アースアンカー工法

  • 2024年3月10日
  • 2024年3月10日
辞典

アンカーは、引張材によって構造物の荷重を地盤に伝える役割を果たします。アースアンカーは、砂礫や礫層、ローム層、土丹層などの軟らかい地盤に設置され、一方、岩盤に設置されるのがロックアンカーです。アースアンカーでは、対象地盤が脆弱であったり、地下水位が高かったりすることが一般的であり、このような状況下で定着力を高めるためにさまざまな方法があります。その中でも、一般的には、ケーシングを用いてセメントミルクやモルタルを加圧注入するグラウドアンカー工法が広く採用されています。

特徴

グラウドアンカー工法

  • 地下水位の高い地盤や崩壊しやすい地盤での施工が容易
  • 施工手順が簡単で工期が短い
  • 砂礫層において高い施工効果を発揮
  • 地層に合わせてアンカーの長さを調整可能
  • 山留アンカーの場合、切梁が不要になり作業性が向上します