令和6一級土木施工管理技士一次検定過去問No21~No54

問題番号No.21〜No.54までの34問題のうちから10問題を選択し解答してください。
問題21 鋼道路橋の架設上の留意事項に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 架設部材を横方向に移動する場合には,その両端における作業誤差が生じやすいため,移動量及び移動速度が計画量に適合しているかを施工段階ごとに確認しながら行う。
- 架設部材を縦方向に移動する場合には,送出し作業の安全性を高めるため,送出し勾配は,下り勾配にすることが望ましい。
- 曲線桁橋を吊り上げる際には,架設の各段階において,ねじれ,傾き及び転倒等が生じないように重心位置を把握し,ベント等の反力を検討する。
- トラス橋は,架設の最終段階でのそりの調整が難しいため,架設の各段階における上げ越し量の確認を入念に行う。
- 解答
- 2
問題22 鋼道路橋における溶接施工上の留意事項に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 組立溶接は,一般に,一部又は大部分が本溶接内に残留することが多いので,組立溶接に従事する溶接作業者は本溶接に従事する溶接作業者と同じ資格を有していなければならない。
- アンダーカットは,応力集中の主因となり腐食の促進にもつながるので,疲労の影響を受けないと考えられる継手においても,あってはならない。
- 溶接ビード表面のピットは,異物や水分の存在によって発生したガスの抜け穴であり,断面に考慮する突合せ溶接継手では,ビード表面にピットがあってはならない。
- 開先溶接及び主桁のフランジと腹板のすみ肉溶接は,原則としてエンドタブを取り付け,溶接の始端及び終端が溶接する部材上に入らないようにしなければならない。
- 解答
- 2
問題23 鋼道路橋における高力ボルトの締付け作業に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- 高力ボルトの締付けは,連結板の中央のボルトから順次端部のボルトに向かって行い,二度締めを行うものとする。
- 曲げモーメントを主として受ける部材のフランジ部と腹板部とで,溶接と高力ボルト摩擦接合をそれぞれ用いるような場合には,高力ボルトの締付け完了後に溶接するのを原則とする。
- 回転法により締め付けた高力ボルトは,全数についてマーキングによる外観検査を行い,回転角が不足するものについては,新しいボルトに取り換えて締め直す。
- トルク法により締め付けたトルシア形高力ボルトは,各ボルト群の半分のボルト本数を標準として,ピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行う。
- 解答
- 1
問題24 コンクリート構造物の補強工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 鋼板接着工法は,補強後に防食等に関する維持管理が必要である。
- プレストレス導入工法は,適用する部材のコンクリート強度の照査が必要である。
- 連続繊維接着工法は,人力で施工が可能である。
- 免震工法は,地震時の部材の変位を小さくすることが可能である。
- 解答
- 4
問題25 コンクリート構造物の中性化による劣化とその特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 大気中の二酸化炭素による中性化は,乾燥・湿潤が繰り返される場合と比べて常時乾燥している場合の方が中性化速度は速い。
- 中性化と水の浸透に伴う鉄筋腐食は,乾燥・湿潤が繰り返される場合と比べて常時滞水している場合の方が腐食速度は遅い。
- コンクリートの中性化深さは,一般的に構造物完成後の供用年数の二乗に比例すると考えて良い。
- コンクリートの中性化深さを調査する場合は,フェノールフタレイン溶液をコンクリート割裂面に噴霧し,コンクリート表面から,発色が認められない範囲までの深さを測定する。
- 解答
- 3
問題26 河川堤防の盛土施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- 築堤盛土の施工開始にあたっては,基礎地盤と盛土の一体性を確保するために地盤の表面を乱さないようにして盛土材料の締固めを行う。
- 築堤盛土の施工では,降雨による法面浸食防止のため適当な間隔で仮排水路を設けて降雨を流下させたり,降水の集中を防ぐため堤防横断方向に排水勾配を設ける。
- 築堤盛土の締固めは,堤防法線に直角に行うことが望ましく,締固めに際しては締固め幅が重複するように常に留意して施工する。
- 既設の堤防に腹付け盛土を行う場合は,新旧法面をなじませるため段切りを行い,一般的にその大きさは堤防締固め一層仕上り厚程度とすることが多い。
- 解答
- 2
問題27 河川護岸前面に設置する根固工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 根固工は,大きな流速の作用する場所に設置されるため,流体力に耐える重量で,護岸基礎前面に洗掘を生じさせない敷設量であること。
- 捨石工の施工は,土砂の吸出し防止のために表層に大きな石を用い,内側に栗石又は砂礫を目つぶしとして用いる。
- かご系の根固工は,屈撓性があり多孔質であるため,河床変動を抑制すると共に水際の多様化にも適している。
- 異形コンクリートブロックの乱積みの施工は,河床整正を行って積み上げるので,水深が深くなると施工は困難となる。
- 解答
- 4
問題28 河川堤防の開削工事に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 樋門・樋管を施工する場合は,取付け盛土等が容易に施工できるよう既設堤防の開削は大きくすることが望ましく,河川管理の観点からも同様である。
- 出水期を避けて非出水期間中に施工する時の仮締切り工の高さは,施工期間中の設計対象水位に余裕高さを加えた高さを確保する。
- 仮締切り工は,開削する堤防と同等の機能が要求されるものであり,天端高さ,堤体の強度の確保はもとより,法面や河床の洗掘対策を行うことが必要である。
- 樋門工事を行う場合の床付け面は,堤防開削による荷重の除去に伴って緩むことが多いので,乱さないで施工すると共に転圧によって締め固めることが望ましい。
- 解答
- 1
問題29 砂防堰堤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 基礎地盤は,安全性等から岩盤が原則であるが,計画上やむを得ず砂礫盤とする場合は,できる限り堰堤高を15m未満に抑えると共に,原則として均一な地層を選定しなければならない。
- 砂礫基礎上にコンクリートを打設する場合は,打設前に転石の泥を洗浄すると共に,漏水や湧水の処理を十分に行う必要がある。
- 砂防堰堤における間詰めは,一般に掘削部において行い,基礎掘削部が岩盤の場合は砂礫で間詰めを行う。
- 基礎の根入れは,一般に所定の強度が得られる地盤であっても,基礎の不均質性や風化の速度を考慮して,岩盤の場合は1m以上,砂礫盤の場合は2m以上行う。
- 解答
- 3
問題30 地すべり防止工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- アンカー工は,斜面から不動地盤にテンドン(鋼材等)を挿入し,基盤内に定着させた鋼材の引張強さを利用して斜面を安定化させる工法で,締付け効果を期待するものと引き止め効果を利用するものがある。
- アンカーの定着長は,地盤とグラウトとの間及びテンドン(鋼材等)とグラウトの間の付着長について比較を行い,それらのうち短いほうを採用する。
- 杭工は,杭をすべり面を貫いて不動土塊まで挿入することによって,移動土塊の滑動力に対して直接抵抗する工法で,杭の根入れ部となる基盤が弱く,地盤反力が期待できない場所に用いられる。
- 杭工に用いられる杭材は,鋼管杭,H型鋼杭,RC杭,PC杭等があり,杭の配列は地すべりの運動方向に対して概ね平行とし,杭の間隔は等間隔とする。
- 解答
- 1
問題31 急傾斜地崩壊防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 排水工は,斜面の安定を損なう可能性のある地表水,地下水の斜面への流入を防止することにより,斜面の安定性を高めることを目的に設けられる。
- 現場打ちコンクリート枠工は,切土法面の安定勾配が取れない場合等に用いられ,桁の構造は一般に無筋コンクリートが用いられる。
- 落石対策工のうち落石予防工は,斜面上の転石の除去等により落石の発生を未然に防ぐものであり,落石防護工は,落下してくる落石を斜面下部や中部で止めるものである。
- 待受式コンクリート擁壁工は,斜面下部より離して設置した擁壁で崩壊土砂を待ち受ける工法であり,一般に擁壁天端には落石防護柵(ストーンガード)を設置する。
- 解答
- 2
問題32 道路のアスファルト舗装における路床の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
- 問題
- 盛土路床は,使用する盛土材の性質をよく把握したうえで均一に敷き均し,過転圧による強度低下を招かないように十分に締め固めて仕上げる。
- 切土路床は,路床面下1m以内に木根,転石等といった路床の均一性を損なうものがあれば,これらをすべて取り除いてから仕上げる。
- 安定処理による構築路床は,必ず中央プラント方式で行い,現状路床土と安定材を均一に混合して,所定の締固め度を得られることが確認できれば全厚を1層で仕上げる。
- 置換え工法による路床は,原地盤を所定の深さまで掘削し,さらに掘削面以下の層をしっかりと掻きほぐしながら良質土を敷き均し,締め固めて仕上げる。
- 解答
- 1
問題33 道路のアスファルト舗装における上層路盤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 石灰安定処理路盤の施工で,安定処理材料を均一に敷き均した後,締め固めて仕上げるときは,最適含水比よりやや湿潤状態で締め固めると良い。
- 加熱アスファルト安定処理路盤の施工で,ブルドーザやモータグレーダ等,アスファルトフィニッシャ以外で敷き均す場合は,材料の分離に留意する。
- シックリフト工法による加熱アスファルト安定処理路盤の施工で,側方端部を拘束するものがない場合は,振動ローラ等の大型の締固め機械で締め固めると良い。
- セメント安定処理路盤の施工で,縦方向の施工継目を新しい材料で打ち継ぐ場合は,日時をおくと施工継目にひび割れを生じることがあるため,できるだけ早い時期に打ち継ぐことが望ましい。
- 解答
- 3
問題34 道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- タックコート面を保護し,乳剤による施工現場周辺の汚れを防止するために,運搬車両や舗設機械のタイヤに付着しにくい乳剤を使用する。
- 表層の縦継目の位置は,原則としてレーンマークの位置とはずらし,既設舗装の補修・拡幅の場合を除いて,下層の継目の上に上層の継目を重ねないようにする。
- 夏期や夜間作業等で作業時間に制約がある場合には,舗装冷却機械等による強制的な冷却による温度低下の方法や,中温化技術の適用等について検討する。
- ローラへの混合物の付着防止に軽油を使用すると,アスファルト混合物をカットバックする性質を持っているため,必要に応じて非石油系の付着防止剤を使用する。
- 解答
- 2
問題35 のアスファルト舗装における各種補修工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 問題
- 表面処理工法は,路面の老化やひび割れ,摩耗等が生じた場合や予防保全の観点から,既設舗装上に薄い封かん層を設ける工法で,舗装の表面を再生することで舗装の機能を回復・向上させる。
- 切削工法は応急的な処置であり,舗装表面に連続的あるいは断続的に凹凸が発生して平坦性が極端に悪くなった場合にその部分を機械によって削り取る工法で,早期に凹凸が再発する恐れがある。
- オーバーレイ工法は,既設舗装上にアスファルト混合物の層を重ねる工法で,わだち掘れが生じている路面に適用するときは,事前にシール材注入やリフレクションクラック対策を行う。
- 打換え工法は,既設舗装のアスファルト混合物層を全層及び路盤の一部,又は既設舗装すべてを打ち換える工法で,路盤や基層の転圧では縁部や隅角部の転圧が不十分になりやすい。
- 解答
- 3
問題が沢山あるので次のページに移らせていただきます。ので問題番号No.21〜No.54までの34問題のうちから10問題を選択し解答なので自分の得意な工種を見つけてください