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実録!マンション大規模修繕ブログ17:ウレタン塗膜防水工事

2020年11月6日大規模修繕工事,大規模修繕週間報告

この記事では、マンション修繕工事に関する作業内容を管理組合の目線から週ごとに分けて解説していきます。

前回の作業内容については、「実録!マンション大規模修繕ブログ⑯:建設現場での新型コロナウィルス対応とは?」にて解説しているので、リンク先からご覧ください。

17週目では、階段に「ウレタン塗膜防水工事」という工事が施されています。

今回は、この「ウレタン塗膜防水工事」とはどういった工事なのか解説していきたいと思います。

このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら

マンション修繕工事:ウレタン塗膜防水工事等進捗状況

足場解体全面完了へ

残りの仮設足場は3月26日から東・北・西面解体がはじまります。

下地補修完了へ

先週から行なわれている下地補修は南面1階のタイル張替が完了済にて、タイル張替え工事はほぼ完了になりました。

10月に足場を組んで張替え完了まで約5か月にわたるタイル張替え作業でした。

防水工事

防水工事も順調で屋上の笠木部分へのウレタン防水が進んでいます。

アスファルト防水工事については、こちらの記事で解説しています。

階段塗装の施工状況と仕上げ

塗装は廊下内を施工中です。

塗装工事は養生されてきれいに塗り直しが進みます

塗装完了後に廊下と階段のウレタン塗膜防水を完了させて、長尺シート張りを行う工事予定がこれからされています。

だんだんと作業も少なくなってきていますが、工事進捗(出来高)については、増額分を含んだ内訳書の各項目毎を含めた合計金額で60%の部分が終わったぐらいの内容です。

減額した見積もりを確認

私たちのマンションの1月から入ってから減額になる内容を細かく記録してます。

見積書をよく見て、工事がされているのか?されていないのかをチェック!

チェックした内容として

  • 鉄部塗装の屋上避雷針・アンテナは未施工な為約9万円減額
  • 防水の屋上斜屋根は 下地処理及び面積不足分が増額屋上やエントランス屋根
  • ドレンはウレタン防水のため改修ドレンが必要ないので減額
  • シーリングは5階アルミ庇の撤去分も含めて除外と廊下内の目地シール分の追加で増減あり
  • ガードマン費用の人数の実費駐車料金の実費精算

このように、細かく工事を実施、未実施を確認していくことで100万円近く減額も実施出来ました。

マンション修繕工事で行ったウレタン塗膜防水工事とは?

階段の写真で見てみますと階段の端からが下の階に向かって、側面(立ち上がり)と床(踏面)を青いペンキが塗られています

塗膜防水工法とは、液状の防水材料を塗って、塗装部分を化学反応させて防水膜を作る工法です。

複雑な形状の場所でも塗ることができるうえ、安価で施工期間を短縮することができます。

ウレタン塗膜防水工事は、液状のウレタン樹脂を塗布して化学反応を起こし、防水膜を作る工事です。

ウレタン樹脂は元々弾性の性質のため、ひび割れ等に液が入り込んで高い防水効果を期待することができます。

ウレタン塗膜防水は、2度に分けて塗布していくことで防水効果を高めます。

青いペンキは防水材料の一回目の塗り付け塗装です。

防水は塗り残しがあると当然雨漏り(漏水)の原因になります。

つまり、色が青の塗料を一回目に塗るのは目視検査や目視管理をしやすくなっていると言うことです

ウレタン塗膜防水2回目の塗り付け

次に2回目の塗料の塗布になります。

こちらにてウレタン塗膜防水の完了になります。

廊下やバルコニー等の縁の部分に防水を塗り付けいく作業工程は線防水とも言われてますので、専門用語として、工事中に話しとして出てきます。

こちらは屋上の笠木のウレタン塗膜防水状況です

まとめ

ウレタン塗膜防水や塗装工事になると溶剤の臭いが若干ながら気になります。

大規模修繕もタイル工事が終わりになると、塗装やウレタン塗膜防水でキレイに外壁がさらに良くなってきます。

部分的な改修工事を考えている管理組合は廊下や共用部分の使用状況を確認して使用区分を明確にしておくと大規模修繕の際も安心です。