令和6一級土木施工管理技士一次検定過去問No6~No20

問題番号No.6〜No.66までの61問題は選択問題です。
・問題番号No.6〜No.20までの15問題のうちから12問題を選択し解答してください。
問題6 土質試験における「試験の名称」,「試験結果から求められるもの」及び「試験結果の利用」の組合せとして,次のうち適当なものはどれか。
- 問題
- 試験の名称:土の粒度試験
試験結果から求められるもの:流動曲線
試験結果の利用:建設材料としての適性の判定 - 試験の名称:突固めによる土の締固め試験
試験結果から求められるもの:締固め曲線
試験結果の利用:施工時含水比の決定 - 試験の名称:土の透水試験
試験結果から求められるもの:透水係数
試験結果の利用:軟弱層の厚さの推定 - 試験の名称:土の三軸圧縮試験
試験結果から求められるもの:強度定数
試験結果の利用:地盤沈下量の推定
- 試験の名称:土の粒度試験
- 解答
- 2
問題7 現場発生土を道路の盛土材料として使用する場合の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 支持力や施工性が確保できない材料は,現場内で発生する他の材料と混合したり,セメントや石灰による安定処理を行って使用する。
- 高含水比の材料は、なるべく薄く敷き均した後,十分な放置期間をとり,ばっ気乾燥を行うか、処理材を混合調整し使用する。
- 盛土の安定や沈下等が問題となる材料は,盛土の下層部になるべく厚く敷き均すか,法肩等に使用する。
- 透水性の良い砂質土等の材料は、排水材料に使用し,岩塊や礫質土は,排水処理と安定性向上のため,法尻に使用する。
- 解答
- 3
問題8 TS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の情報化施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 盛土の締固め管理システムの位置把握にTSとGNSSのいずれかを採用するかは,地形条件や電波障害の有無等から検討し,双方の適用が困難な範囲では従来の品質管理方法を用いる。
- 盛土材料のまき出しは,所定の仕上り厚となるようなまき出し厚が試験施工において求められており,盛土施工範囲全面にわたって,このまき出し厚以下となるように作業を実施し、その結果を確認する。
- 試験施工と同様の土質,含水比の盛土材料を使用し、試験施工で決定したとおりのまき出し厚、締固め回数等で施工した盛土は,所定の締固め度を確保していると言える。
- 盛土材料を締め固める際には,試験施工で決定した締固め回数を確保するよう,車載パソコンのモニタに表示される締固め回数分布図において,盛土範囲で設定した代表地点が規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める。
- 解答
- 4
問題9 建設発生土を工作物の埋戻しに利用する際の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 埋戻しに用いる土は,道路供用開始後に工作物との間に隙間や段差が生じないように圧縮性の大きい材料を用いる。
- 泥土や取扱いの難しい高含水比の粘性土は,当該土に自硬性をもたせる等の機能を付加することにより埋戻し材として利用できる。
- 埋戻しに用いる土は,地震時の液状化防止や道路の路盤・路床と同等の支持力を要求される場合もあるので,使用場所に応じた材料を選定する必要がある。
- 埋戻しに用いる土をセメント及び石灰による安定処理で改良する際には,改良対象の土質により所定の強度が得られないことがあるので,事前の試験で性状を把握する必要がある。
- 解答
- 1
問題10 軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 緩速載荷工法は,できるだけ軟弱地盤の処理を行わない代わりに,圧密の進行に合わせ時間をかけてゆっくり盛土することで,地盤の強度増加を進行させて安定を図るものである。
- サンドドレーン工法は,透水性の高い砂を用いた砂柱を地盤中に鉛直に造成し,水平方向の排水距離を短くして圧密を促進することで,地盤の強度増加を図るものである。
- ディープウェル工法は,地盤中の地下水位を低下させることにより,それまで受けていた浮力に相当する荷重を下層の軟弱層に載荷して,地盤の強度増加を図るものである。
- 高圧噴射攪拌工法は,原位置の軟弱土と固化材を攪拌翼を用いて強制的に攪拌混合することにより,安定処理土を形成し,すべり抵抗の増加を図るものである。
- 解答
- 4
問題11 コンクリート用粗骨材に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 粗骨材は,5mm網ふるいにかけたときに質量で85%以上留まる骨材である。
- 粗骨材として用いる砂利は,一般に絶乾密度が2.5g/cm3以上である。
- JISに規定されるコンクリート用再生粗骨材Hは,通常の骨材とほぼ同様の品質を有しているため,レディーミクストコンクリート用骨材として使用することが可能である。
砕石を用いた場合は,ワーカビリティーの良好なコンクリートを得るために,砂利を用いた場合と比べて単位水量を小さくする必要がある。
- 解答
- 4
問題12 コンクリート用骨材の試験方法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 骨材の粒形の良否は,粒形判定実積率試験によって判定することができる。
凍結融解の繰返しに対する骨材品質の適否は,ロサンゼルス試験機による粗骨材のすり減り試験によって判定する。
- 砂に含まれる有機不純物は,細骨材の有機不純物試験方法によって判定する。
骨材のアルカリシリカ反応性は,骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)によって判定することができる。
- 解答
- 2
問題13 コンクリートの配合に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- 締固め作業高さを考慮してスランプを設定する場合,締固め作業高さが2mと0.5mでは,2mの方のスランプの値を大きく設定する。
- 高性能AE減水剤を用いたコンクリートは,水セメント比及びスランプが同じで,通常のAE減水剤を用いたコンクリートに比較して,細骨材率を1〜2%小さく設定する。
- スランプは,運搬,打込み,締固め等の作業に適する範囲内で,できるだけ大きくなるように設定する。
- 圧送において管内閉塞を生じることなく円滑な圧送を行うためには,できるだけ単位粉体量を減らす必要がある。
- 解答
- 1
問題14 寒中コンクリート及び暑中コンクリートの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 寒中コンクリートでは,保温養生あるいは給熱養生終了後に急に寒気にさらすと,表面にひび割れが生じる恐れがあるので,適当な方法で保護し表面の急冷を防止する。
- 暑中コンクリートでは,練混ぜ後できるだけ早い時間に打ち込まなければならないことから,練混ぜ開始から打ち終わるまでの時間は1.5時間以内を原則とする。
- 暑中コンクリートでは,コールドジョイントの発生防止のため,減水剤,AE減水剤については,遅延形のものを用いると良い。
- コンクリートの施工時,日最低気温が4℃以下になることが予想される場合は,寒中コンクリートとしての施工を行わなければならない。
- 解答
- 4
問題15 コンクリートの養生に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- マスコンクリートの養生では,コンクリート部材内外の温度差が大きくならないように,コンクリート温度をできるだけ緩やかに外気温に近づけることが必要である。
- 高流動コンクリートは,プラスティック収縮ひび割れが発生しやすい傾向があり,表面の乾燥を防ぐ対策を行う。
- 混合セメントB種を用いたコンクリートの養生では,普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートより湿潤養生期間が短くなる。
- 膨張コンクリートは,所要の強度発現及び膨張力を得るために,打込み後,湿潤状態に保つことがきわめて重要である。
- 解答
- 3
問題16 施工条件が同じ場合に,型枠に作用するフレッシュコンクリートの側圧に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- コンクリートの温度が高いほど,側圧は大きく作用する。
- コンクリートの単位重量が大きいほど,側圧は大きく作用する。
- コンクリートの打上がり速度が速いほど,側圧は大きく作用する。
- コンクリートのスランプが大きいほど,側圧は大きく作用する。
- 解答
- 1
問題17 道路橋下部工における各種基礎形式に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 杭基礎のうち摩擦杭基礎は,長期的な鉛直変位について十分な検討を行い,所要の支持力を摩擦力によって得られるように根入れ深さを確保する必要がある。
- 杭基礎のうち支持杭基礎においては,杭先端の支持層への根入れ深さを設計では少なくとも杭径程度確保することが基本となる。
- 直接基礎のフーチング底面は,支持地盤に密着させることにより,滑動抵抗を十分に期待できるように地盤に応じた処理が必要である。
- 直接基礎においては,基礎が滑動する際のせん断面が基礎の床付け面の深い箇所に生じることから,施工時に地盤に過度の乱れを生じさせないことが基本となる。
- 解答
- 4
問題18 打込み杭工法による鋼管杭基礎の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- ヤットコを使用したり,地盤状況等から偏打を起こす恐れのある場合には,鋼管杭の板厚を薄くする。
- 支持杭基礎の打止め管理は,根入れ深さ,打止め時一打当たりのリバウンド量等により,試験杭と同程度であることを確認して打ち止める。
- 硬質地盤への打込みを容易にするには,鋼管の先端外側の補強バンドを取り外す。
- 打撃力により杭頭部に座屈が生じる恐れがある場合は,適切なハンマの選定で打撃力を小さくするか,鋼管杭の断面積を小さくすることにより座屈を防止する。
- 解答
- 2
問題19 場所打ち杭工法における施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- リバース工法では,安定液のように粘性のあるものを使用しないため,一次孔底処理により泥水中のスライムはほとんど処理できる。
- オールケーシング工法では,掘削孔全長にわたってケーシングチューブを用いて孔壁を保護し,適切な施工を行えば,孔壁崩壊の懸念はほとんどない。
- リバース工法では,表層地盤の崩落防止のためにスタンドパイプを使用し,スタンドパイプ下端は安定性の高い粘性土層に根入れするのが良い。
- オールケーシング工法では,コンクリート打込み完了後に,ケーシングチューブを引き抜くことにより,コンクリート天端が下がることはない。
- 解答
- 4
問題20 各種土留め工の特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 切梁式土留めは,切梁,腹起し等の支保工と掘削側の地盤の抵抗により土留め壁を支持する工法で,掘削面積が広い場合には支保工が増える。
- アンカー式土留めは,土留めアンカーと掘削側の地盤の抵抗によって土留め壁を支持する工法で,掘削面内に切梁がないので掘削が容易である。
- 自立式土留めは,土留め壁の剛性によって抵抗する工法で,土留め壁の変形が小さく,掘削面内に支保工がないために掘削は容易である。
- 控え杭タイロッド式土留めは,控え杭と土留め壁をタイロッドでつなげ,これと地盤の抵抗により土留め壁を支持する工法で,比較的良質な地盤で浅い掘削に適する。
- 解答
- 3
難しい問題も多いので何回も繰り返す事で対策と傾向が見えてくると思いますので是非頑張ってください。
では次の問題に取り組んでみましょう。