しやすいポイントを整理して、わかりやすく解説します。
1. 鉄骨・鉄筋・コンクリートの「欠除(差し引き)」

基本ルールは「小さなものは無視して、大きなものは引く」です。
- コンクリートから鉄筋・小口径管を引く?
- NO。 鉄筋や細い管が入っていても、コンクリートの体積からは引きません。
- コンクリートから「鉄骨」を引く?
- YES。 SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の鉄骨は体積が大きいので、重量(t)を体積(m3)に換算して差し引きます。
- 換算式:7.85t = 1m3(鉄の比重が7.85のため)
- 鉄骨からボルト穴やスカラップを引く?
- NO。 鉄骨の重量計算では、小さな穴あけやカットによる欠除はないものとして計算します。
2. 仕上げ・型枠の「0.5 m2ルール」

「0.5m2(だいたい70cm四方)」を境界線にします。
- 仕上げの欠除(衛生器具やコンセントなど)
- 1か所あたり0.5 m2以下なら、引き算しなくてOK。
- 型枠の欠除(窓などの開口部)
- 開口部の面積が0.5m2以下なら、型枠はないもの(全面にあるもの)として計算します。
3. 長さ・面積の「みなす」ルール

- 鉄筋の長さ
- 階段: 段々の形に沿った長さ + 継手・定着。
- 帯筋(フープ): 柱のコンクリート断面の「外周の長さ」を鉄筋の長さとします。(※フック分は別途加算しますが、基本は周長です)
- 圧接継手: 圧接で鉄筋が少し縮みますが、計算上は「変化なし」とします。
- 仕上げの凹凸
- 0.05m(5cm)以下のデコボコは、平らなものとして面積を計算します。
- 溶接の長さ
- いろいろなサイズがありますが、すべて「すみ肉溶接の脚長6mm」に換算したトータルの長さで表します。
4. 土の量(地山数量)

- 掘削(根切り)や埋め戻し
- 土は掘ると増え、踏み固めると減りますが、積算では「地山(掘る前の自然な状態)」の体積で計算します。変化は考慮しません。
まとめ:試験対策のポイント
試験で狙われやすいのは「鉄骨は引くが、鉄筋は引かない」という違いと、「0.5m」や「0.05m」といった数字の部分です。
特に「鉄骨の換算(7.85t=1m3)」は計算問題でも出る可能性があるため、セットで覚えておくと得点源になります。
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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。


