【1級建築施工管理技士】1次検定「金属腐食・仕上げ」の頻出キーワード解説&類似問題対策

こんにちは!「一級建築施工管理技士」の資格を持つ筆者が、金属工事における腐食と仕上げに関する頻出キーワードを完全攻略します。様々な分野からの出題に戸惑っている方も多いかもしれませんが、今回は私が学習した重要ポイントとひっかけキーワードをマンガで分かりやすく解説していきます。金属工事における課題や正しい施工方法について、一緒に理解を深めていきましょう!

1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ

【問1】 異種金属の接触腐食に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. アルミニウム製サッシとステンレス製取付けボルトが接触する場合、アルミニウム側に絶縁塗装を施した。
  2. 銅合金とステンレス鋼を接触させる場合、両者の間に塩化ビニル材を挿入して絶縁した。
  3. 異種金属を接触させる場合、原則としてイオン化傾向の小さい方の金属に絶縁塗装を行う。
  4. 金属製屋根材において、異種金属の接触による電食を防ぐために、接触面にシーリング材を充填した。

【問2】 ステンレス鋼の仕上げと補修に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ステンレス鋼のヘアライン仕上げは、現場での軽微な傷の補修が比較的容易である。
  2. ステンレス鋼の鏡面仕上げにおいて、現場で生じた傷を部分的に研磨して補修することは極めて困難である。
  3. ステンレス鋼のヘアライン仕上げの補修は、研磨布等を用いて既存の目方向に合わせて磨く。
  4. ステンレス鋼のヘアライン仕上げは、平滑で光沢があるため、現場での傷の補修は困難である。

【問3】 アルミニウムの表面処理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. アルミニウムには、陽極酸化皮膜(アルマイト)の上に塗装を施した「複合皮膜」が用いられることがある。
  2. 陽極酸化皮膜と塗装は併用することができ、耐食性や耐候性を高める効果がある。
  3. アルミニウムの陽極酸化皮膜は、電解液中でアルミニウムを陽極として処理し、表面に酸化皮膜を形成させるものである。
  4. アルミニウムの表面処理において、陽極酸化皮膜を施した後に塗装を行うことは、密着性が悪いため禁止されている。

【問4】 ステンレス鋼の加工・養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ステンレス鋼板の曲げ加工は、表面を保護するためにポリエチレンフィルム等を貼ったままの状態で行った。
  2. 現場に搬入されたステンレス鋼材は、加工や取付けの直前に保護フィルムをすべて剥がし、傷の有無を確認してから作業を行った。
  3. ステンレス鋼の加工時に使用する工具は、鉄粉の付着による「もらいサビ」を防ぐため、専用のものを使用することが望ましい。
  4. ステンレス鋼の切断は、原則としてシャーリング切断やプラズマ切断により行い、切断箇所のバリ取りを適切に行う。

【問5】 銅合金の仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 銅合金の仕上げには、バフ研磨による光沢仕上げや、ヘアライン仕上げなどがある。
  2. 銅合金のヘアライン仕上げは、一定方向に連続した細い線を引く仕上げ方法である。
  3. 銅合金は耐食性に優れているため、屋外で使用する場合でもヘアライン仕上げ後にクリア塗装等の保護を行うことはない。
  4. 銅合金の着色仕上げには、硫化いぶし処理などの化学的な表面処理が用いられることがある。

1級建築施工施工管理技士金属工事解答と解説

正解解説
13「イオン化傾向が大きい方(腐食しやすい方)」を絶縁するのが正解です。アルミvsステンレスならアルミ側を塗ります。
24ヘアラインは「筋」があるため傷が目立ちにくく、補修は容易です。選択肢4は記述が逆です。
34陽極酸化皮膜(アルマイト)と塗装を合わせた「複合皮膜」は一般的であり、併用可能です。
42加工や取付けが終わるまで保護フィルムは貼ったままにするのが基本です。途中で剥がすと傷の原因になります。
53銅合金は空気中で変色しやすいため、仕上げの状態を維持するためにクリア塗装などで保護するのが一般的です。

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

特に「異種金属の接触腐食」「ステンレスの仕上げ・補修」は、試験で非常に狙われやすい項目です。

【金属工事】重要ポイント・ひっかけキーワード一覧

項目正しい内容(合格基準)ひっかけキーワード(要注意!)出現頻度
異種金属の接触腐食ステンレスとアルミニウムを接触させる場合、アルミ側に絶縁塗装(アクリル系等)を施す。「ステンレス側に塗装する」や「何もしない」★★★
銅合金との接触銅合金とステンレスが接する場合、塩化ビニル材等で被覆し絶縁する。「そのまま密着させる」★★☆
ステンレスの補修ヘアライン(HL)仕上げは、現場での軽微な傷の補修が比較的容易である。「補修が困難である」や「鏡面仕上げは容易」★★★
アルミの表面処理アルミニウムには、陽極酸化皮膜(アルマイト)の上に塗装を施す複合皮膜がある。「陽極酸化皮膜と塗装は併用できない」★★☆
ステンレスの加工曲げ加工などは、表面保護のためポリエチレンフィルム等を貼ったまま行う。「フィルムを剥がしてから加工する」★☆☆
銅合金の仕上げ銅合金には、バフ仕上げやヘアライン仕上げなどがある。「銅合金にはヘアライン仕上げは行わない」★☆☆

1級建築施工施工管理技士攻略のポイント

1. 異種金属の腐食(電食)

  • ここが狙われる!: 「どっちを塗装するか」がよく出ます。原則として、腐食しやすい方(イオン化傾向が大きい方)を絶縁します。アルミとステンレスなら、アルミを塗ると覚えましょう。

2. ステンレスの「ヘアライン」と「鏡面」

  • ヘアライン(線状の筋): 一定方向に傷がついている仕上げなので、現場でシュッシュと磨いて補修がしやすいです。
  • 鏡面(ピカピカ): 現場で部分的に磨くとそこだけ曇って目立つため、補修は極めて困難です。試験ではこの2つを入れ替えてきます。

3. 「容易」か「困難」か

  • 過去問では「ヘアライン仕上げは補修が困難である」という誤記述が定番です。「ヘアライン=直せる」と脳内に刻んでおきましょう。

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  • マンガの効果: 複雑な施工手順をストーリーで脳に定着。
  • 類似問題の効果: ひっかけに強くなり、確実に得点源へ。

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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。

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