令和6年一級土木施工管理技士一次検定 過去問と解説【午前試験問題】

問題番号No.21〜No.54までの34問題のうちから10問題を選択し解答なので必ず自分の得意な工種があると思いますので、得意なものを見つけてくださいね

問題36 ポーラスアスファルト混合物の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。

問題
  1. ポーラスアスファルト混合物は,密粒度系の混合物を用いる場合よりも温度の低下が早いため,温度管理に十分注意して敷き均して,できるだけ速やかに初転圧を行う。
  2. ポーラスアスファルト混合物の締固めにあたっては,初転圧と二次転圧にはタイヤローラによる締固めで所定の締固め度を確保することが望ましい。
  3. タックコートは,原則として浸透用アスファルト乳剤PK-3を使用し,所定量を均一に散布し養生することで,舗設する混合物層とその下層の接着を良くするために行う。
  4. 既設舗装を切削してポーラスアスファルト混合物を舗設する場合は,切削溝が排水の障害を起こしやすいため,できるだけ凹凸が大きくなるように切削する必要がある。
解答

問題37 道路のコンクリート舗装の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 普通コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は,ボルトで連結されたレールを走行する舗設機械の重量に耐えられる堅牢な型枠を用いなければならない。
  2. 普通コンクリート版の施工をスリップフォーム工法で行う場合は,履帯走行位置の平坦性と支持力の確保も重要である。
  3. 連続鉄筋コンクリート版の施工をスリップフォーム工法で行う場合は,舗設後の出来形や品質を確保するため,センサラインが正しく設置されていることを確認しておく。
  4. 連続鉄筋コンクリート版の施工をセットフォーム工法で行う場合は,コンクリートの敷均し,締固め,荒仕上げ,平坦仕上げを一台の施工機械で行う。
解答

問題38 ダムの基礎処理として行われるグラウチングに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. ダム基礎グラウチングの施工法であるステージ注入工法は,下位から上位のステージに向かって削孔と注入を交互に行っていく工法である。
  2. 重力式コンクリートダムのコンソリデーショングラウチングは,着岩部付近において,遮水性の改良,基礎地盤弱部の補強を目的として行う。
  3. ダム基礎地盤の透水性は,通常ボーリング孔を利用した水の圧入によるルジオンテストにより調査され,ルジオン値(Lu)で評価される。
  4. グラウチングのセメントミルクの配合は,水セメント比(W/C)で表わされ,一般に濃度の薄い配合から濃い配合へ順次切替え注入していく。
解答

問題39 ダムのコンクリートの打込みに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 柱状ブロック工法でコンクリート運搬用のバケットを用いてコンクリートを打ち込む場合は,バケットの下端が打込み面上2mに達するまで下ろし,コンクリートを放出する。
  2. RCD用コンクリートの練混ぜから締固めまでの許容時間は,ダムコンクリートの材料や配合,気温や湿度等によって異なるが,夏季では3時間程度,冬季では4時間程度を標準とする。
  3. 横継目は,貯水池からの漏水経路となるため,横継目の上流端付近には主副2枚の止水板を設置する。
  4. 降雨時のダムコンクリートの打込みは,品質に悪影響を及ぼすため,一般に,RCD用コンクリートの場合は1時間当たり2mm以上の降雨強度のときは打込みを中止する。
解答

問題40 トンネルの山岳工法における掘削工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 補助ベンチ付き全断面工法は,ベンチを付けて切羽の安定を図ると共に,掘削効率の向上を図るために,上部半断面と下部半断面の同時施工を行う。
  2. ベンチカット工法は,一般に上部半断面と下部半断面に分割して掘削する工法であり,地山が不良な場合にはベンチ長を長くする。
  3. 導坑先進工法は,導坑をトンネル断面内に設ける場合には,前方の地質確認や水抜き等の効果があり,導坑設置位置によって,頂設導坑,中央導坑,底設導坑等がある。
  4. 中壁分割工法は,大断面掘削の場合に多く用いられ,左右どちらか片側半断面を先進掘削し,反対側半断面を遅れて掘削する。
解答




問題41 トンネルの山岳工法における補助工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 地表面沈下対策は,地表面の沈下による地表や地中の構造物への影響抑制のために実施するもので,長尺フォアパイリング,パイプルーフ等がある。
  2. 地下水対策は,地下水による切羽の不安定化防止対策として実施するもので,水抜きボーリング,止水注入工法等がある。
  3. 脚部の安定対策は,脚部沈下と沈下に伴う地山の緩み抑制のために実施するもので,仮インバート,鏡ボルト等がある。
  4. 天端部の安定対策は,天端の崩落防止対策として実施するもので,充塡式フォアポーリング,注入式フォアポーリング等がある。
解答

問題42 海岸の潜堤・人工リーフの機能や特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 潜堤・人工リーフは,捨石等の材料を用いた没水構造物であり,景観を損なうことなく,波浪の静穏化,沿岸漂砂の制御機能を有する。
  2. 潜堤・人工リーフは,海上からは見えないことから,船舶の航行,漁船の操業等の安全に配慮する。
  3. 潜堤・人工リーフは,天端水深,天端幅により,堤体背後への透過波が変化し,波高の小さい波浪はほとんど透過し,大きな波浪を選択的に減衰させる。
  4. 潜堤・人工リーフは,一般的に離岸堤や消波堤と比較して反射波が大きく,堤体背後の堆砂機能は離岸堤と比較して少ない。
解答

問題43 海岸堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 堤防建設位置は制約を受けることが多く,強度の低い地盤に施工せざるをえない場合には,必要に応じて押え盛土,地盤改良等を考慮する。
  2. 堤体の盛土材料には,原則として多少粘土を含む砂質又は砂礫質のものを用い,締固めは,土質や使用機械の種類に応じ,適当な含水量の状態で,各層,全面にわたり均等に行う。
  3. 表法被覆工でコンクリートを場所打ちする際,特に緩傾斜の場合には,施工継手はクラックを生じさせないように水平打ち継ぎとする。
  4. 海上工事となる場合には,波浪,潮汐,潮流の影響を強く受け,作業時間が制限される場合もあるため,施工条件に対する考慮が重要である。
解答

問題44 港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 傾斜堤は,施工設備が簡単であり,工程が単純で,施工管理が容易であるが,直立堤より施工時に波の影響を受けやすい。
  2. ブロック式の直立堤は,施工が確実,容易であり,施工設備も簡単であるが,海上作業期間は一般に長くなり,ブロック数の多い場合,広い製作用地を必要とする。
  3. ケーソン式の直立堤は,本体製作をドライワークで行うことができるため,施工が確実であるが,荒天日数の多い場所では施工日数に著しく制限を受ける。
  4. 混成堤は,石材等の資材の入手の難易度や価格等を比較して捨石部と直立部の高さの割合を決め経済的な断面にすることができるが,施工法及び施工設備が多様となる。
解答

問題45 港湾工事におけるケーソンヤードでのケーソンの製作・進水方式に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 斜路(滑路)方式は,ケーソンを自重で降下進水させるため,製作函台部に勾配があり延長を長くすると奥側のケーソンの降下速度が大きくなり危険である。
  2. ドライドック方式のケーソン進水は,ドック内に注水したのち,引き出す方法のため安全性に富んでおり,規模が大きく長期的な利用が可能な場合に有利で,初期投資は小さい。
  3. ドルフィンドック方式は,ケーソン製作や進水時に船体全体を水面下に沈めるため,クレーン及び注水排水設備,発電設備等は別途,陸上や付属船に装備される。
  4. 吊り降し方式は,護岸の背後等でケーソンを製作し,大型起重機船で吊り降すため,製作時にケーソンの自重により既設構造物に影響を及ぼす場合があり,事前に安定の確認が必要である。
解答




問題46 鉄道のコンクリート路盤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. コンクリート路盤の施工は,盛土自身の沈下等による路盤や軌道の変状の影響を極力少なくするために,盛土施工後に速やかに実施する。
  2. コンクリート路盤相互の連結部となる伸縮目地は,列車荷重等によるせん断力の伝達を円滑に行い,目違いの生じない構造としなければならない。
  3. コンクリートの打込みは,横流しを避け,傾斜部にコンクリートを打ち込む場合,低い方から高い方へ打ち込む。
  4. 鉄筋コンクリート版の鉄筋は,コンクリートの打込みの際に移動しないように鉄筋相互を十分堅固に組み立て,スペーサを介して型枠に接する状態となっていることを原則とする。
解答

問題47 鉄道の軌道における維持管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 道床バラストには,吸水率が小さく,強固で靱性に富み,適当な粒径と粒度を持つ材料を用いることが適当である。
  2. 軌道狂いは,軌道が列車荷重の繰返し荷重を受けて次第に変形し,車両走行面の不整が生ずるものである。
  3. レールは温度変化によって伸縮を繰り返すため,レールの継目部に遊間を設けることで処理し,遊間の整正は夏期及び冬期に行うのが適当である。
  4. PCマクラギは,木マクラギに比べ,初期投資は多額となるが,耐用年数が長いことによる交換の軽減,保守費の削減が可能である。
解答

問題48 鉄道(在来線)の営業線及びこれに近接して工事を施工する場合の保安対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. き電停止の手続きを行う場合は,その手続きを工事管理者が行うこととし,使用間合,時間,作業範囲,競合作業等について,あらかじめ監督員等と十分打合せを行う。
  2. 建設用大型機械の留置場所は,直線区間の建築限界の外方1m以上離れた場所で,かつ列車の運転保安及び旅客公衆等に対し安全な場所とする。
  3. 可搬式特殊信号発光機の設置位置は,作業現場から800m以上離れた位置まで列車が進来したときに,列車の運転士が明滅を確認できる建築限界内を基本とする。
  4. 線路閉鎖工事手続及び保守作業手続による作業等のときは,列車見張員等の配置を省略することができる。
解答

問題49 シールド工法の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 密閉型シールドでは,土圧,排土量,シールドジャッキ推力等の計測値に急激な変動があった場合は,切羽の崩壊や土砂の取り込み過多等の発生が考えられる。
  2. 土圧式シールド工法において,粘着力が大きい土層を掘削する場合には,カッターチャンバ内に水を注入することにより掘削土砂の塑性流動性を高めることが必要である。
  3. 泥水式シールド工法の泥水処理については,土砂を分離した余剰泥水は水や粘土,ベントナイト,増粘剤等を加えて比重,濃度,粘性等を調整して切羽に再循環される。
  4. テールボイド沈下(隆起)は,シールドテールが通過した直後にテールボイドの発生による応力解放や過大な裏込め注入圧等が原因で発生する。
解答

問題50 鋼構造物塗装の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 塗料は,製造後長時間経過すると密封した缶内でも品質に変化が生じることになるので,開缶時に固化等の変状の有無を確認する必要がある。
  2. 多液形塗料や高粘度塗料の攪拌は,塗料を均一化させ乾きむらを防止するため攪拌機を用いることが望ましい。
  3. 塗装を塗り重ねる場合の塗装間隔は,付着性を良くし良好な塗膜を得るために重要な要素であり,塗料ごとに定められている。
  4. 塗料の乾燥が不十分のうちに次層の塗料を塗り重ねると,下層塗膜中の溶剤の蒸発によって上層塗膜ににじみが生じることがある。
解答




問題51 軟弱地盤や液状化の恐れがある地盤における上水道管布設に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。

問題
  1. 軟弱層が深く予想沈下量が大きい地盤に管を布設する場合は,伸縮可撓性が小さく,かつ離脱防止性能を持った継手を適所に用いることが望ましい。
  2. 砂質地盤で地下水位が高く,地震時に間隙水圧の急激な上昇による液状化の可能性が高いと判定される場所では,適切な管径を選定するほか必要に応じ地盤改良等を行う。
  3. 軟弱層が浅い地盤に管を布設する場合は,管の重量,管内水重,埋戻し土圧等を考慮して管底部での土圧増加分等を計算し,沈下量を推定した上で管径を選定する。
  4. 軟弱層が深い地盤に管を布設する場合は,薬液注入工法,サンドドレーン工法等により地盤改良を行うことが必要である。
解答

問題52 下水道に用いられる剛性管渠の基礎の種類に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. コンクリート及び鉄筋コンクリート基礎は,地盤が軟弱な場合や管渠に作用する外圧が小さい場合に採用し,管渠の底部をコンクリートで巻き立てて管渠を支持する。
  2. 砂又は砕石基礎は,比較的地盤が良い場所に採用し,砂又は細かい砕石等を管渠外周(下部)に満遍なく密着するように締め固めて管渠を支持する。
  3. はしご胴木基礎は,地盤が軟弱な場合や,土質や上載荷重が不均質な場合に採用し,まくら木の下部に管渠と平行に縦木をはしご状に設置して管渠を支持する。
  4. 鳥居基礎は,極軟弱地盤でほとんど地耐力を期待できない場合に採用し,はしご胴木の下部を杭で支えて管渠を支持する。
解答

問題53 下水道工事における小口径管推進工法の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 滑材の注入にあたっては,滑材吐出口の位置が先導体後部及び発進坑口止水器部に限定されるので,推進開始から推進力の推移をみながら厳密に管理して滑材注入を行わなければならない。
  2. 推進管理測量を行う際に,水平方向については,先導体と発進立坑の水位差で管理する液圧差レベル方式を用いることで,リアルタイムに比較的高精度の位置管理が可能となる。
  3. 先導体を曲進させる際には,機構を簡易なものとするために全断面を掘削し,外径を大きくする方法を採用するのが一般的である。
  4. 先導体の到達にあたっては,先導体の位置を確認し,地山の土質,補助工法の効果の状況,湧水の状態等に留意し,その対策を施してから到達の鏡切りを行わなければならない。
解答

問題54 下水道工事における,薬液注入工法の注入効果の確認方法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

問題
  1. 現場透水試験の評価は,注入改良地盤で行った現場透水試験の結果に基づき,透水性に関する目標値,設計値,得られた透水係数のばらつき等から総合的に評価する。
  2. 砂地盤の強度の増加を室内の三軸圧縮試験により確認する場合は,地盤の粘着力の値は変化しないといわれていることから,内部摩擦角の変化で判断する。
  3. 標準貫入試験結果の評価はN値の増減を見て行い,評価を行う際には同一地層でN値を平均する等の簡易的な統計処理を実施する。
  4. アルカリ系薬液の浸透状況を直接確認する場合は,薬液注入を行った箇所周辺を掘削し,フェノールフタレイン試薬を散布して薄い赤色に変色することを確認する。
解答




では、次は・問題番号No.55〜No.66までの12問題のうちから8問題の解答になります

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