この記事では、車輌系建設機械の種類や技能講習を取得する方法について解説していきたいと思います。
また、ユンボやパワーショベルなどの車両の用途などについても合わせて解説していきたいと思います。
一度は乗ってみたい車だけど、どんな資格がいるのかな?と、子供のころに一度は乗りたいと思ったことがある車ですが、どんな資格がいるのかよく分からないですよね。
実際に乗るには、ユンボの資格 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の資格が必要です。
そこで、この資格はどのように取るのかなど解説していきたいと思います。
このブログを見て連絡してきた、練馬の新人保険屋さんの千尋(ちひろ)さん。と言う方がいらっしゃいまして建設業の実態教えて欲しいと言われてブログを一緒にやることになりました。
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車両系建設機械:技能講習と特別教育とは?

この技能講習で取得できる車両は以下の通りです。
ドラグ・ショベル/トラクター・ショベル(4輪駆動ホイールローダ含む)/ブルドーザー/スクレーパー/ドラグライン/モータ・グレーダ/ スクレープ・ドーザ/クラムシェル/トレンチャー/パワーショベル/バケット掘削機/ずり積機
こんな感じですが、後ほど説明していきますね。ここについては、まず乗れない機械から説明しましょう。
ショベルローダー等運転技能講習資格と車両系の違いは?
ショベルローダーはこの資格では運転することができないので資格の内容を知りたい方は、下の記事を読んでみてください。
この記事では、ショベルローダーの資格取得方法について解説していきたいと思います。また、見た目がそっくりなホイルローダーとの違いについても合わせて解説していきたいと思います。ショベルローダーとホイルローダーってなんでしょうか[…]
資格の種類ですが、どのように区別されているのかは以下の通りになります。
機械が3トン以上か未満で講習の内容と乗れる重機に制限が出てきます
資格の正式名称は、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習といいます。
国家資格ですが実は免許ではありませんので、履歴書に記載する際には、免許保有ではなく講習修了と記載されます。
また、特別教育にも同じ名前が使われていますが、特別教育はあくまで技能講習とは違い、乗れる機械の大きさに制限が出てきます。
- 機体重量3トン以上技能講習を受講が必要
- 機体重量3トン未満特別教育の受講が必要
車両系建設機械:技能講習/資格受講方法について
受験資格:18歳以上が条件になります。
車両系建築機械運転技能講習の資格は、講習を受けてその後学科試験、実技試験があるのです。
試験内容と講習は学科と実技に分けられています。
- 学科走行装置の構造、取り扱いについて、作業装置の構造、取り扱い、作業方法について、運転知識、法令について学科を学びます。
- 実技走行操作、作業装置の操作、合図について実際に機械を動かしながら確認。
対象となる機械はブルドーザ、ユンボなどで自分で選択可能で講習を受けれます。
技能講習の受講日数・時間は?
受講資格や資格保有によって受講が変わります。
- 5日(38時間)コース
- 経験のない方
- 3日(18時間)コース
- 車両系建設機械(3t未満)の運転経験が6ヶ月以上の方。
- (特別教育修了者に限る)※事業所等の証明書が必要です。
- 2日(14時間)コース
- 大型特殊免許をお持ちの方(限定なし)
- 大型・中型・準中型・普通自動車免許、又はその第二種免許をお持ちの方で車両系建設機械(3t未満)の運転経験が3ヵ月以上の方(特別教育修了者に限る)事業所等の証明書が必要です
資格取得したらやはり単価と給与はベースアップしたいところです。私も実際3回も転職してます。
ただ、なかなか転職サイトをみても建設業に特化した求人が少ないですよ。
車両系建設機械は整地・運搬・積込み用と幅が広い
車輌系建設機械の運搬の代表的な機械

簡単なところで【運搬】から説明してみましょう。
運搬は土砂を運ぶ為の機械を運転出来る内容です。
何故、運搬が含まれているかは、運転時やバックしたときに人を踏んだりして大事故になりかねないようにするためです。
車両系建設機械で一番人気のユンボ(バックホー)

次はもっともポピュラーな【掘削】ですが、こちらは当然見たことあると思います。
穴を掘るだけでなく習字も少し練習すれば出来るほど、車両によっては汎用性のある機械といえます。
筆者も空き缶をバケットに乗せて倒さないように、操作する練習した記憶があります。
なぜユンボに資格があるかは穴を掘る以外に無理な走行等で転倒や、本体が回転したときに人に接触してケガをさせることが多々あったからです。つまり事故の多いのが車輌系建設機械です。ただ、ユンボはバックホーと現場で呼ばれています。
ユンボ正式な名称はバックホー

鉄道のレールの上も走れるユンボもあります。
鉄道用のユンボは、レンタルのニッケンさんのホームページから引用しましたが、このレンタルのニッケンがユンボという商標権を保有されており、ニッケンだけがユンボという名前を使えます。あとはバックホーと呼んでいます。
様々な種類のユンボ(バックホー)
これはすごいですね。2双腕の重機は圧巻です。
自衛隊にも、災害派遣の際に活躍する2双腕タイプの重機があります。
女性が操縦しているところは、とてもかっこいいですね!
この機械操作するには、マニアック資格:ユンボ/バックホーの車両系建設機械 解体用の資格を取得する方法について解説! を見て資格取得する必要があります
この記事では、解体工事で使用する車両系建設機械、解体用ユンボ(バックホー)の資格を取得する方法について解説していきたいと思います。また、解体工事での労働災害リスクが他の工事に比べて高い理由などについても合わせて解説していきたいと思[…]
次のページではアタッチメントや労災事故の注意事項も交えて、整地・運搬・掘削の名称で最後の『整地』についてもまとめていますので合わせてチェックしてみてください。
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