1級土木施工管理技士 過去問「道路・アスファルト舗装の施工」を徹底攻略!図解でわかる合格直結の無料解説(最短ルート)

【No. 29】 道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1) タックコート面の保護や乳剤による施工現場周辺の汚れを防止する場合は、乳剤散布装置を搭載したアスファルトフィニッシャを使用することがある。

(2) アスファルト混合物の敷きならし作業中に雨が降り始めた場合は、敷きならし作業を中止するとともに、敷きならした混合物を速やかに締め固めて仕上げる。

(3) 施工の終了時又はやむを得ず施工を中断した場合は、道路の縦断方向に縦継目を設け、縦継目の仕上がりの良否が走行性に直接影響を与えるので平坦に仕上げるように留意する。

(4) 振動ローラにより転圧する場合は、転圧速度が速すぎると不陸や小波が発生し、遅すぎると過転圧になることがあるので、転圧速度に注意する。

一級土木施工管理技士過去問暗記ノート【無料解説】

【No. 29】 道路:アスファルト舗装(基層・表層の施工)

正解: (3)
【理由】 施工終了時や中断時に設けるのは「縦継目」ではなく「横継目」です。道路の進行(縦断)方向に対して垂直に設ける継目であり、設問の記述は「縦・横」が入れ替わっているため不適当です。

💡 試験に出る!暗記ノート

  • 継目の種類: 施工の中断時は「横継目」(道路を横切る方向)、複数車線を並行して打つ時は「縦継目」。名称の入れ替えに要注意!
  • 降雨時の対応: 作業中に雨が降ったら「即中止」。ただし、すでに敷きならした分は速やかに転圧して仕上げるのが鉄則。
  • 転圧速度: 振動ローラは速度が速すぎると「不陸(デコボコ)」遅すぎると「過転圧(ひび割れ等)」の原因になる。
  • タックコート: 乳剤散布装置付きのフィニッシャ(スプレッダー等)を使うと、タイヤによる汚れ防止や品質向上に有効。
出題難易度: ★★★☆☆(頻出の「名称入れ替え」パターン)

一級土木施工管理技士マンガ解説【無料解説】

さらに深掘り!一級土木施工管理技士過去問試験対策ポイント

  • 選択肢(3) 継目の方向(ここが試験の急所!):
    • 横継目(よこつぎめ): 道路の進行方向(縦断方向)に対して直角に設ける継目です。一日の作業終わりや、中断時に発生します。段差があると走行中に「ガタン」と衝撃が来るため、平坦性が命です。
    • 縦継目(たてつぎめ): 車線と車線の間など、道路の進行方向に平行に設ける継目です。
  • 選択肢(2) 降雨時の対応:
    • 試験では「雨が降ったら直ちに中止し、敷きならしたものは廃棄する」という誤答選択肢が出ることがありますが、これは間違いです。
    • 正しくは解説の通り、「作業は中止するが、すでに広げた分は冷める前に急いで固める」のが現場の鉄則です。水が混じると温度が急降下し、品質がガタ落ちするからです。
  • 選択肢(4) 振動ローラの転圧速度:
    • 振動ローラは「叩きながら固める」機械なので、ゆっくり進みすぎると同じ場所を叩きすぎてアスファルトが壊れたり、骨材が砕けたりします(過転圧)。
    • 逆に速すぎると、叩く回数が足りずに表面が波打ってしまいます(不陸・小波)。
    • 目安の速度: 一般的に振動ローラは 3〜6km/h 程度(人が早歩きするくらい)で走行するのが標準です。
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