独学で合格!1級舗装施工管理 過去問10年分をダウンロード(解答・解説あり)平成29年度試験のポイントは?

今回は道路工事のプロフェッショナル資格になります。平成29年度の1級舗装施工管理の問題をこちらにまとめていきたいと思います。

平成29年度の1級舗装施工管理技術者資格試験は、道路工事のプロフェッショナル資格として高い評価を受けています。この資格は民間資格でありながら、その難易度は土木施工管理技士より高いと言われています。合格率の低さや過去問の非公開といった状況からも、この試験の厳しさが窺えます。

今回の記事では、平成29年度の1級舗装施工管理技術者資格試験に焦点を当て、合格方法や過去問のダウンロードについて解説していきます。受験生の皆さんが試験に備えて効果的な学習を行うための手助けとなる情報を提供することを目指しています。

平成29年(2017年):1級舗装施工管理:土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規

試験形式:四肢択一式(60問全問必須問題)になります。全問必須問題なのがやっかいですね。その試験の科目は、土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規から出題されてきます。

一般試験は、4つの解答群から不適なものや適当なものを選ぶ方式で、60%以上で合格になります

その、1級の一般試験問題数を細かく分けていきますと

  • 土木知識10問
  • 舗装知識10問
  • 舗装施工・維持管理32問
  • 法規8問

舗装の施工・維持管理が半分を占め、施工・維持・工程・安全・品質・出来形の管理方法について幅広い知識が問われます。

平成29年(2017年)1級舗装施工管理技士問題ダウンロード

施工管理技士過去問
施工管理技士過去問

1級舗装施工管理過技術者資格過去問:一般問題

【平成29年度】1級舗装施工管理 過去問解答・解説|全60問を徹底分析!


第1問〜第20問:一般土工・舗装設計・材料

主に地盤対策、擁壁、設計理論、アスファルト・コンクリート材料に関する問題です。



【解答はこちら 01~10問】
正答解説備考
1(4)静的圧入締固め工法は、主に砂質土地盤の締固めに用いられます。粘性土地盤への適用は限定的です。
2(3)山留め式擁壁ではなく「補強土壁工法」の説明です。
3(1)高速道路の視線誘導標は、原則として左右とも「橙色」です。
4(4)ブルドーザの押土は、走行抵抗ではなく「自重を利用できる」ため下り勾配が有利です。
5(4)設計図書の訂正・変更を行うのは「発注者」の役割です。受注者が勝手に行うことはできません。
6(1)品質の定めがない場合は「中等の品質」とするのが約款の規定です。
7(2)中心線測量は座標を定めるだけでなく、実際に現地に「中心杭」を設置する作業を含みます。
8(2)液性・塑性限界試験は土の「判別」に用いますが、液状化判定の主指標はN値や粒度組成です。
9(2)構築路床(改良層)のCBRには、一般に「20」という上限値が設定されています。
10(3)性能指標は「供用期間中」の値を考慮して設計されます。施工直後のみではありません。
【解答はこちら 11~20問】
正答解説備考
11(2)設計CBR=5.0-(0.97×1.3)≒3.7。よって(2)が正解です。
12(2)コンクリート版の設計は、圧縮強度ではなく「曲げ強度」を基準にします。
13(4)凍結抑制舗装に「凍上抑制(地盤の凍結防止)」の効果は期待できません。
14(1)海砂は除塩(塩分除去)を適切に行えば、アスファルト混合物に使用可能です。
15(4)プレミックスタイプが「あらかじめ混合」されたもので、ローリ等で供給されます。
16(3)セメント安定処理は、交通条件等により「上層路盤」にも広く用いられます。
17(2)ポーラスアスファルト混合物の突固め回数は、両面「50回」です。
18(1)耐摩耗性向上には、むしろアスファルト量を「多め」にするのが一般的です。
19(4)人力施工の場合のスランプ標準は「6.5cm」です。
20(1)透水性舗装では、路床の細粒分が路盤に混じるのを防ぐ「フィルター層」が重要です。

施工実務、試験、メンテナンス、プラント管理に関する問題です。



【解答はこちら 21~30問】
正答解説備考(2026年時点の注意)
21(2)セメントコンクリート再生骨材は、新規骨材より「密度が小さく」なる傾向があります。
22(3)アスファルト混合物の曲げ試験は「低温時」のひび割れ抵抗性を評価するものです。
23(1)構築路床(置換え)の1層の仕上がり厚さは「30cm」以下が標準です。
24(3)下層路盤の最大粒径は「100mm」以下ですが、一層厚の「1/2」以下とするのが原則です。
25(4)併設加熱方式では、再生骨材は「加熱後すぐに」混合するため、貯蔵は一般的ではありません。
26(3)タイヤローラはニーディング(揉みこみ)効果により、かみ合わせと密度を向上させます。
27(2)ポーラスアスファルト舗装の転圧に、振動ローラの「有振(振動あり)」は骨材破砕の恐れがあるため避けます。
28(3)コンクリート床版上の接着層には、一般に「アスファルト系接着剤」等が用いられます。
29(2)ダウエルバーの設置深さは、版厚の「1/2」の深さが標準です。
30(2)転圧コンクリート(RCCP)であっても、硬化前の走行は表面を傷めるため厳禁です。
【解答はこちら 31~40問】
正答解説備考(2026年時点の注意)
31(4)ポーラスコンクリート舗装は、一般に「セットフォーム工法」等の簡易な方法で施工されます。
32(2)安定材の散布には、主に「バルク車(散布装置付)」や「専用の散布機」が用いられます。
33(2)水平振動ローラは、垂直振動に比べ周辺への「振動伝播が小さい」のが特徴です。
34(4)DFテスタは「すべり抵抗性」の測定機器であり、支持力評価には用いられません。
35(1)局部打換えであっても、既設構造に基づき「断面設計」を確認するのが原則です。
36(4)グルービングは騒音低減ではなく「排水促進やすべり防止」が主目的です。
37(1)リフレクションクラック抑制には、フォグシールではなく「応力緩和層」等が有効です。
38(4)道路管理者でない場合でも、警察と協議するのは「道路管理者」の役割です(受注者は資料作成)。
39(1)疑義がある場合は、発注者が一方的に決めるのではなく「受注者と協議」するのが約款の基本です。
40(3)設計圧裂係数による調整を行う場合でも、マーシャル安定度試験は「省略できません」。

第41問〜第60問:施工管理・法規

工程・安全・品質管理、および関連法規に関する問題です。



【解答はこちら 41~50問】
正答解説備考(2026年時点の注意)
41(1)実施工程表は受注者の社内統制用ですが、発注者へは「施工計画書の一部」として提出します。
42(3)ネットワーク工程表は工種間の関連は明確ですが、各工種の「ウェイト(重要度)」は不明確です。
43(3)設計変更の原価管理を「他の項目から流用」するのは不適切です。項目を分けて管理します。
44(2)交通迂回計画は「発注者」が道路管理者や警察と協議・決定する事項です。
45(3)1車線交互通行時の車道幅員は、原則として「3m以上」確保します。
46(2)改質アスファルトの混合温度は、メーカーの推奨温度に基づき設定します。
47(4)コンクリートの締固めは、鉄網がある場合は一般に「2層」に分けて行います。
48(2)管理限界に片寄っている場合は、限界内であっても「異常の兆候」として原因調査が必要です。
49(1)出来形検査項目は、原則として「発注者(設計図書)」が定めます。
50(3)DFテスタは「すべり抵抗」用です。騒音測定にはCPX法(近接マイク)等が用いられます。
【解答はこちら 51~60問】
正答解説備考(2026年時点の注意)
51(4)ペンケルマンビームは「たわみ(支持力)」測定用です。塑性変形(わだち)用ではありません。
52(3)プルーフローリングは支持力の「均一性や不良箇所」を確認するもので、係数算出用ではありません。
53(1)休憩時間は、6時間超で「45分」、8時間超で「1時間」以上が必要です。現行法同様
54(2)統括安全衛生責任者の選任義務は、特定元方事業者の労働者を含め「50人以上」です。現行法同様
55(1)専任の監理技術者等の配置が必要な金額は、2026年現在は「4,000万円(建築8,000万円)以上」です。【重要】金額基準改定
56(2)重複道路の占用許可は、各道路管理者から「それぞれ」受ける必要があります。現行法同様
57(4)道路管理者が道路維持のために行う工事は、警察の「許可」ではなく「協議」で足ります。現行法同様
58(2)環境基準を定める公害には「悪臭」も含まれますが、法文上の基本5項目+2項目に注意。現行法同様
59(3)舗装版破砕機(ブレーカ等)を使用する作業は、1日で終わるものは「特定建設作業」から除外されます。現行法同様
60(1)自ら運搬する場合は、原則として「収集運搬業の許可」は不要です。現行法同様

1級舗装施工管理技術者に役立つサイト

現場で本当に役立つ工具・治具・アイテム

管理人が運営する別サイト。職人が欲しい便利アイテムを紹介しています。

おすすめのテキストはこちら

最新の舗装施工管理技術者向けテキストをチェックできます。

1級舗装施工管理技術者:過去問(直近5年)

1級舗装施工管理技術者の過去問を、直近5年分だけに絞って掲載しています。一般問題・応用問題の両方をPDFで確認でき、効率的に学習できます。令和7年(2025年)の最新問題はこちら

令和6年(2024)

令和5年(2023)

令和4年(2022)

令和3年(2021)

令和2年(2020)

※コロナにより中止

1級舗装施工管理技術者|最短で合格したい方へ

施工管理士に合格するおすすめの通信講座独学が不安な方には、ディーラーニングの通信講座が人気です。過去問だけでは補えない「理解」「応用」「記述力」を短期間で強化できます。
  • 出題傾向まとめファイル
  • 厳選教材の案内
  • 質問サポート
  • 記述添削・模擬試験

1級舗装施工管理・応用試験の過去問は?

試験の問題内容は試験形式:経験記述(必須問題1問)と記述式問題(4問中2問を選択解答)になります。

さて、その問題内容はこちら

応用試験は全て記述式での出題となるため、その対策を行うことが合格率を上げるためのポイントとなります。

平成29年(2017年)1級舗装施工管理技術者:過去問応用問題

1級舗装施工管理技術者合格へのまとめ

平成29年度の1級舗装施工管理技術者資格試験は、道路工事のプロフェッショナル資格として重要性を増しています。この資格は民間資格でありながら、土木施工管理技士よりも難易度が高いと言われています。

合格率も低く、過去問も公開されていない状況ですが、今回は過去問をまとめてみました。この資格試験に挑戦する受験生たちが準備を進める上での役立つ情報を提供できればと考えています。 この試験を受験することで、舗装施工管理技術者としてのスキルや知識を高め、道路工事における専門性を向上させることが期待されます。

一級舗装施工管理技術者としての称号を得ることは、道路建設業界でのキャリアアップや技術力の向上につながる重要な一歩となるでしょう。今後も道路工事の現場で活躍するために、しっかりと準備し、挑戦していくことが重要です。受験生の皆様、頑張ってください!

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