令和5一級土木施工管理技士一次検定過去問No21~No35

NO 21からNO35の問題も必須の問題になりますので全部解答が必要になります
問題21 調達計画立案に関する下記の文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・資材計画では,特別注文品等, (イ) 納期を要する資材の調達は,施工に支障をきたすことのないよう品質や納期に注意する。
・下請発注計画では,すべての職種の作業員を常時確保することは極めてむずかしいので,作業員を常時確保するリスクを避けてこれを下請業者に (ロ) するように計画することが多い。
・資材計画では,用途,仕様,必要数量,納期等を明確に把握し,資材使用予定に合わせて,無駄な費用の発生を (ハ) にする。
・機械計画では,機械が効率よく稼働できるよう (ニ) 所用台数を計画することが最も望ましい。
- 問題
- イ:長い ロ:分散 ハ:最小限 ニ:平均化して
- イ:短い ロ:集中 ハ:最大限 ニ:短期間のピークに合わせて
- イ:短い ロ:集中 ハ:最大限 ニ:平均化して
- イ:長い ロ:分散 ハ:最小限 ニ:短期間のピークに合わせて
- 解答
- 1
問題22 工事の安全確保及び環境保全の施工計画立案時における留意事項に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 施工機械の選定にあたっては,沿道環境等に与える影響を考慮し,低騒音型,低振動型及び排出ガスの低減に配慮したものを採用し,沿道環境に最も影響の少ない稼働時間帯を選択する等の検討を行う。
②工事の着手にあたっては,工事に先がけ現場に広報板を設置し必要に応じて地元の自治会等に挨拶や説明を行うとともに,戸別訪問による工事案内やチラシ配布を行う。
③公道上で掘削を行う工事の場合は,電気,ガス及び水道等の地下埋設物の保護が重要であり,施工計画段階で調査を行い,埋設物の位置,深さ等を確認する際は労働基準監督署の立ち合いを求める。
④施工現場への資機材の搬入及び搬出等は,交通への影響をできるだけ減らすように,施工計画の段階で資機材の搬入経路や交通規制方法等を十分に検討し最適な計画を立てる。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 3
問題23 施工管理体制に関する下記の文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・元請負者は,すべての関係請負人の (イ) を明確にして,これらのすべてを管理・監督しつつ工事の適正な施工の確保を図ることが必要である。
・元請負者は,下請負人の名称,当該下請負人に係る (ロ) を記載した施工体制台帳を現場ごとに備え付け,発注者から請求があれば,閲覧に供しなければならない。
・元請負者は,下請負人に対して,その下請けした工事を他の建設業者に下請けさせた場合は, (ハ) の提出を書面で義務づけ,その書面を工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
・元請負者は,各下請負人の施工分担関係を表示した (ニ) を作成し,工事関係者全員に施工分担関係がわかるように工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
- 問題
- イ:保証人 ロ:使用資機材及び金額等 ハ:再下請通知書 ニ:工程管理図
- イ:役割分担 ロ:工事の内容及び工期等 ハ:再下請通知書 ニ:施工体系図
- イ:保証人 ロ:工事の内容及び工期等 ハ:下請契約書 ニ:工程管理図
- イ:役割分担 ロ:使用資機材及び金額等 ハ:下請契約書 ニ:施工体系図
- 解答
- 2
問題24 工事原価管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 原価管理とは,工事の適正な利潤の確保を目的として,工事遂行過程で投入・消費される資材・労務・機械や施工管理等に費やされるすべての費用を対象とする管理統制機能である。
② コストコントロールとは,施工計画に基づきあらかじめ設定された予定原価に対し品質よりも安価となることを採用し原価をコントロールすることにより,工事原価の低減を図るものである。
③ コストコントロールの結果,得られた実施原価をフィードバックし以降の工事に反映させ,工事の経済性向上を図る総合的な原価管理をコストマネジメントという。
④ 原価管理は,品質・工程・安全・環境の各管理項目と並んで施工管理を行う上で不可欠な管理要素で,個々の項目の判断基準として費用対効果が常に考慮されるため重要である。
- 問題
- ①②
- ③④
- ①③④
- ②③④
- 解答
- 3
問題25 工程管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 工程の設定においては,施工のやり方,施工の順序によって工期,工費が大きく変動する恐れがあり,施工手順・組合せ機械の検討を経て,最も適正な施工方法を選定する。
② 工程計画は初期段階で設定した施工方法に基づき,工事数量の正確な把握と作業可能日数及び作業能率を的確に推定し,各部分工事の経済的な所要時間を見積もることから始める。
③ 作業可能日数は,暦日による日数から休日と作業不可能日数を差し引いて求められ,作業不可能日数は,現場の地形,地質,気象等の自然条件や工事の技術的特性から推定する。
④ 各部分作業の時間見積りができたら,タイムスケール上に割付け,全体の工期を超過した場合には投入する人数・機械台数の変更や工法の修正等の試行錯誤を繰り返し工期に収める。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 4
問題26 工程管理に用いられる各工程表の特徴に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・座標式工程表は,一方の軸に工事期間を,他の軸に工事量等を座標で表現するもので, (イ) 工事では工事内容を確実に示すことができる。
・グラフ式工程表は,横軸に工期を,縦軸に各作業の (ロ) を表示し,予定と実績の差を直視的に比較でき,施工中の作業の進捗状況もよくわかる。
・バーチャートは,横軸に時間をとり各工種が時間経過に従って表現され,作業間の関連がわかり,工期に影響する作業がどれであるか (ハ) 。
・ネットワーク式工程表は,1つの作業の遅れや変化が工事全体の工期にどのように影響してくるかを (ニ) 。
- 問題
- イ:路線に沿った ロ:出来高比率 ハ:は掴みにくい ニ:正確に捉えることができる
- イ:平面的に広がりのある ロ:工事費構成率 ハ:も掴みやすい ニ:把握することは難しい
- イ:平面的に広がりのある ロ:出来高比率 ハ:は掴みにくい ニ:正確に捉えることができる
- イ:路線に沿った ロ:工事費構成率 ハ:も掴みやすい ニ:把握することは難しい
- 解答
- 1
問題27 工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 工程計画は,全工期に対して出来高を表すバナナ曲線の勾配が,工事の初期→中期→後期において,急→緩→急となるようにする。
② 実施工程曲線が限度内に進行を維持しながらも,バナナ曲線の下方限界に接近している場合は,直ちに対策をとる必要がある。
③ 実施工程曲線がバナナ曲線の上方限界を超えたときは,工程遅延により突貫工事が不可避となるので,施工計画を再検討する。
④ 予定工程曲線がバナナ曲線の許容限界からはずれるときには,一般的に不合理な工程計画と考えられるので,再検討を要する。
- 問題
- ①③
- ①④
- ②③
- ②④
- 解答
- 4
問題28 車両系建設機械の災害防止のために事業者が講じるべき措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,労働安全衛生法令上,正しいものの数は次のうちどれか。
① 車両系建設機械を用いて作業を行うときは,あらかじめ,使用する車両系建設機械の種類及び能力,運行経路,作業の方法を示した作業計画を定め,作業を行わなければならない。
② 路肩,傾斜地等で車両系建設機械を用いて作業を行う場合で,当該車両系建設機械が転倒又は転落する危険性があるときは,誘導者を配置して誘導させなければならない。
③ 車両系建設機械を用いて作業を行うときは,運転中の車両系建設機械に接触することにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に,労働者を立ち入らせてはならない。
④ 車両系建設機械の運転者が離席する時は,原動機を止め,又は,走行ブレーキをかける等の逸走を防止する措置を講じなければならない。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 3
問題29 移動式クレーンの災害防止のために事業者が講じるべき措置に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,労働安全衛生規則及びクレーン等安全規則上,正しいものは次のうちどれか。
・移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの (イ) を常時知ることができるよう,表示その他の措置を講じなければならない。
・移動式クレーンの運転について一定の合図を定め,合図を行う者を (ロ) して,その者に合図を行わせなければならない。
・移動式クレーンを使用する作業において,クレーン上部旋回体と接触するおそれのある箇所や (ハ) の下に労働者を立ち入らせてはならない。
・強風のため,移動式クレーンの作業の実施について危険が予想されるときは,当該作業を (ニ) しなければならない。
- 問題
- イ:定格荷重 ロ:複数名確保 ハ:クレーンのブーム ニ:注意して実施
- イ:最大つり荷重 ロ:指名 ハ:クレーンのブーム ニ:中止
- イ:最大つり荷重 ロ:複数名確保 ハ:つり上げられている荷 ニ:注意して実施
- イ:定格荷重 ロ:指名 ハ:つり上げられている荷 ニ:中止
- 解答
- 4
問題30 工事中の埋設物の損傷等の防止のために行うべき措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,建設工事公衆災害防止対策要綱上,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 発注者又は施工者は,施工に先立ち,埋設物の管理者等が保管する台帳と設計図面を照らし合わせて位置を確認した上で,細心の注意のもとで試掘等を行い,その埋設物の種類,位置,規格,構造等を原則として目視により確認しなければならない。
② 発注者又は施工者は,試掘等によって埋設物を確認した場合においては,その位置や周辺地質の状況等の情報を道路管理者及び埋設物の管理者に報告しなければならない。
③ 発注者又は施工者は,埋設物に近接して工事を施工する場合には,あらかじめその埋設物の管理者及び関係機関と協議し,埋設物の防護方法,立会の有無,緊急時の連絡先及びその方法等を決定するものとする。
④ 発注者又は施工者は,埋設物の位置,名称,管理者の連絡先等を記載した標示板を取り付ける等により明確に認識できるようにし,近隣住民に確実に伝達しなければならない。
- 問題
- ①②
- ①②③
- ②③④
- ③④
- 解答
- 2
問題31 酸素欠乏のおそれのある工事を行う場合,事業者が行うべき措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,酸素欠乏症等防止規則上,正しいものの数は次のうちどれか。
① 酸素欠乏危険場所においては,その作業の前日に,空気中の酸素の濃度を測定し,測定日時や測定方法及び測定結果等の記録を一定の期間保存しなければならない。
② 酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合で,爆発,酸化等を防止するため換気することができない場合又は作業の性質上換気することが著しく困難な場合は,同時に就業する労働者の人数と同数以上の空気呼吸器等を備え,労働者に使用させなければならない。
③ 酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときは,労働者を当該作業を行う場所に入場させ,及び退場させる時に,保護具を点検しなければならない。
④ 酸素欠乏危険場所又はこれに隣接する場所で作業を行うときは,酸素欠乏危険作業に従事する労働者以外の労働者が当該酸素欠乏危険場所に立ち入ることを禁止し,かつ,その旨を見やすい箇所に表示しなければならない。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 2
問題32 品質管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 品質は必ずある値付近にばらつくので,設計値を十分満足するような品質を実現するためには,ばらつき度合いを考慮し,余裕を持った品質を目標とする必要がある。
② 品質管理は,施工計画立案の段階で管理特性を検討し,それを完成検査時にチェックする考え方である。
③ 品質管理は,品質特性や品質標準を決め,作業標準に従って実施し,できるだけ早期に異常を見つけ品質の安定をはかるために行う。
④ 品質特性を決める場合には,構造物の品質に及ぼす影響が小さく,測定しやすい特性であること等に留意する。
- 問題
- ①②
- ①③
- ②③
- ②④
- 解答
- 2
問題33 情報化施工におけるTS(トータルステーション),GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の締固め管理に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・盛土材料を締め固める際には,モニタに表示される締固め回数分布図において,盛土施工範囲の (イ) について,規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める。
・盛土施工に使用する材料は,事前の土質試験で品質を確認し,試験施工でまき出し厚や (ロ) を決定したものと同じ土質の材料であることを確認する。
・TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理は,締固め機械の走行位置を (ハ) に計測し, (ロ) を確認する。
・TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理システムの適用にあたっては, (ニ) や電波障害の有無等を事前に調査して,システムの適用の可否を確認する。
- 問題
- イ:代表ブロック ロ:締固め度 ハ:施工完了後 ニ:地形条件
- イ:全面 ロ:締固め度 ハ:リアルタイム ニ:地質条件
- イ:全面 ロ:締固め回数 ハ:リアルタイム ニ:地形条件
- イ:代表ブロック ロ:締固め回数 ハ:施工完了後 ニ:地質条件
- 解答
- 3
問題34 鉄筋の組立ての検査に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 鉄筋の平均間隔を求める際には,配置された10本程度の鉄筋間隔の平均値とする。
② 型枠に接するスペーサは,原則として,コンクリート製あるいはモルタル製とする。
③ 鉄筋のかぶりは,鉄筋の中心から構造物表面までの距離とする。
④ 設計図書に示されていない組立用鉄筋や金網等も,所定のかぶりを確保する。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 3
問題35 プレキャストコンクリート構造物の施工におけるプレキャスト部材の接合に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 部材の接合にあたっては,接合面の密着性を確保するとともに,接合部の断面やダクトを正確に一致させておく必要がある。
② ダクトの接合部に塗布する接着剤は,十分な量をダクト内に流入させる。
③ 接着剤の取扱いについては,製品安全シート(SDS)に従った安全対策を講じる。
- 問題
- ①②
- ①③
- ②④
- ③④
- 解答
- 2
④ モルタルやコンクリートを接合材料として用いる場合は,これらを打ち込む前に,接合面のコンクリートを乾燥状態にしておく必要がある。
まとめ
令和5年の一級土木施工管理技士試験の午後問題に取り組み、解答とPDFダウンロードを通じて自分なりの解説を行いました。この過去問を通して、問題の傾向や解き方を理解し、合格に向けた準備を進めています。一級土木施工管理技士試験は、専門知識と実務経験が求められる難関試験であり、過去問を解くことで自己の理解度を確認し、効果的な対策を講じています。
特に午後問題は実務を想定した内容が多く、正確な知識と判断力が要求されます。この過去問を通じて、自己の強化すべき点や勉強方法を見つけ、さらなる成長を目指しています。解答と解説を通じて、試験に向けた自信をつけ、合格への道を着実に歩んでいます。令和5年の一級土木施工管理技士試験に対する取り組みは、自己啓発と専門性向上を兼ね備えた大きなチャレンジであり、自らの成長を促進する重要なステップと位置づけています。この試験を通じて、さらなる専門性の向上と成長を目指し、自身のスキルを高めていく覚悟を新たにしています。
- 1
- 2