先日より娘がコロナに罹り、久しぶりの在宅となった矢先に次は嫁がコロナに罹患しました。その中で在宅ワークが本当に現場監督は出来るのか?
改めて考えてみました。
皆さんも理解してると思うが職人不足に伴って将来的な人材不足の解消や、今までの長時間労働の是正など労働環境改善のために建設業の働き方も変化が求められていますね。
このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。
建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました
実際、在宅した結果と個人的な考えなんで、今回は一人ごとみたいな感じなんで申し訳ありません。
更に建設業は厳しくなる2024年働き方の変化
2024年から建設業でも働き方関連法案が施行されます。
これからは厳しい世界が建設業に降り注ぎますね。
インボイス制度に続き、働き方も変えないといけない。建設業はまた苦しくなりますね。
建設業を襲うインボイス制度により一人親方が全滅~その制度について徹底解説!~
建設業:週休二日制?労働時間の変化と規制
先ほど記載した、働き方改革関連法の中で建設業界に大きな影響を与える内容が「時間外労働時間の上限規制」になり、今後2024年から制限が出てきます。
皆さん知ってるように、労働基準法第32条では、労働時間について「1日8時間まで(1時間の休憩時間を除く)」「1週間40時間まで」と定められ、これが法定労働時間とされています。
法定労働時間を超過した時間が時間外労働つまり残業となります。
これからは、労働時間の上限規制により、これまで労働基準法第32条に明記されていなかった時間外労働についても、「月45時間かつ年360時間」といった上限が定められることになります。
他にもいろいろ賃金割増時間外労働の変更などありますね。
条件などが変わる前に転職など検討も一つ
私が働き出した頃はブラックな建設業ばかり
私が入社した1999年の現場は、現場監督は昼夜間あたり前の通し作業は暗黙の世界でまかり通る時代でしたね。

時間外労働は全てみなし残業。
いくら働いても、給料安くて辛かったなぁ。
私の一生懸命に働いてきた時間はなんだったのかと思いますが、、
その中で今回の改訂で建設業は週休2日制の導入を必須にするとともに、残業や長時間労働を防ぐために適正な工期設定を推奨することが提言されています。
個人事業主や小規模事業主など社員も少ない会社は元請に合わしてお休みしましょうって規制の流れが出来てきている中で職人の単価をあげることもそうですが、会社のピンハネを少し見直しするのも考えるべきかと

私も何回も在宅しましたが、自分は自宅で職人さんにも確かにやりづらい施工しづらい環境を与えてしまったと反省もあります。
現場監督の在宅:実際に現場回るのか?
私らの建設業の感覚は朝に会社に行って、事務所に行って朝にはファックス見る文化が定着でしたが
それが気づいたらスマホやタブレットを活用して業務のICT化を普通にやっているけど、やはり教えてもらってきた事何かが違うような気がします。
施工管理技士の在宅ワークとは?
現場監督のテレワークとは?
現場をみて判断するのに、いきなりテレワークのコロナ禍でしたが、正直現場監督にはテレワークは私らの世代には非常に厳しい。
現場の空をみて、風の湿気で雨や雪が降るなとかの直感でやってきた人にテレワークで安全、品質などの管理は正直無理です。

常に天候考える世界です。家でパソコンで仕事とはいかんでしょう。
設計、コンサルではリモートでも可能だと思うが、現場監督にはやはり厳しいです
また、見積もりや写真整理などのパソコン使う仕事ならまだ在宅は出来ますが問題も多いですね。
在宅は現場監督の場合:家庭を持っていると無理
現場監督はやはり、職人さんや職長 様々な納材店(メーカー)と会話で仕事する。
その中で家でパソコンで仕事していても、職人と現場の話しをしていると、つい家族に話したことの無いような口調や声がどうしても荒くなるときがあるんですよね。
家庭がぶっ壊れます。

現場のノリを家でついポロッと言ってしまうと、まぁ何回かやりましたが、家族がドン引きですね。
この、現場の雰囲気を家庭に持ち込みたくないのが本音ですね。
ただ建設会社は昔からどんどん仕事環境がよくなってきています。どんなことが在宅等で変わっていくのか?監督としての意見をまとめてみたいと思います
労務・勤怠管理も変わって来てる
昔は、ハンコで出勤書に印鑑押したりしてたのが、あれよあれよで勤怠管理ソフトですよ。
有休消化なんて出来なかったのが今は当たり前、親の死に目にも会えないって言う時代でした。
実際本当に、泣きながら、現場でクレーンで覆工板を開閉して夜勤で作業してましたね。そう考えると働くことに関しても、どんどん時代は良くなってます。
労働管理って、現場では自分だけじゃなくて一緒に働く人の労務管理も含まれますね。
現場監督の1番大事な部分で、仲間の職人と朝、昼、夕で会話することが労務管理で重要ですよね。
現場では職人さんと会話のスピードや声のトーンや顔色、眼つきを見れば体調のが悪いのかも何となく把握出来ます。医者じゃないけど直感をある程度やると身に付きます。

この管理をリモートでは、難しいです。
いくらパソコンの画面越しでも無理があります。
安全衛生管理も同じですね。
大規模現場ならまだしも、小規模な案件では自分の現場がボロボロになっていきます。
今回のコロナで多くの企業が安全衛生管理の難しさに改めて気づいたと思いますね
自分のスキルアップと生活をアップさせるには?
建設業で若いことは現場に夢中ですよね。でもスキルアップも当然必要ですが自分の生活をアップするも大切です
そのために必要な5つ
その①:自分の生活を磨くスキルアップ:体つくり
現場で動くのと運動で使う筋肉は違いますよね。更に体を作りこむのもあり
その②:自分の生活を磨くスキルアップ:旅行
現場やってると現場に夢中になって家庭と向き合わない・時間が取れない現場も都合よく合わせてくれない。
あそこに行きたいと思うなら早めにいくのがおススメですね
その③:自分の生活を磨くスキルアップ:彼女をつくる
一番は彼女も作るのも大変だし携帯で探してみるのも今の時代にあっているのでおススメですね。
ゼネコン・元請はテレワークでICT導入が下請けには死活問題
その中で、協力業者(下請けと呼ばせてもらいます。)は正直急激な変化に喰らいつて行ことしますが、なかなか難しいです。
私も、iPadで図面を見ると言うのが大嫌い。
敷き鉄板にチョークで落書きして職人に説明好きでしたが、iPadは便利ですが味気ない。でも元請けから新しいシステムで要求さえれたら首を横に振れずに導入せざる負えない状況です。
導入コスト・維持費は単価に反映されているのでしょうか?
本当、青焼き図面が電子化になるなんて職人も監督も入社した頃は思ってないことが、今進んでます。
でもこの変化に付いていかないと振るい落とされますね。
リモート会議での安全工程打合せ
やはり、リモートで皆さんに配信しても心になかなか刺さりません。

どの現場監督も悩ましいと同じ意見の人がいると思います。
何を今後必要でどうやって職人さんに伝えるか
今後必要な働き方の方法:職人不足を改善するには
今後、在宅ワークのようなものはやはり現場監督、施工管理に行わすと生産性ならび現場での工程安全に影響が必ず出てきます。
施工管理の資格保有者や経験者も年々減って来てる、職人さんも若手が流入して来ない。システムだけがどんどん難しくなるので協力業者(下請け側)が特に負担が大きくなります
例えばですが、元請の会社が1名 常勤化でパソコンやITに詳しい人を雇い現場に常駐してもらうとします。
本当に現場にあったものを常に協力業者が求められると教育出来る体制の現場つくりが今後必要
実際に私も無理で共有化や簡単にデータ集計など出来ないかを考えて、Microsoftの OneNoteやfoamsなどで苦手ながら今の時代に合わそと仕組みを現場に取り入れました。
その中で、やはり在宅せざるを得ない環境では、対会社同士で自分の家庭に現場を持ち帰ってしまっている事を認識しないとならいですよね。