令和6一級土木施工管理技士一次検定過去問No21~No35

問題番号No.21〜No.35までの15問題は、施工管理法(応用能力)の必須問題ですから
※全問題を解答してください。
問題21 仮設工事計画立案の留意事項に関する下記の文章中の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・仮設工事計画では,取扱いが容易で (イ) を心がけると共に,作業員不足を考慮し,省力化が図れる計画とする。
・仮設工事計画では,材料は (ロ) を使用し,可能な限り (ハ) を統一する。また,他工事にも転用できるような計画とする。
・仮設工事計画では,仮設物の運搬,設置,運用,メンテナンス,撤去等の面から (ニ) に考慮する。
- 問題
- イ:分散化 ロ:市販品 ハ:納期 ニ:部分的
- イ:分散化 ロ:特注品 ハ:規格 ニ:部分的
- イ:ユニット化 ロ:特注品 ハ:納期 ニ:総合的
- イ:ユニット化 ロ:市販品 ハ:規格 ニ:総合的
- 解答
- 4
問題22 工事の施工に伴う関係機関への届出及び許可に関する下記の①〜④の記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 打設しようとするコンクリート構造物において,型枠支保工の支柱高さが3.5m以上の場合は,所轄の労働基準監督署長に工事の計画を届け出なければならない。
② 道路上に工事用板囲,足場,詰所その他の工事用施設を設置し,継続して道路を使用する者は,道路管理者から道路占用許可を受けなければならない。
③ 特殊な車両にあたる自走式建設機械を通行させようとする者は,所轄の警察署長に申請し,特殊車両の通行許可を受けなければならない。
④ つり足場又は張出し足場以外の足場で,高さが10m以上,組立てから解体までの期間が60日以上の場合は,市町村長に工事の計画を届け出なければならない。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 2
問題23 土留め工の施工に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・親杭横矢板壁は,壁面に (イ) がないため,地下水の状況に注意を払い,必要に応じて地下水位低下工法等の検討を行う。
・鋼杭の現場継手を溶接で行う場合,原則として (ロ) を用いる。
・油圧圧入工法を硬質地盤に適用する場合で,ウォータジェット等を併用する際には, (ハ) に注意する。
・親杭及び鋼矢板の割付けは,隅角部の (ニ) や隅矢板等の形状を考慮して計画を行う。
- 問題
- イ:止水性 ロ:アーク溶接 ハ:地盤の緩み ニ:杭配置
- イ:透水性 ロ:アーク溶接 ハ:騒音・振動 ニ:杭深度
- イ:透水性 ロ:加圧溶接 ハ:騒音・振動 ニ:杭深度
- イ:止水性 ロ:加圧溶接 ハ:地盤の緩み ニ:杭配置
- 解答
- 1
問題24 施工計画における建設機械の選定に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 組合せ建設機械の選定においては,従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等,あるいは幾分高めにする。
② 組合せ建設機械の選定においては,主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化する。
③ 建設機械の選定においては,作業量をできるだけ平滑化し,施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。
④ 建設機械の選定においては,機械の能力・性能,作業場の面積等により最も適したものを選定し,その機械が平均能率を発揮できる施工法を選定する。
- 問題
- ①②
- ③④
- ①②③
- ②③④
- 解答
- 3
問題25 工程管理に用いる工程表に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① ガントチャート及びバーチャートは,一般に広く用いられている横線式の工程表であり,バーチャートはガントチャートから発展したものである。
② ガントチャートは,各作業を施工の順序に矢印で左から右に結び,工事全体を網状の矢線図で表したもので,工程遅延の処置ではどの作業を早めたら良いかを的確に判断できる。
③ バーチャートは,作業の流れが左から右に移行していくことで,進捗度合いがわかるが,各作業の所要日数がわからない。
④ バーチャートの作成には,全作業が工期内に完成できるように,各作業の所要時間と施工期間,施工順序を勘案のうえ,各作業を工程表に割り付ける。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 2
問題26 工程管理を行う上で,品質・工程・原価に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・品質と原価との関係は,悪い品質のものは一般的に安くでき,良い品質のものは原価が (イ) なる。
・品質と工程との関係は,品質の良いものは一般的に時間がかかり,施工を速めて突貫作業をすると品質は (ロ) なる。
・工程と原価との関係は,施工を速めていくと原価は段々安くなるが,さらに施工を速めて突貫作業を行うと原価は (ハ) なる。
・品質・工程・原価との間には相反する性質があり, (ニ) して計画することが大切である。
- 問題
- イ:高く ロ:悪く ハ:逆に高く ニ:これらを良く調整
- イ:さらに安く ロ:良く ハ:ますます安く ニ:これらを良く調整
- イ:高く ロ:悪く ハ:逆に高く ニ:原価を最も優先
- イ:さらに安く ロ:良く ハ:ますます安く ニ:原価を最も優先
- 解答
- 1
問題27 工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 予定工程曲線が許容限界内に入っているときは,S形工程曲線の中期における工程をできるだけ急な勾配になるように工程を調整する。
② 実施工程曲線が予定工程曲線の下方限界に接近しているときは,できるだけこの状態を維持するように工程を進行させる。
③ 予定工程曲線が許容限界からはずれるときには,一般に不合理な工程計画と考えられるので,再検討を要する。
④ 実施工程曲線がバナナ曲線の上方限界を超えたときは,工程が進み過ぎているので,必要以上に大型機械を入れている等,不経済になっていないか検討する。
- 問題
- ①②
- ①③
- ②④
- ③④
- 解答
- 4
問題28 車両系建設機械を用いる作業の安全確保のために事業者が講じなければならない措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,労働安全衛生法令上,正しいものの数は次のうちどれか。
① 車両系建設機械は路肩や傾斜地等における転倒又は転落に備え,転倒時保護構造を有し,かつ,シートベルトを備えたもの以外の機械を使用しないように努めなければならない。
② 車両系建設機械のうち,コンクリートポンプ車における輸送管等の組立てや解体では,作業方法や手順を定めて労働者に周知させ,かつ,作業主任者を指名して直接指揮にあたらせなければならない。
③ 車両系建設機械のブーム,アーム等を上げ,その下で修理や点検等の作業を行うときは,不意な降下防止のため,労働者に安全支柱や安全ブロック等を使用させなければならない。
④ 車両系建設機械の運転について誘導者を置くときは,一定の合図を定め,誘導者に当該合図を行わせなければならない。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 3
問題29 移動式クレーンの安全確保に関する措置のうち,下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,クレーン等安全規則上,正しいものは次のうちどれか。
・クレーン機能付き油圧ショベルを小型移動式クレーンとして使用する場合,車両系建設機械の運転技能講習を修了している者を,クレーン作業の運転者として従事させることが (イ) 。
・移動式クレーンの定格荷重とは,フックやグラブバケット等のつり具の重量を (ロ) 荷重をいい,ブームの傾斜角や長さにより変化する。
・移動式クレーンを用いて作業を行うときは, (ハ) に,巻過防止装置,過負荷警報装置等の機能について点検を行わなければならない。
・移動式クレーンを用いる作業においては,移動式クレーンの運転者が単独で作業する場合を除き, (ニ) を行うものを指名しなければならない。
- 問題
- イ:できる ロ:含む ハ:その作業の前日まで ニ:合図
- イ:できない ロ:含む ハ:その日の作業を開始する前 ニ:監視
- イ:できる ロ:含まない ハ:その作業の前日まで ニ:監視
- イ:できない ロ:含まない ハ:その日の作業を開始する前 ニ:合図
- 解答
- 4
問題30 建設工事における埋設物ならびに架空線等上空施設の保安措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 施工者は,管理者の不明な埋設物を発見した場合,必要に応じて専門家の立会いを求め,埋設物に関する調査を再度行い,安全を確認した後に措置しなければならない。
② 架空線等上空施設に近接して工事を行う場合は,必ず発注者に施工方法の確認や立会いを求める。
③ 架空線等上空施設に近接した工事の施工にあたっては,架空線等と機械,工具,材料等について安全な離隔を確保する。
④ 施工者は,試掘等によって埋設物を確認した場合においては,その位置(平面・深さ)や周辺地質の状況等の情報を埋設物の管理者等に報告しなければならない。
- 問題
- ①②
- ②③
- ①③④
- ②③④
- 解答
- 3
問題31 酸素欠乏等のおそれのある工事を行う際,事業者が講じなければならない措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,酸素欠乏症等防止規則上,正しいものの数は次のうちどれか。
① 第一種酸素欠乏危険作業に係る業務に労働者を就かせるときは,作業指揮者に対し,酸素欠乏症の防止等に関する特別の教育を行わなければならない。
② 硫化水素の発生のおそれがある第二種酸素欠乏危険作業に係る作業場では,酸素濃度及び硫化水素濃度を測定した上で作業に着手しなければならない。
③ 労働者が酸素欠乏症等にかかって転落するおそれがあるときは,労働者に要求性能墜落制止用器具その他の命綱を使用させなければならない。
④ 労働者が酸素欠乏症等にかかったときは遅滞なく,その旨を当該作業を行う場所を管轄する労働基準監督署長に報告しなければならない。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 3
問題32 品質管理の測定値をプロットしたときの管理図の点の並び方に関する下記の①〜④の記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 点が管理限界線内の範囲にあり,中心線の近くに全ての点が集まる場合は,品質が安定しているので改善の必要はない。
② 点が管理限界線内の範囲にあっても,管理限界線に接近してしばしば現われたら,工程に異常があったと考えられる。
③ 点が管理限界線内の範囲にあり,連続して上昇又は下降するような傾向がない場合は,品質が安定しているので改善の必要はない。
④ 点が管理限界線内の範囲にあっても,中心線に対して,上下どちらか一方の側に並んでいた場合は,工程に異常があったと考えられる。
- 問題
- ①②
- ②④
- ①③④
- ②③④
- 解答
- 4
問題33 情報化施工におけるTS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の締固め管理に関する下記の文章中の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
・TS・GNSSを用いて締固め機械の走行記録をもとに,盛土の締固め管理をする方法は, (イ) の一つである。
・TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理は,締固め機械の走行位置をリアルタイムに計測し, (ロ) を確認する。
・盛土材料をまき出す際は,盛土施工範囲の全面にわたって,試験施工で決定したまき出し厚のまき出し厚 (ハ) となるように管理する。
・盛土材料を締め固める際は,盛土施工範囲の全面にわたって, (ニ) だけ締め固めたことを示す色が車載パソコンのモニタに表示されるまで締め固める。
- 問題
- イ:品質規定方式 ロ:締固め度 ハ:以上 ニ:規定回数
- イ:工法規定方式 ロ:締固め回数 ハ:以下 ニ:規定時間
- イ:品質規定方式 ロ:締固め度 ハ:以上 ニ:規定時間
- イ:工法規定方式 ロ:締固め回数 ハ:以下 ニ:規定回数
- 解答
- 4
問題34 鉄筋の継手に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 重ね継手における重ね合わせ長さは,鉄筋の径に関わらず一定とする。
② 重ね継手では,焼なまし鉄線を長く巻くほど継手の強度が向上する。
③ ガス圧接継手では,径が少しでも異なる鉄筋同士は,接合してはならない。
④ モルタル充 塡継手では,施工後にモルタルが排 出 孔から排 出していることを確認する。
- 問題
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 解答
- 1
問題35 微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① リバウンドハンマによるコンクリート表層の反発度は,コンクリートの含水状態や中性化等の影響を受けることもあり,一定以上の材齢が経過したコンクリートの圧縮強度を精度良く推定することは困難である。
② 超音波法によるコンクリートの強度推定は,構造物中の鉄筋の影響を受けないので,配筋状況によらず任意の位置で実施することができる。
③ 衝撃弾性波法でコンクリートの強度を精度良く推定するためには,強度を推定しようとするコンクリートごとに,伝播する弾性波の速度と強度の関係を事前に求めておく必要がある。
④ 圧縮強度試験を小径コア(ϕ50mm以下として)で行うときには,通常用いられているϕ100mmコアに対する強度補正方法が確立されている方法で行う。
- 問題
- ①②
- ②④
- ①③④
- ②③④
- 解答
- 3
まとめ
令和6年一級土木施工管理技士試験の午後の過去問題を解くことは、実際の試験対策において極めて重要です。解答とPDFダウンロードが可能なこの過去問題を通じて、試験の傾向や出題範囲を把握し、効果的な学習を進めることができます。ただ解答するだけでなく、自分なりの解説を付け加えることで、問題文や解法への理解が深まり、知識の定着に繋がるでしょう。PDF形式で手軽にアクセスできる過去問は、自習や復習に最適であり、いつでも効率的な学習が可能です。
正しい解答に加えて、自身の考えや解説を述べることで、土木施工管理技士としての能力を高め、試験に臨む自信を養うことができます。自ら問題に取り組み、解法を考える過程で、実務に役立つスキルや知識を磨くことができるでしょう。令和6年一級土木施工管理技士試験の準備において、過去問解答と解説の継続的な学習は合格への近道であり、着実なスキル向上につながること間違いありません。試験に向けて、自己学習を通じて確実な成果を目指しましょう。
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